惣菜や買ってきたものにもあんまり文句言うから
出汁と醤油しか使ってないふぬけたような煮物しかでないのに
それでも「甘い、砂糖が入っていて甘くて食べれん」なんていうんだ。
そのくせ饅頭やチョコレートとかは何も言わなくても置いていたらもくもく食べてるし。
「おかんがつくるとなんでも甘くするんだ」「おかんはすぐ焦がす」と文句言ってけなすくせに。
焼き魚がこげるのはそんなもんだ墨じゃないだけ食べられるわ、
だいたいあんだけ文句言ってたら砂糖なんかつけるか。
難癖言ってるのに自分が間違ってないと思ってるところがもう無理だ。
ご飯もたいして食べないくせに日に三度三食時間がきたら
ご飯が出てくると考えてることがいらつく。
年に何回かしか会わないけれどそれでもうんざりするぐらいなのに、
一緒に暮らすとなったら心を無にして他人だと思って暮らさないとだめなんだろうなあ。
今は一緒に住んでくれている母親が死んだら娘の私が面倒みるしかないのは
自分でも納得しているけれど、とにかう出されたものに文句言うんじゃねー。
調子が悪いのは体が低栄養になってるからだ、
あちこち病院行ってビタミン剤もらってたって食べなきゃ体に取り込めないんだよ、
そういっても、あの医者はきかんなんて出された薬も飲まずに調子が良くならんとか言って
結局ドクターショッピングしてるくせに。
ああ認知症になっても穏やかな親父もいるのになあ、
うちは絶対なんでも拒否しまくりのやっかいな親父がのこるんだろうな、
あんだけすきに言ってたらストレスないもんな。