YKのRockでなし日記

ロックやHR/HMの作品レビューやライヴ感想など 御ゆるりとお付き合いください。

B'z

TMG LIVE 2024 Still Dodging the Bullet at Zepp Nagoya day1

TMGのツアー初日に行ってきましたよ

まさかのTMG再始動からツアー初日までのあっと言う間でしたね
ツアー初日でありながら、Mステやドリフェス出演と、再始動後初のライヴではない、という位置
会場はZepp Nagoya

松ちゃんとの所縁で言うと、中止になった方のBluesmanツアーの開催予定地がZepp Nagoyaだったんですよね。
しかも最初の振替公演時も初日だったという

Voyageツアーの時も初日名古屋だったし、松ちゃんは名古屋でスタートするのが好きなのかな?(多分たまたま)
ちなみに松ちゃんが名古屋で演奏するのは19年のWLNLツアー以来で、その時もZepp Nagoya (Highway XとStarsは常滑だったしね)

開場17時開演18時ですが、グッズ販売は12時からやってたという事で、私は14時過ぎくらいに会場まで行きまして、全然待ち時間なくTシャツとチャリティピンを購入
ガチャガチャもスムーズに回せて、快適でございました。
てかグッズ販売から1Hくらいで完売のサイズが出てくるスカジャンって…富裕層のファンは凄い

グッズを買ってからちょっと周りを散策しながら、1人呑み
余談ですけど、一時この辺りが生活圏だったので、かなり懐かしいと同時に、Zepp来るたびに新しいビルが出来てたり、古いビルが解体されていたりで、街が変わっていく様子に驚く

開場30分前くらいに戻り、入場待ちの列に
あれ、Zeppってこんな風に並ぶんだったっけ?なんて思いながら
結局入場出来たのは17時半頃

場内のBGM、ビリージョエルとかエアロ、あとは何があったかな
AC/DCのLong Way to the Topは最近皆挙って流している印象

開演直前はCultのFire Woman
この曲のイントロで音量が一段階上がり、2サビくらいでさらにもう一段上がって
会場暗転
太鼓の音が流れて来て、琴のフレーズが入ってきた所でメンバー登場
もうこの時点で1曲目は分かりますね
The Story of Love
一気に会場がヒートアップしたのが分かりましたね
Oiコールもライブハウスならではです!熱ぃ!!
シンクでLiSAの歌声も流れていました
てかこの時点でエリックがMステ出た時より声が出ていて安心&感動

鍵盤のイントロがシーケンスで流れてくると2曲目はEndless Sky
ジャックのベースがブンブン聴こえて来る
失礼ながら"NRの声"の印象が強かったけど、今回でその認識も改まりました
ゴリゴリのベーシストだ こんなにゴリッてると思わなかった
ミドルテンポだけど熱量のあるサビメロディにオーディエンスは拳を挙げずにはいられません

挨拶とメンバー紹介をサラッとして
マットのドラムがガイドになるThe Great Devide
新作の中でも1stぽさが一番ある一曲
今度はマットのパワフルなドラミングに目が耳が行きますね
この曲だったかなエリックが歌詞を飛ばして、おどけてたのは

イントロのリフが印象的なDark Island Woman
新譜からの曲が続きます
サビのフレーズがシンプルなので、新譜のリードじゃない曲の中では一番合唱が巻き起こっていました

ここで2回目のMC
何を言ってたかな 忘れちまったけど、ジャックさんに話させてたのってこのタイミングだったかな

Jupiter and Marsは私の中では演歌なのですが、どうでしょうか
バキバキなリズム隊のおかげでゴリゴリのハードロックになってたけどね笑
ラストのコーラスはNa NaなのかLa Laなのか分らんけど大合唱ですよ

エリックのタイトルコールから始まったのはFaithful Now
エリックの歌唱が光るバラード まだまだこの手の曲ならエリック・マーティンここに在りという圧倒感がありますね

ステージ上の照明が全部落とされるSEが流れて来てEverything Passes Away
とうとう1stからの曲がお目見え
イントロから客席の熱量が半端ない 松ちゃんも拳で客席を煽る煽る
20年という年月の重みを感じますね
熱さで言えば登場した時以上かも、新譜より20年多く聴かれ続けてる曲ですからね
ジャックさんとエリックの掛け合いも最高(新譜では少なかったので嬉しい)
Gソロが物凄く和を意識したフレーズなのも良いですね

続けざまにシーケンスでイントロを流しOh Japan ~Our Time Is Now~
中盤での登場に若干驚き(アンコールまでとっておくのかと思った)
松ちゃんのラップパートで漸くお声を聴けた気がしました笑

Power and GloryとかHeart of Countryとか要所要所のコーラスをしっかりこなせる聴衆さすが
てかサビも大合唱だし、そういう所はB'zファンの中でもより理解度の高いファンが来てる感じがしました

