初めに
準備するもの
Oracle VM
ざっくり言うと、1台のコンピューター(ホストOS)上で複数のOS(ゲストOS)を動作させるやつ。
oracleVMの他にはVMwareとかがある。
たぶんみんなにとってこっちの方が聞き覚えあるかも
入れたい Linux の isoファイル
今回は MIRACLE LINUX 9 を入れるので、
この URL からMIRACLE LINUX9 をダウンロードしよう。
約 7.7GB とかなり大きいが。
MIRACLE LINUX ダウンロード — MIRACLE LINUX サポート&テクノロジー | サイバートラスト株式会社
その後、ダウンロードした isoファイルを VirtualBox VMsフォルダの中に格納する
例
C:\Users\XXXXXX\.VirtualBox 配下に MIRACLELINUX-9.0-rtm-x86_64.iso
なぜこの作業やるかは後で話す。
立ち上げる
OracleVMのVirtualBoxを立ち上げる。
新規 をクリック。恐らくこのウィンドウが出てくるだろう。
名前を入力しないと次に進めないので名前を設定
複数OSを稼働させるような作業をしていると、
どの仮想マシンなのかがわからず混乱する可能性があるので、
自分の中で命名規則を決めておこう。
例えばこんな感じ。
- 常守さんのテスト環境の MIRACLE LINUX9.0 の場合、
ml90-tsunemori-test
- 狡噛さんの本番環境のRHEL(Red Hat Enterprise Linux) 8.6 の場合、
rh86-kougami-pe
- 宜野座さんの踏み台用の CentOS7 の場合、
centos7-ginoza-jh
pe...Production Environment
jh....Jump Host
次にISOイメージのところに先ほど格納した、
MIRACLELINUX-9.0-rtm-x86_64.iso を選択。
選択すると自動的にタイプとバージョンが入力されるので「次へ」。
次はユーザの作成。デフォルトはvboxuser、パスワード chageme。
もちろん好きに変えて大丈夫。
追加オプションはさっきの命名規則がそのまま入るのだが、
長いので名前の最初と最後を抜きにして tsunemori みたいにしよう。
次はコンピュータの構成の設定だ。
メモリは 2GiB 以上推奨なので、デフォルトで2048 MBが設定されているが、
チョイ多めに3 GiB にした。んでCPUは1個。
ハードディスクも多めに30GBに設定した。
最後に完了で終わり。自動的にVMが起動する。
ここのハードウェアと仮想ハードディスクの設定は
不安だったらml9のインストレーションガイドを参考にしよう。
MIRACLE LINUX 9 インストレーションガイド — MIRACLE LINUX サポート&テクノロジー | サイバートラスト株式会社
起動してみる
するとインストール画面が出てきた。
クリックするとマウスが仮想マシンのものになってしまうから、
その時はCtrl+Alt+Deleteキーでキャンセルでマウスを戻せる。
日本語を選択し、インストール先は自動パーティションのままやる(面倒なので)。
そして、ソフトウェアの選択は最小限のインストールを選択だ。
GUIは甘え。
その後スクロールして、
rootパスワードの設定とユーザの作成をしよう。
設定したら、インストールの開始。20GiBちょいだと大体5分くらいかかかる。
んで、できた。とりあえずは立ち上げた。
rootにパスワードを入れて、
[root@localhost]#~~~
ってなったら今日は立ち上げだけで切り上げます
終わりに
今回はとりあえず立ち上げただけ。
さてこっからはインフラエンジニアの基礎となる
Webサーバを立ち上げたり、メールサーバ、時刻合わせまでは
コマンドのみでやっていこう。
理由は次回の冒頭にでも述べておこうか。