京子「あかりだけ写真に写ってないや」研「ジュラル星人だ!」
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:12:40.33 ID:Byx9Zjqw0
※ 警 告 ※
この話はかわいそうなお友達によるチャー研×ゆるゆりの気でも狂ったんじゃないか!?コラボです。
「チャー研?なにそれ」って人や「基地が五つ」を「キチガイつつ」と聞き間違えたりしない普通の人はお許しください!
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:13:28.32 ID:Byx9Zjqw0
(♪日常のテーマ)
影の薄い少女(←タイトル)
(車に乗る研)
研「今日は休日、遠くまでドライブしに来たぞ」
研「キャロンもバリカンもいないことだし、思いっきり遊ぼう!」
研「ン? あれは…」
あかり「うぅ、みんなどこ行ったの…」シクシク
研「君、どうしたんだい?」
あかり「え…あの、友達とはぐれちゃったんです…」
研「そっか…よし、僕が探してあげるよ!」
あかり「でも、知らない人には着いていっちゃ駄目だから…」
研「いいからいいから。さ、車に乗って」
あかり「は、はい」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:14:34.31 ID:j5vJOFUE0
パパっていつも車で何か轢くよな
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:14:35.02 ID:Byx9Zjqw0
(クレープ屋の前)
京子「ちなつちゃーん! クレープ一口食べさせて!」
ちなつ「嫌です」
京子「なんで!?」
結衣「いや、同じやつ注文したからだろ…」
京子「だって…ちなつちゃんと同じがよかったんだもん…」
ちなつ「違ったとしても京子先輩には食べさせたくありません」
京子「ひどっ!」
ちなつ「結衣先輩なら食べてもいいです! ついでに私も…きゃっ」
結衣「いや、『きゃっ』じゃなくて」
京子「いいもん! 結衣の貰うから!」バッ
結衣「ちょっ、おい京子、落ち着け!」
ちなつ「だったら私も結衣先輩のをっ!」
結衣「ちょ、ちょっと待て、ちなつちゃんまで!」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:15:14.34 ID:GSSATLMl0
よくもこんなキチガイスレッドを!
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:15:59.99 ID:+gVMQmuDO
お許しください!
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:16:15.10 ID:Byx9Zjqw0
ギャーギャー
あかり「あっ、あれです!」
研「うん、わかった」キキーッ
あかり「みんな!」
京子「ん? あれ、あかりじゃん。何やってんの?」
あかり「京子ちゃん達があかりを置いてったんだよぉ!」
京子「何を言っているあかり、あかりは画面の中に入らなかっただけでさっきから近くに…」
あかり「いなかったよ!」
ちなつ「そうだっけ? あかりちゃんがいなくなってたことに気づかなかった」
あかり「ひどい!?」
結衣「ご、ごめんあかり…気づかなくて…」
あかり「結衣ちゃんまで…うぅ…」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:18:10.41 ID:ZINAd27R0
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:18:46.57 ID:Byx9Zjqw0
研「よかったね、君」
京子「ん? あんた誰?」
結衣「おい京子、失礼だろ…」
研「いえ、大丈夫ですよ。僕は泉研って言います」
京子「へぇ、研さんか」
あかり「えっ、泉研って…あの!?」
研「え、君…僕を知っているの?」
あかり「はい! まさか研さんだったなんて…」
ちなつ「え、誰? 先輩、知ってます?」
結衣「いや…」
京子「知らんな」
あかり「ええっ、みんな知らないの!?」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:20:11.72 ID:Byx9Zjqw0
あかり「研さんはチャージマン研としてジュラル星人をやっつけてる人だよ!」
結衣(あかりが変なことを言いだした…)
研「ジュラル星人ってのは地球侵略を目論む悪の宇宙人なんだ」
京子「まぁ、それは知ってるけど…」
結衣「なんで知ってるんだよ」
ちなつ「わ、私どっちも知りません…」
結衣「多分、それが普通だから。私も知らない」
京子「結衣。普通って言うのは相対的なものであり単なる多数派の意見に過ぎないわけで」
結衣「あーもううるさい!」
あかり「私、研さんに会えるなんて夢みたいです!」
研「エヘ、エヘヘ、そんなー」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:22:10.92 ID:Byx9Zjqw0
あかり「何にしても、みんな置いてくなんてひどいよぉ!」
ちなつ「ごめんごめん」
京子「でも、勝手にはぐれるあかりだって悪いんじゃないか?」
あかり「ええ…? そうかもしれないけど…」
結衣「まぁまぁ。じゃあ行こうか」
研「それじゃ、僕はこれで」
あかり「あっ、ちょっと待ってください!」
研「え?」
あかり「何かお礼がしたいので、私達の学校に来てくれませんか?」
研「いいのかい?」
京子「まぁ、いいんじゃない? 綾乃とかが何か言ってきてもごまかしておくさ」
研「じゃ、お言葉に甘えさせてもらおうかな」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:24:10.62 ID:Byx9Zjqw0
研「えーと…」
あかり「あっ、私は赤座あかりです」
結衣「船見結衣」
ちなつ「吉川ちなつです」
京子「歳納京子だ!」
研「あかりちゃんに、結衣さんに、ちなつちゃんに、京子さんだね」
京子「私のことは京子様とお呼び」
結衣「こら、調子に乗るな」
京子「すみません…」
研「アハハハハハ」
京子(………)イラッ☆
