キャンピングカーに搭載の発電機を修理
キャンピングカーに搭載されている発電機のスターターモーターが始動しない不具合が一年以上前から続いている。最初はスタータースイッチを数回入り切りすると掛かっていたが、ここ数ヶ月は何度入り切りをしても掛からなかったり、一発で掛かったりと、不安定な状態が続いているおり、今回、原因も、ある程度想定で来たので修理をしてみた。
エンジン発電機や自動車を始動する時は、最初にモーターでエンジンを動かしやる必要があり、エンジンが始動するとモーターは停止する。古い車ではモーターの代わりに人力でエンジンを始動させていた事もあった。小型のエンジン発電機では、まだ人力始動が主流である。
キャンピングカーに搭載している発電機は、YAMAHA製EF-2800ISEをベースに車輛フレームに吊り下げて、車内からエンジン始動が出来るように改造された発電機です。
一般的にスターターモーターが始動しない故障原因では、①バッテリーの劣化②モーター本体の不良が大半でだが、稀に③電気系統の故障もある。
①については、キャビン用のバッテリーから供給しているため異常は無い。
②については、正常に始動する時もあり、異音などの異常も無いため考え憎い
③については、ガソリン供給用電磁弁は動作している。異常時にスターターモーター駆動用始動リレーをショートするとスターターモーターは始動する。
以上の状況から、スターターモーター駆動用始動リレーの劣化と判断して交換をする事にした。
発電機のカバーを開けると目の前にある。
YAMAHA製EF-2800EFIで純正のパーツNo.を検索したところ、楽天市場に該当純正部品があったので購入する。価格は7,189円(送料込み)
取替えは簡単で、コネクターを外して、入出力の電線をショートをさせないよに注意をして外してから、本体を固定用金具から取り外す。
取替え後に何回か発電機の始動を行ったが、今のところは一発始動が出来ている。しばらくは様子を見たいと思います。
私が乗るマックレー製キャンピングカーは、一部を除き発電機の搭載が標準となっている。最近では、リチュームイオンバッテリーやソーラー発電の性能向上により、発電機を搭載しなくても大容量の電力を供給しているキャンピングカーも増えているが、価格面や天候面から絶対的とは言えず、現段階で発電機は不必要性とは言えない。
発電機を搭載するキャンパーさんの参考になればと思います。