2017年12月17日日曜日

バイエルをやることにした→手元を見ないで弾く練習 ♪

少し前から、ピアノの上達のためには「手元を見ないで弾く」練習が欠かせないということを(やっと?)認識して、その練習方法を模索している。

簡単な曲の初見で練習してみたり、練習中の曲(シューベルトのソナタ)を使ったり、ハノンを試したり…とやってみたが、どうもしっくりこない。で、読者からのコメントで勧められたこともあり「バイエル」を試してみることにした。



ところが、我が家には「バイエル」が一冊もないことに気が付いた。いまさら買うのも…ということで、いつもお世話になっている図書館のサイトで検索してみたら、何冊かあった。

全音の『標準バイエルピアノ教則本』というのがいいかなと見ていたら、同じく全音から出ている『全訳バイエルピアノ教則本』というのがある。

何が違うのか調べてみたら全音のサイトにこんな記事(↓)があった。

✏️「標準バイエル」と「全訳バイエル」はどうちがう!?

●『標準バイエル』
日本で古くから最も多くの人に使われているものです。進度に合わせた併用曲を24曲収載しています。

●『全訳バイエル』
『標準バイエル』は解説を省略したり、文章を変更したりしている箇所がありますが、この『全訳バイエル』では、原書に忠実に翻訳しています。「全訳=全部訳した」という意味です。日・英・独の3カ国語を掲載。

「原書に忠実に翻訳」と「日・英・独の3カ国語」というのを見て『全訳バイエルピアノ教則本』の方(↓)を借りることにした。(表紙は一見するとほとんど変わらない…)



ちなみに、全音からは『指づかいつき バイエルピアノ教則本』とか『最新バイエルピアノ教則本』とか色々あって紛らわしいことこの上ない…(^^;)。


もう一つちなみに…、図書館に『おとなのためのバイエル教本 (実用的なバイエル習得法)』(↓)というのがあったので、ついでに借りてみた。



こちらは、いろんな調(♯、♭3つまで)があって、それぞれのコード進行とか伴奏方法も載っている。曲もポピュラーソングなどもあって「大人」(一般的な?)が楽しめるようになっているらしい。

私の場合、一般的な「大人」じゃない?ので、この本は私には向いてないようだ。


で、とりあえず始めてみたのだが、最初の方はやはり物足りないので、初見で手元を見ないで弾くこと以外に、いくつかの練習を兼ねようと思っている。こんな感じ(↓)で…。

①ノーミスで止まらないで弾くこと
②フレージングをきちんと
③きれいな音で(脱力とか…)
④左右の音量のバランス練習

まぁ、いずれも「当たり前でしょ!」と言われそうなことばかりだが、私にとってはけっこう大変なことなのだ、とくに①は…(^^;)。

④は、左右のバランスというよりも左手のコントロール(音量・タッチなど)の問題になると思われる。いま練習しているシューベルトでも苦労している部分なので、バイエルでその辺りも練習しようというわけだ。

始めてから数日経つが、50番くらいまで終わった。そろそろ「①ノーミスで止まらないで弾くこと」が怪しくなって来ている。①ができなければ先へ進まないことにしているので、ここから先は進み方が遅くなるかもしれない。

一応、図書館の貸出期限の2週間で終わらせるつもりだったが、どうなることやら。まぁ、最後は「貸出期間延長」という手もあるのだが…(^^;)。



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