結衣「い、行こうみんな!」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:26:10.77 ID:Byx9Zjqw0
結衣「でも、おかしいな…」
ちなつ「何がですか?」
京子「さっきの占いで私とちなつちゃんの相性が最悪だったことか」
結衣「違う!」
ちなつ「そうですよ、私は結衣先輩と結ばれる運命なんですからそれで当たり前です」
結衣「そうじゃない! いくらなんでも、私達が途中であかりがいなくなったことに気づかないなんて…」
ちなつ「私は結衣先輩しか見ていないので、あかりちゃんがいなくなっても気づかないかもしれません」
京子「うんうん。あかり影薄いし、普通に忘れてたよ」
結衣「お前ら…」
ちなつ「じょ、冗談ですよ! 結衣先輩しか見ていないというのは本当ですけど」
京子「まぁなんだ、普通に帰って来てるしオッケーってことで」
結衣「まぁ…そうだな…」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:28:11.83 ID:Byx9Zjqw0
京子「それより…だ」チラッ
あかり「研さんって地球を守ってるんですよね! 憧れちゃうなぁ…」
研「まぁね、エヘヘヘ…」テレテレ
ちなつ「…なんかいい雰囲気になってますね」
結衣「そうか?」
京子「あんなどこの馬の骨か知れん奴に娘はやれん!」
結衣「いなくなったこと忘れてたくせに」
京子「ぐふっ」
ちなつ「なんだか、完全に二人の世界ですね…」
京子「こういう形で出番を増やそうとしてくるとは…あかり、恐ろしい子!」
結衣「いや、違うだろ」
ちなつ「出番大して増えてませんしね」
京子「ゲストさえ巻き込んで空気にしてしまうとは…あかり、恐ろしい子!」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:30:15.77 ID:Byx9Zjqw0
あかり「あっ、着きました!」
研「ここかい?」
京子「あれ、中学校ってこんなところにあったっけ?」
あかり「ここだよぉ」
結衣「まぁ、どう見ても七森中だよな…」
ちなつ「ですよね」
研「へぇ、七森中か…お邪魔します」
あかり「さぁ、こっちです。茶道部の部室が私達のごらく部です!」
京子「なんだ、今日のあかりはやけに仕切りたがるな」
あかり「あ、あかりはいつも通りだよぉ」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:32:10.58 ID:Byx9Zjqw0
結衣「うーん…やっぱり、いつもの部室だよな」
京子「いやぁ、落ち着くなぁ」
研「さっきから男の子が見えないけど、ここには女の子しかいないのかい?」
ちなつ「そりゃ、女子校ですし」
結衣「…なぁ、今更だけどここに男の人がいるのはまずいんじゃ?」
研「アッ!」
京子「どうだ、先生に知らせてやろうか?」
ちなつ「はい、あかりちゃんが悪いと思います」
あかり「私!?」
京子「よし、何か言われてもあかりを生贄にすれば大丈夫だな!」
あかり「そ、そんな…ひどいよぉ…」シクシク
研「大丈夫だよ、僕が一緒に謝ってあげるから」
結衣「連れてきておいてなんだけど、元々研さんの問題じゃ…」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:34:10.55 ID:Byx9Zjqw0
結衣「そう言えば、研さんはジュラル星人と戦っているって言ってたよな。そのジュラル星人ってのは何なんだ?」
京子「聞いたなこいつ!」
結衣「別にいいだろ…」
研「ジュラル星人は感情がないんだ」
ちなつ「な、なんか不気味ですねそういうの…」
京子「でも部下がしくじったり感情を取り戻したときは怒る」
ちなつ「どっちなんですか!?」
研「とにかく、ジュラル星人は地球を自分のものにしようとしているんだよ」
結衣「何がとにかくなのかは知らないけど…そうなのか」
あかり「研さんはそれを阻止すべく戦っているんですよね!」
研「エヘヘ~まぁね、エヘ、エヘヘヘ」
京子(あかりのおだて方が不自然すぎる…)
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:36:10.62 ID:Byx9Zjqw0
京子「ところでちなつさんや、お茶はまだかね」
結衣「おい京子…」
ちなつ「あ、はい。今淹れますね」
研「お茶? そう言えば、ここは茶道部の部室って言ってたね」
結衣「ああ。廃部になってるから、勝手に使わせてもらってるんだ」
京子「ちなつちゃんが淹れるお茶は最高だぜ!」
ちなつ(あれ、ポットに水入ってない…)
ちなつ「調理室に行ってお湯湧かしてきます」
結衣「ちなつちゃん、わざわざそこまでしなくても…」
ちなつ「いえ、お客さんもいるので」
研「ごめんね~」
京子「僕のパパが君を車で轢いちゃって」
結衣「さっきから何言ってんだ京子…?」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:38:10.28 ID:Byx9Zjqw0
(♪舌打ちのテーマ)
ちなつ(えーと、調理室はっと…)
綾乃「~~」
千歳「~~~」
ちなつ(あ、杉浦先輩と池田先輩だ。何話してるんだろ)
綾乃「今、チャージマン研はごらく部の部室にいるようね」
千歳「A-13号は上手くやってくれたようやな」
ちなつ(チャージマン研…研さんのこと? それに、A-13号って…?)
綾乃「A-13号を赤座あかりに化けさせ、研をこの本物と同じように作った偽の七森中に引き込むこの作戦は成功のようね」
ちなつ(な、なんですって…!? この七森中も、あのあかりちゃんも…偽物…?)
偽千歳「飛んで火に入る夏の虫、あとはあの3人共々始末するだけやね~」
偽綾乃「いえ、始末するのは研だけでいいわ。あの3人には魔王様の世話をさせましょう」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:40:10.50 ID:Byx9Zjqw0
ちなつ(あのあかりちゃんが偽物…だとすると、京子先輩…はどうでもいいけど)
ちなつ(結衣先輩が危ない!)
ちなつ(あ、でも私がピンチになった時に結衣先輩が颯爽と助けてくれるってのもいいかも)グヘヘ
偽綾乃「そこにいるのは誰!?」
ちなつ「!」ダッ
ちなつ(気づかれた!)
ちなつ(妄想してる場合じゃない、早くみんなに知らせないと…!)
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:42:10.49 ID:Byx9Zjqw0
結衣「ちなつちゃん遅いな」
研「そうだね、どうしたんだろう」
京子「きっとまた拗ねてるのよ」
あかり「お湯はそんなすぐには湧かないよぉ」
研「でも、ここまで遅いとなると…まさか、ジュラル星人に!?」
結衣「そんなに危険な奴らなのか? 世界征服も企んでるらしいし…」
研「ええ。あいつらは危険です。それに傍目からは人間と見分けがつかない」
結衣「なんだって? じゃあ、知らずに危険が迫ってるってこともあるのか…?」
京子「大丈夫、ジュラル星人はカメラとか鏡に映らないんだ!」
あかり「」ビクッ
結衣「だからなんで知ってるんだよ」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:44:10.52 ID:Byx9Zjqw0
京子「カメラで思ったんだけどさ、記念撮影しようぜ!」
結衣「いきなりだな…」
研「僕はいいですよ」
あかり「あ、あかりは…いいかな…」
京子「えー、なんだよー? まさか、ジュラル星人とか?」
あかり「」タラタラ
研「ジュラル星人!?」
結衣「そんなわけないだろ…」
あかり「そ、そうだよ京子ちゃん。あかりはあかりだよぉ。ちなつちゃんもまだ戻ってきてないし…」
京子「ちなつちゃんは後で私とツーショットだからいいのだ! はい、チーズ!」カシャ
あかり「!!」
京子「あれ? あかりだけ写ってないや」
研「アッ!」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:46:10.43 ID:Byx9Zjqw0
(♪精神病院あるいはこんなところのテーマ)
研(カメラに写ってない…つまり…)
研「ジュラル星人だ!」
結衣「どう見てもあかりじゃないか」
研「違うんです、ジュラル星人がそのあかりって子に化けてるんだ!」
京子「説明しよう、ジュラル星人には変身能力があるのだ」
結衣「おいおい京子まで。まったく、カメラに写らないだなんてそんなことあるわけ…」
あかり「や、やめてよ結衣ちゃん…」
結衣「え…これは…本当に写ってない!?」
あかり「くっ…」
京子「いくらあかりの影が薄いと言っても全く写らないなんてことはないはずだ! 多分」
結衣「変身能力…さっき言ってた人間と見分けがつかないってのはそういうことか…」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:48:10.25 ID:Byx9Zjqw0
ちなつ「結衣先輩! 京子先輩! そこにいるあかりちゃんは偽物です!」
京子「ちなつちゃん!?」
ちなつ「私、聞いたんです…研さんをはめるために偽物のあかりちゃんを使って、ここにおびき寄せたって…」
あかり「な、何のことかな…?」
ちなつ「とぼけないで! 生徒会のみんなも、この七森中も全部本物と同じように作った偽物だって知ってるんだから!」
研「正体を現せ、ジュラル星人!」
ジュラル(あかり)「くそー、バレてしまっては仕方ない!」ビューン
研「正体を現したな、ジュラル星人!」
結衣「ほ、本当にジュラル星人だった…」
京子「あかりがジュラル星人だったなんて…」
結衣「違うだろ! 本物のあかりはどこだ!」
ジュラル「ふん、あの娘は誘拐して魔王様の世話をさせているさ」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:50:10.57 ID:Byx9Zjqw0
研「卑劣なジュラル星人め…僕が許さないぞ!」
ジュラル「フフフ…」カチッ
フッ
(♪キチレコのテーマ)
研「アッ!」
結衣「明かりが消えた!?」
ジュラル「こんなこともあろうかと、スイッチ一つでごらく部の部室に光が差し込まぬよう細工しておいたのさ」
ちなつ「結衣先輩、真っ暗で怖いです!」ダキッ
京子「おうよしよし、ちなつちゃんは私が守るぜ!」ギュッ
ちなつ「チッ…結衣先輩ー!!」バッ
京子「ちなつちゃん!?」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:52:10.96 ID:Byx9Zjqw0
結衣「ち、ちなつちゃん、今はそんなことしてる場合じゃなくて…」
研「そうだ、早く電気をつけないと…」
ジュラル「無駄だ、このスイッチを押せば最後、この部室に電気は供給されないようになっている」
京子「私の部室になんてことしてんのさ!」
結衣「本物の部室じゃないし、正式にはお前のものじゃないだろ」
研「ジュラル星人、卑怯者!」
ジュラル「フッフッフ、光がなくてはチャージマン研も変装できまい」
研「くっそー…」
京子「説明しよう! チャージマン研は光が少しもなければ変装できないのだ!」
結衣「なんでさっきから説明役なんだよ!」
ちなつ「と言うか京子先輩、研さんのことは知らなかったはずじゃ…」
京子「気にするな!」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:54:10.65 ID:Byx9Zjqw0
研「光が、光があれば…!」
結衣「光…そうだ、あれなら!」ダッ
ちなつ「あっ、結衣先輩!?」
ジュラル「貴様、何をする気だ!? ちっ、暗くて見えん!」
結衣「本物と同じように作っているのなら…あった! 研さん、これは!?」
京子「なんだそれ!?」
結衣「京子が部室に置きっぱなしにしてた懐中電灯!」ピカッ
研「…よし!」
ジュラル「しまった!」
研「チャージ…ゴー!!」
(♪チャージマン研のテーマ)
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:55:03.87 ID:GSSATLMl0
スーパー虐殺タイムwktk
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:56:22.73 ID:Byx9Zjqw0
研「えいっ!」
(蹴り)
ジュラル「ぐあっ!」
ジュラル「やったな研、これでも食らえ!」ビーム
研「アッ!」
(転がって避ける研)
ジュラル「くそー…ちょこまかと…」
研「ジュラル星人、覚悟!」
ジュラル「こうなったら…お前、こっちに来い!」グイッ
京子「うわっ!?」
(ジュラルの手に捕まる京子)
研「アッ!」
結衣「京子!」
ちなつ「京子先輩!」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:58:10.38 ID:Byx9Zjqw0
ジュラル「チャージマン研、動くな! こいつがどうなってもいいのか!」
京子「わー! 高くて怖ぇ!? でもちょっと面白いんだけど何これ!?」
ちなつ「結構余裕ありますね…」
研「駄目だ、これじゃ手が出せない…!」
ジュラル「ふふふ…よぉし、動くな…こいつも連れ帰って魔王様の家来に…」
結衣「ジュラル星人め、京子を放せ!」バキッ
ジュラル「ぐあっ!?」ポロッ
京子「しめた!」バッ
ちなつ「結衣先輩、格好いいです!」
京子「うわーん、結衣ー!! ところでそれ何?」
結衣「え? ああ、この前のバールのようなものを…」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:00:10.21 ID:Byx9Zjqw0
ジュラル「おのれ、人類ごときが我々に…」
研「今だ! アルファガン!」ビーッ
ジュラル「ぎゃあーっ!!」
(ジュラル星人消滅)
研「よし…」
ちなつ「しゅ、瞬殺…」
結衣「見ていて気持ちいいな」
京子「ゆ、結衣さん?」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:02:10.73 ID:Byx9Zjqw0
偽綾乃「歳納京子! 部室で何やってるのよ騒がしい、罰金バカっちょ金魚よ!」
京子「綾乃、それに千歳も!?」
ちなつ「違います、あの二人も偽物ですよ!」
偽千歳「綾乃ちゃんあかんわ~、A-13号がやられとる。もう完全にバレバレみたいやで」
研「お前らもジュラル星人か!」
ジュラルA(偽綾乃)「くそー、おのれチャージマン研!」ビコーン
ジュラルB(偽千歳)「うがーっ」ビューン
研「やーっ!」ビーッ
ジュラルA・B「うぎゃああああああ」
(消滅)
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:04:10.69 ID:Byx9Zjqw0
研「よし! こんな学校、一気に壊してやる! 来い、スカイロッド!」
(スカイロッドに乗り込む研達)
京子「うわ、上空から見ると学校にいるみんなジュラル星人じゃないか!」
結衣「本当に、偽物の七森中を一から作ってたんだな…」
ちなつ「手の込んだことをしますね…」
(偽七森中からジュラルドームが複数出現)
ジュラル「おのれ、地球のあちこちに七森中を建設して人類を百合に目覚めさせ、子孫を増やせなくする我々の計画が…」
研「やっぱりそうか、僕が相手だ!」
ジュラル「うるさい、こしゃくな研め!」ビビビビビビ
(回避)
研「今度はこっちの番だ、食らえ!」ビーッ
ジュラル「ギャァーッ!!」
(爆発)
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:06:10.87 ID:Byx9Zjqw0
京子「終わったか…」
研「いや、まだだ。あちこちに建設してるってことは…」
ちなつ「まだ、偽物の七森中はたくさんある…」
研「そういうこと!」
結衣「あっ、あそこにあるのも偽物じゃ!」
研「やーっ!」ビーッ
(炎上し、爆発する偽七森中)
ちなつ「こっちにも!」
研「はーっ!」ビビーッ
(炎上)
京子「あれも!」
研「てりゃーっ!」ビビビーッ
(爆発)
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:08:10.45 ID:Byx9Zjqw0
(♪尺余りのテーマ)
研「………ってことがあったんだよ」
キャロン「流石お兄ちゃんね!」
研「それで今度、本当の七森中に遊びに行くことになったんだ」
バリカン「女子校かぁ…俺っちも行きたいな~」
研「バリカンが? 行ってどうするんだよ」
バリカン「それは…ウヒョヒョ…」
キャロン「まぁ、バリカンったら」
研「あは、あはははは」
バリカン「ウフフフフフ…」
キャロン「ふふふふ…」
あははははは、ふふふふ、うふふふふふ…
おわり
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:11:00.42 ID:GSSATLMl0
乙
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:12:10.80 ID:Byx9Zjqw0
(♪ボルガ博士死のテーマ)
あかり「うう、終わっちゃったよぉ…みんなあかりのこと忘れてるのかな…」
魔王「あかりよ、お前は雑用にしてはよく働くな」
あかり「え? あ、ありがとうございます…」
魔王「よし、君も今日から我々ジュラル星人の仲間だ! 歓迎するぞ!」
あかり「ええっ!? そんなのやだよぉ! 誰か助けて…」シクシク
バンッ!!
魔王「何者だ!?」
あかね「あかりを…妹を…返してもらうわ」
あかり「お、お姉ちゃぁん!?」
魔王「ふん…わがジュラル星人の本拠地に乗り込んでくるとは大した者だ。しかし、飛んで火に入る夏の虫よ」
あかね「アルファガン!」ビーッ
魔王「アッー!!」
今度こそおわり
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:13:56.02 ID:Oci3d40M0
ぶっ飛んでて良かった
おつ
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:16:10.53 ID:Byx9Zjqw0
ちなつ「ふぅ…大変な目に遭いましたね」
結衣「そうだな、あの後研さんもとっとと行っちゃうし」
京子「いやぁ、でもあかりも帰ってきたしめでたしめでたしだろう」
結衣「お前、あかりのこと完全に忘れてただろ」
京子「うるさい、結衣だって忘れてたくせに!」
結衣「わ、私は…色々あったからちょっと頭の整理ができてなかっただけだ!」
あかり「二人とも、あかりのことで喧嘩しないでよぉ」ニコニコ
ちなつ「この台詞一度言ってみたかったんだよね~と笑みを隠せないあかりちゃんであった」
あかり「ち、違うよ!?」
京子「でも、帰ってきたあかりも本当はジュラル星人だったりして」
あかり「それも違うよぉ!!」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:18:10.46 ID:Byx9Zjqw0
綾乃「歳納京子! あなたまたアンケート提出してないわね!」
京子「綾乃…ま、まさかジュラル星人!?」
綾乃「は?」
結衣「えーと…カメラに写るから本物だな」
京子「綾乃ーっ!」ダキッ
綾乃「ちょっ…!? と、歳納京子!?」カァァァァ
千歳「」ブハッ
京子「ああ…本物の綾乃だ…」スリスリ
綾乃「な…ななななななななな」シュウウウゥゥゥ…
結衣「お、おい京子! それくらいにしとけ! 千歳が死にそうだ!」
千歳「我が生涯に一片の悔いなし! …や」ガクッ
結衣「ち…」
結衣「千歳ーっ!!」
今度こそ本当におわり
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:28:38.38 ID:R/rImZQY0
乙
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3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:13:28.32 ID:Byx9Zjqw0
(♪日常のテーマ)
影の薄い少女(←タイトル)
(車に乗る研)
研「今日は休日、遠くまでドライブしに来たぞ」
研「キャロンもバリカンもいないことだし、思いっきり遊ぼう!」
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研「君、どうしたんだい?」
あかり「え…あの、友達とはぐれちゃったんです…」
研「そっか…よし、僕が探してあげるよ!」
あかり「でも、知らない人には着いていっちゃ駄目だから…」
研「いいからいいから。さ、車に乗って」
あかり「は、はい」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:14:34.31 ID:j5vJOFUE0
パパっていつも車で何か轢くよな
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:14:35.02 ID:Byx9Zjqw0
(クレープ屋の前)
京子「ちなつちゃーん! クレープ一口食べさせて!」
ちなつ「嫌です」
京子「なんで!?」
結衣「いや、同じやつ注文したからだろ…」
京子「だって…ちなつちゃんと同じがよかったんだもん…」
ちなつ「違ったとしても京子先輩には食べさせたくありません」
京子「ひどっ!」
ちなつ「結衣先輩なら食べてもいいです! ついでに私も…きゃっ」
結衣「いや、『きゃっ』じゃなくて」
京子「いいもん! 結衣の貰うから!」バッ
結衣「ちょっ、おい京子、落ち着け!」
ちなつ「だったら私も結衣先輩のをっ!」
結衣「ちょ、ちょっと待て、ちなつちゃんまで!」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:15:14.34 ID:GSSATLMl0
よくもこんなキチガイスレッドを!
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:15:59.99 ID:+gVMQmuDO
お許しください!
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:16:15.10 ID:Byx9Zjqw0
ギャーギャー
あかり「あっ、あれです!」
研「うん、わかった」キキーッ
あかり「みんな!」
京子「ん? あれ、あかりじゃん。何やってんの?」
あかり「京子ちゃん達があかりを置いてったんだよぉ!」
京子「何を言っているあかり、あかりは画面の中に入らなかっただけでさっきから近くに…」
あかり「いなかったよ!」
ちなつ「そうだっけ? あかりちゃんがいなくなってたことに気づかなかった」
あかり「ひどい!?」
結衣「ご、ごめんあかり…気づかなくて…」
あかり「結衣ちゃんまで…うぅ…」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:18:10.41 ID:ZINAd27R0
⌒ヽ
‐<}ァ=:ー―- ..,,_
-=/: ヘ : /ヘ: \〃⌒ヽ
〃}}7: : '⌒ : : : ⌒ : : :マ: :}}: :}
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. 〈 圦从x=ミ∨ x==ミ |: :.| : | えへへ
\ |i ハ 、、 、、 j: :リ: リ
〈八 : :ゝ _ ー_' イ厶イ/
`く\|Ⅵ::::下 _У::\´
. ヽ|/ \_{:::ア::::::_/}
{ 屯  ̄/ |
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} //小. {二二}
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10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:18:46.57 ID:Byx9Zjqw0
研「よかったね、君」
京子「ん? あんた誰?」
結衣「おい京子、失礼だろ…」
研「いえ、大丈夫ですよ。僕は泉研って言います」
京子「へぇ、研さんか」
あかり「えっ、泉研って…あの!?」
研「え、君…僕を知っているの?」
あかり「はい! まさか研さんだったなんて…」
ちなつ「え、誰? 先輩、知ってます?」
結衣「いや…」
京子「知らんな」
あかり「ええっ、みんな知らないの!?」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:20:11.72 ID:Byx9Zjqw0
あかり「研さんはチャージマン研としてジュラル星人をやっつけてる人だよ!」
結衣(あかりが変なことを言いだした…)
研「ジュラル星人ってのは地球侵略を目論む悪の宇宙人なんだ」
京子「まぁ、それは知ってるけど…」
結衣「なんで知ってるんだよ」
ちなつ「わ、私どっちも知りません…」
結衣「多分、それが普通だから。私も知らない」
京子「結衣。普通って言うのは相対的なものであり単なる多数派の意見に過ぎないわけで」
結衣「あーもううるさい!」
あかり「私、研さんに会えるなんて夢みたいです!」
研「エヘ、エヘヘ、そんなー」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:22:10.92 ID:Byx9Zjqw0
あかり「何にしても、みんな置いてくなんてひどいよぉ!」
ちなつ「ごめんごめん」
京子「でも、勝手にはぐれるあかりだって悪いんじゃないか?」
あかり「ええ…? そうかもしれないけど…」
結衣「まぁまぁ。じゃあ行こうか」
研「それじゃ、僕はこれで」
あかり「あっ、ちょっと待ってください!」
研「え?」
あかり「何かお礼がしたいので、私達の学校に来てくれませんか?」
研「いいのかい?」
京子「まぁ、いいんじゃない? 綾乃とかが何か言ってきてもごまかしておくさ」
研「じゃ、お言葉に甘えさせてもらおうかな」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:24:10.62 ID:Byx9Zjqw0
研「えーと…」
あかり「あっ、私は赤座あかりです」
結衣「船見結衣」
ちなつ「吉川ちなつです」
京子「歳納京子だ!」
研「あかりちゃんに、結衣さんに、ちなつちゃんに、京子さんだね」
京子「私のことは京子様とお呼び」
結衣「こら、調子に乗るな」
京子「すみません…」
研「アハハハハハ」
京子(………)イラッ☆
結衣「い、行こうみんな!」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:26:10.77 ID:Byx9Zjqw0
結衣「でも、おかしいな…」
ちなつ「何がですか?」
京子「さっきの占いで私とちなつちゃんの相性が最悪だったことか」
結衣「違う!」
ちなつ「そうですよ、私は結衣先輩と結ばれる運命なんですからそれで当たり前です」
結衣「そうじゃない! いくらなんでも、私達が途中であかりがいなくなったことに気づかないなんて…」
ちなつ「私は結衣先輩しか見ていないので、あかりちゃんがいなくなっても気づかないかもしれません」
京子「うんうん。あかり影薄いし、普通に忘れてたよ」
結衣「お前ら…」
ちなつ「じょ、冗談ですよ! 結衣先輩しか見ていないというのは本当ですけど」
京子「まぁなんだ、普通に帰って来てるしオッケーってことで」
結衣「まぁ…そうだな…」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:28:11.83 ID:Byx9Zjqw0
京子「それより…だ」チラッ
あかり「研さんって地球を守ってるんですよね! 憧れちゃうなぁ…」
研「まぁね、エヘヘヘ…」テレテレ
ちなつ「…なんかいい雰囲気になってますね」
結衣「そうか?」
京子「あんなどこの馬の骨か知れん奴に娘はやれん!」
結衣「いなくなったこと忘れてたくせに」
京子「ぐふっ」
ちなつ「なんだか、完全に二人の世界ですね…」
京子「こういう形で出番を増やそうとしてくるとは…あかり、恐ろしい子!」
結衣「いや、違うだろ」
ちなつ「出番大して増えてませんしね」
京子「ゲストさえ巻き込んで空気にしてしまうとは…あかり、恐ろしい子!」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:30:15.77 ID:Byx9Zjqw0
あかり「あっ、着きました!」
研「ここかい?」
京子「あれ、中学校ってこんなところにあったっけ?」
あかり「ここだよぉ」
結衣「まぁ、どう見ても七森中だよな…」
ちなつ「ですよね」
研「へぇ、七森中か…お邪魔します」
あかり「さぁ、こっちです。茶道部の部室が私達のごらく部です!」
京子「なんだ、今日のあかりはやけに仕切りたがるな」
あかり「あ、あかりはいつも通りだよぉ」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:32:10.58 ID:Byx9Zjqw0
結衣「うーん…やっぱり、いつもの部室だよな」
京子「いやぁ、落ち着くなぁ」
研「さっきから男の子が見えないけど、ここには女の子しかいないのかい?」
ちなつ「そりゃ、女子校ですし」
結衣「…なぁ、今更だけどここに男の人がいるのはまずいんじゃ?」
研「アッ!」
京子「どうだ、先生に知らせてやろうか?」
ちなつ「はい、あかりちゃんが悪いと思います」
あかり「私!?」
京子「よし、何か言われてもあかりを生贄にすれば大丈夫だな!」
あかり「そ、そんな…ひどいよぉ…」シクシク
研「大丈夫だよ、僕が一緒に謝ってあげるから」
結衣「連れてきておいてなんだけど、元々研さんの問題じゃ…」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:34:10.55 ID:Byx9Zjqw0
結衣「そう言えば、研さんはジュラル星人と戦っているって言ってたよな。そのジュラル星人ってのは何なんだ?」
京子「聞いたなこいつ!」
結衣「別にいいだろ…」
研「ジュラル星人は感情がないんだ」
ちなつ「な、なんか不気味ですねそういうの…」
京子「でも部下がしくじったり感情を取り戻したときは怒る」
ちなつ「どっちなんですか!?」
研「とにかく、ジュラル星人は地球を自分のものにしようとしているんだよ」
結衣「何がとにかくなのかは知らないけど…そうなのか」
あかり「研さんはそれを阻止すべく戦っているんですよね!」
研「エヘヘ~まぁね、エヘ、エヘヘヘ」
京子(あかりのおだて方が不自然すぎる…)
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:36:10.62 ID:Byx9Zjqw0
京子「ところでちなつさんや、お茶はまだかね」
結衣「おい京子…」
ちなつ「あ、はい。今淹れますね」
研「お茶? そう言えば、ここは茶道部の部室って言ってたね」
結衣「ああ。廃部になってるから、勝手に使わせてもらってるんだ」
京子「ちなつちゃんが淹れるお茶は最高だぜ!」
ちなつ(あれ、ポットに水入ってない…)
ちなつ「調理室に行ってお湯湧かしてきます」
結衣「ちなつちゃん、わざわざそこまでしなくても…」
ちなつ「いえ、お客さんもいるので」
研「ごめんね~」
京子「僕のパパが君を車で轢いちゃって」
結衣「さっきから何言ってんだ京子…?」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:38:10.28 ID:Byx9Zjqw0
(♪舌打ちのテーマ)
ちなつ(えーと、調理室はっと…)
綾乃「~~」
千歳「~~~」
ちなつ(あ、杉浦先輩と池田先輩だ。何話してるんだろ)
綾乃「今、チャージマン研はごらく部の部室にいるようね」
千歳「A-13号は上手くやってくれたようやな」
ちなつ(チャージマン研…研さんのこと? それに、A-13号って…?)
綾乃「A-13号を赤座あかりに化けさせ、研をこの本物と同じように作った偽の七森中に引き込むこの作戦は成功のようね」
ちなつ(な、なんですって…!? この七森中も、あのあかりちゃんも…偽物…?)
偽千歳「飛んで火に入る夏の虫、あとはあの3人共々始末するだけやね~」
偽綾乃「いえ、始末するのは研だけでいいわ。あの3人には魔王様の世話をさせましょう」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:40:10.50 ID:Byx9Zjqw0
ちなつ(あのあかりちゃんが偽物…だとすると、京子先輩…はどうでもいいけど)
ちなつ(結衣先輩が危ない!)
ちなつ(あ、でも私がピンチになった時に結衣先輩が颯爽と助けてくれるってのもいいかも)グヘヘ
偽綾乃「そこにいるのは誰!?」
ちなつ「!」ダッ
ちなつ(気づかれた!)
ちなつ(妄想してる場合じゃない、早くみんなに知らせないと…!)
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:42:10.49 ID:Byx9Zjqw0
結衣「ちなつちゃん遅いな」
研「そうだね、どうしたんだろう」
京子「きっとまた拗ねてるのよ」
あかり「お湯はそんなすぐには湧かないよぉ」
研「でも、ここまで遅いとなると…まさか、ジュラル星人に!?」
結衣「そんなに危険な奴らなのか? 世界征服も企んでるらしいし…」
研「ええ。あいつらは危険です。それに傍目からは人間と見分けがつかない」
結衣「なんだって? じゃあ、知らずに危険が迫ってるってこともあるのか…?」
京子「大丈夫、ジュラル星人はカメラとか鏡に映らないんだ!」
あかり「」ビクッ
結衣「だからなんで知ってるんだよ」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:44:10.52 ID:Byx9Zjqw0
京子「カメラで思ったんだけどさ、記念撮影しようぜ!」
結衣「いきなりだな…」
研「僕はいいですよ」
あかり「あ、あかりは…いいかな…」
京子「えー、なんだよー? まさか、ジュラル星人とか?」
あかり「」タラタラ
研「ジュラル星人!?」
結衣「そんなわけないだろ…」
あかり「そ、そうだよ京子ちゃん。あかりはあかりだよぉ。ちなつちゃんもまだ戻ってきてないし…」
京子「ちなつちゃんは後で私とツーショットだからいいのだ! はい、チーズ!」カシャ
あかり「!!」
京子「あれ? あかりだけ写ってないや」
研「アッ!」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:46:10.43 ID:Byx9Zjqw0
(♪精神病院あるいはこんなところのテーマ)
研(カメラに写ってない…つまり…)
研「ジュラル星人だ!」
結衣「どう見てもあかりじゃないか」
研「違うんです、ジュラル星人がそのあかりって子に化けてるんだ!」
京子「説明しよう、ジュラル星人には変身能力があるのだ」
結衣「おいおい京子まで。まったく、カメラに写らないだなんてそんなことあるわけ…」
あかり「や、やめてよ結衣ちゃん…」
結衣「え…これは…本当に写ってない!?」
あかり「くっ…」
京子「いくらあかりの影が薄いと言っても全く写らないなんてことはないはずだ! 多分」
結衣「変身能力…さっき言ってた人間と見分けがつかないってのはそういうことか…」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:48:10.25 ID:Byx9Zjqw0
ちなつ「結衣先輩! 京子先輩! そこにいるあかりちゃんは偽物です!」
京子「ちなつちゃん!?」
ちなつ「私、聞いたんです…研さんをはめるために偽物のあかりちゃんを使って、ここにおびき寄せたって…」
あかり「な、何のことかな…?」
ちなつ「とぼけないで! 生徒会のみんなも、この七森中も全部本物と同じように作った偽物だって知ってるんだから!」
研「正体を現せ、ジュラル星人!」
ジュラル(あかり)「くそー、バレてしまっては仕方ない!」ビューン
研「正体を現したな、ジュラル星人!」
結衣「ほ、本当にジュラル星人だった…」
京子「あかりがジュラル星人だったなんて…」
結衣「違うだろ! 本物のあかりはどこだ!」
ジュラル「ふん、あの娘は誘拐して魔王様の世話をさせているさ」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:50:10.57 ID:Byx9Zjqw0
研「卑劣なジュラル星人め…僕が許さないぞ!」
ジュラル「フフフ…」カチッ
フッ
(♪キチレコのテーマ)
研「アッ!」
結衣「明かりが消えた!?」
ジュラル「こんなこともあろうかと、スイッチ一つでごらく部の部室に光が差し込まぬよう細工しておいたのさ」
ちなつ「結衣先輩、真っ暗で怖いです!」ダキッ
京子「おうよしよし、ちなつちゃんは私が守るぜ!」ギュッ
ちなつ「チッ…結衣先輩ー!!」バッ
京子「ちなつちゃん!?」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:52:10.96 ID:Byx9Zjqw0
結衣「ち、ちなつちゃん、今はそんなことしてる場合じゃなくて…」
研「そうだ、早く電気をつけないと…」
ジュラル「無駄だ、このスイッチを押せば最後、この部室に電気は供給されないようになっている」
京子「私の部室になんてことしてんのさ!」
結衣「本物の部室じゃないし、正式にはお前のものじゃないだろ」
研「ジュラル星人、卑怯者!」
ジュラル「フッフッフ、光がなくてはチャージマン研も変装できまい」
研「くっそー…」
京子「説明しよう! チャージマン研は光が少しもなければ変装できないのだ!」
結衣「なんでさっきから説明役なんだよ!」
ちなつ「と言うか京子先輩、研さんのことは知らなかったはずじゃ…」
京子「気にするな!」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:54:10.65 ID:Byx9Zjqw0
研「光が、光があれば…!」
結衣「光…そうだ、あれなら!」ダッ
ちなつ「あっ、結衣先輩!?」
ジュラル「貴様、何をする気だ!? ちっ、暗くて見えん!」
結衣「本物と同じように作っているのなら…あった! 研さん、これは!?」
京子「なんだそれ!?」
結衣「京子が部室に置きっぱなしにしてた懐中電灯!」ピカッ
研「…よし!」
ジュラル「しまった!」
研「チャージ…ゴー!!」
(♪チャージマン研のテーマ)
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:55:03.87 ID:GSSATLMl0
スーパー虐殺タイムwktk
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:56:22.73 ID:Byx9Zjqw0
研「えいっ!」
(蹴り)
ジュラル「ぐあっ!」
ジュラル「やったな研、これでも食らえ!」ビーム
研「アッ!」
(転がって避ける研)
ジュラル「くそー…ちょこまかと…」
研「ジュラル星人、覚悟!」
ジュラル「こうなったら…お前、こっちに来い!」グイッ
京子「うわっ!?」
(ジュラルの手に捕まる京子)
研「アッ!」
結衣「京子!」
ちなつ「京子先輩!」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 16:58:10.38 ID:Byx9Zjqw0
ジュラル「チャージマン研、動くな! こいつがどうなってもいいのか!」
京子「わー! 高くて怖ぇ!? でもちょっと面白いんだけど何これ!?」
ちなつ「結構余裕ありますね…」
研「駄目だ、これじゃ手が出せない…!」
ジュラル「ふふふ…よぉし、動くな…こいつも連れ帰って魔王様の家来に…」
結衣「ジュラル星人め、京子を放せ!」バキッ
ジュラル「ぐあっ!?」ポロッ
京子「しめた!」バッ
ちなつ「結衣先輩、格好いいです!」
京子「うわーん、結衣ー!! ところでそれ何?」
結衣「え? ああ、この前のバールのようなものを…」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:00:10.21 ID:Byx9Zjqw0
ジュラル「おのれ、人類ごときが我々に…」
研「今だ! アルファガン!」ビーッ
ジュラル「ぎゃあーっ!!」
(ジュラル星人消滅)
研「よし…」
ちなつ「しゅ、瞬殺…」
結衣「見ていて気持ちいいな」
京子「ゆ、結衣さん?」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:02:10.73 ID:Byx9Zjqw0
偽綾乃「歳納京子! 部室で何やってるのよ騒がしい、罰金バカっちょ金魚よ!」
京子「綾乃、それに千歳も!?」
ちなつ「違います、あの二人も偽物ですよ!」
偽千歳「綾乃ちゃんあかんわ~、A-13号がやられとる。もう完全にバレバレみたいやで」
研「お前らもジュラル星人か!」
ジュラルA(偽綾乃)「くそー、おのれチャージマン研!」ビコーン
ジュラルB(偽千歳)「うがーっ」ビューン
研「やーっ!」ビーッ
ジュラルA・B「うぎゃああああああ」
(消滅)
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:04:10.69 ID:Byx9Zjqw0
研「よし! こんな学校、一気に壊してやる! 来い、スカイロッド!」
(スカイロッドに乗り込む研達)
京子「うわ、上空から見ると学校にいるみんなジュラル星人じゃないか!」
結衣「本当に、偽物の七森中を一から作ってたんだな…」
ちなつ「手の込んだことをしますね…」
(偽七森中からジュラルドームが複数出現)
ジュラル「おのれ、地球のあちこちに七森中を建設して人類を百合に目覚めさせ、子孫を増やせなくする我々の計画が…」
研「やっぱりそうか、僕が相手だ!」
ジュラル「うるさい、こしゃくな研め!」ビビビビビビ
(回避)
研「今度はこっちの番だ、食らえ!」ビーッ
ジュラル「ギャァーッ!!」
(爆発)
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:06:10.87 ID:Byx9Zjqw0
京子「終わったか…」
研「いや、まだだ。あちこちに建設してるってことは…」
ちなつ「まだ、偽物の七森中はたくさんある…」
研「そういうこと!」
結衣「あっ、あそこにあるのも偽物じゃ!」
研「やーっ!」ビーッ
(炎上し、爆発する偽七森中)
ちなつ「こっちにも!」
研「はーっ!」ビビーッ
(炎上)
京子「あれも!」
研「てりゃーっ!」ビビビーッ
(爆発)
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:08:10.45 ID:Byx9Zjqw0
(♪尺余りのテーマ)
研「………ってことがあったんだよ」
キャロン「流石お兄ちゃんね!」
研「それで今度、本当の七森中に遊びに行くことになったんだ」
バリカン「女子校かぁ…俺っちも行きたいな~」
研「バリカンが? 行ってどうするんだよ」
バリカン「それは…ウヒョヒョ…」
キャロン「まぁ、バリカンったら」
研「あは、あはははは」
バリカン「ウフフフフフ…」
キャロン「ふふふふ…」
あははははは、ふふふふ、うふふふふふ…
おわり
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:11:00.42 ID:GSSATLMl0
乙
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:12:10.80 ID:Byx9Zjqw0
(♪ボルガ博士死のテーマ)
あかり「うう、終わっちゃったよぉ…みんなあかりのこと忘れてるのかな…」
魔王「あかりよ、お前は雑用にしてはよく働くな」
あかり「え? あ、ありがとうございます…」
魔王「よし、君も今日から我々ジュラル星人の仲間だ! 歓迎するぞ!」
あかり「ええっ!? そんなのやだよぉ! 誰か助けて…」シクシク
バンッ!!
魔王「何者だ!?」
あかね「あかりを…妹を…返してもらうわ」
あかり「お、お姉ちゃぁん!?」
魔王「ふん…わがジュラル星人の本拠地に乗り込んでくるとは大した者だ。しかし、飛んで火に入る夏の虫よ」
あかね「アルファガン!」ビーッ
魔王「アッー!!」
今度こそおわり
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:13:56.02 ID:Oci3d40M0
ぶっ飛んでて良かった
おつ
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:16:10.53 ID:Byx9Zjqw0
ちなつ「ふぅ…大変な目に遭いましたね」
結衣「そうだな、あの後研さんもとっとと行っちゃうし」
京子「いやぁ、でもあかりも帰ってきたしめでたしめでたしだろう」
結衣「お前、あかりのこと完全に忘れてただろ」
京子「うるさい、結衣だって忘れてたくせに!」
結衣「わ、私は…色々あったからちょっと頭の整理ができてなかっただけだ!」
あかり「二人とも、あかりのことで喧嘩しないでよぉ」ニコニコ
ちなつ「この台詞一度言ってみたかったんだよね~と笑みを隠せないあかりちゃんであった」
あかり「ち、違うよ!?」
京子「でも、帰ってきたあかりも本当はジュラル星人だったりして」
あかり「それも違うよぉ!!」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:18:10.46 ID:Byx9Zjqw0
綾乃「歳納京子! あなたまたアンケート提出してないわね!」
京子「綾乃…ま、まさかジュラル星人!?」
綾乃「は?」
結衣「えーと…カメラに写るから本物だな」
京子「綾乃ーっ!」ダキッ
綾乃「ちょっ…!? と、歳納京子!?」カァァァァ
千歳「」ブハッ
京子「ああ…本物の綾乃だ…」スリスリ
綾乃「な…ななななななななな」シュウウウゥゥゥ…
結衣「お、おい京子! それくらいにしとけ! 千歳が死にそうだ!」
千歳「我が生涯に一片の悔いなし! …や」ガクッ
結衣「ち…」
結衣「千歳ーっ!!」
今度こそ本当におわり
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/16(日) 17:28:38.38 ID:R/rImZQY0
乙
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