エリックだけ捌けて、バンドのセッションかと思いきや、またもシーケンスから音が聴こえて来て
松ちゃんソロのWaltz in Blue
これはビックリでした。松ちゃんのソロタイムがあるとは思わなかったけど、エリック休ませるためには当然か。
20年前のソロコーナーとは違って、今回はバンドで披露
つまりジャック/マットのリズム隊によるロック感マシマシのバックがTMG流か
とは言いつつも主役の松ちゃんが奏でる旋律は繊細そのもので、曲の世界観は損なわれない絶妙さ
曲後にジャックがBeautiful Song: Waltz in Blueと紹介

ステージ脇に捌けたメンバーがアンプ裏か登場して、ドラムセット付近に集まると
スタッフからアコギを手渡されて、シットダウン

エリックもアコギを携えて再登場
ちょっと控えめに居たYTを指差して
Yukihide~♪ Takiyama~♪って歌うお茶目なエリック笑
一しきり客席が沸いた所でエリックがタイトルコールしたのは
To Be With You
うぉ!!まさかの続投
そりゃ前回から20年経ってるんだもん。続投でも不思議ではないか
(別曲でっていうのはただの個人的願望)

洋楽ロックのスタンダートは合唱必至ですね
自分も歌いながら思ったことですけど、自分が思ってる以上に歌えてるんですよね
それだけ私にとっても血肉となっている曲なんです

一気に会場がアットホームでハートフルになった所で
ここからは後半戦スタートかと思いきや、松ちゃんが捌けたままで登場すらしておらず
エリックとジャックがWithout Tak Matsumoto so we're Group!!
ってジョークを飛ばしてて場内爆笑

松ちゃんが再登場すると、焼酎time? と松ちゃんに聴くジャック笑
Let's Kanpai Shochu!!って言ってたけど、After Showって返す松ちゃん笑

仕切り直しで後半戦スタート
新譜からの楽曲に戻りColor in the World
Beatles色が強いソロ曲のTMG verですね
タイトルよろしくカラフルなライティングが映える素敵なステージ
若干エリックが高音キツくて、歌詞も飛ばしていた所をジャックとYTがしっかりフォローする体制が出来ていて良いですね

マットのGFR的カウベルから始まるMy Life
B'z的に言うならポップでブルージーなBlowin' ?笑 イントロだけか笑
サビのメロディがとても良いし、CDより全然タイトでラウドな演奏に圧倒されています

Crush Down LoveはイントロのKeyが印象的
出来ればジェフ・バブコも連れて来て欲しかったというのは内緒の話
こんなベタベタなスタジアムロックが聴けるのは今やTMGだけ!笑
ジャックのコーラスが最高

エリックの短めな曲紹介とマットのカウントからKing for a Day
イントロで松ちゃんのギターが聴こえない所があったけど、ミス?そういうアレンジ?分かりませんでした
1stからの曲がここで再び。人気曲ですね。
この疾走感はやはりかなりライブで聴くと熱い熱すぎる
別にDaddyとか色々あるけど、こういうビートの曲をエリックが歌ってるのってやっぱ新鮮

SEが流れて来てNever Good-Bye
おや?これは20年前と同じ流れか?
1stの曲がマットのおかげでハードロック感マシマシにパワーアップしていて凄い
見くびっていたわけではないけど、想像より遥かに凄いドラマーでした
サビに合わせて手を振るのは健在で楽しい

かなり意訳だけど
最後にやる曲はBabymetalが参加してくれてて、先週のMステやドリームフェスティバルでは彼女たちが参加してくれたけど、今日はいないんだ。今晩彼女たち無の状態で初めて披露する。でも全然問題ない、My Babymetal = Jack Blades!!笑

ジャックは松ちゃんにHelp!って笑

新譜のリードトラックEternal Flamesが本編ラストを務めました
いざ曲が始まると一曲目同様シンクで歌声を流していました
てか別にゲスト出る出ないとかは別にこういうビートは盛り上がって良いですね
サビ落としのWowもしっかりハマって楽しいし、Gソロも決まった
一番最後の掻き回しで若干油断したのか松ちゃんグシャってなってたのも初日ならではか笑


アンコール待ちにマイクを通じてエリックが喋ってる
そんなのも聞いてるると、エリック以外がすぐ登場して
センターを陣取ったのはジャック!
という事はNight Rangerの時間だ!
(You Can Still) Rock in America
この曲も続投!

松ちゃんがイントロを弾き始めるとバックドロップが星条旗と日章旗に
そう!こに日米の競演がTMGなのです!

20年前に披露された時と違うのはギタリストが2人いる事!そうYTも弾きまくりなのです
松ちゃん→YTのソロ回しもかっこよかった

エリックが松ちゃんを褒め称えるMCをしたら、Guitar Heroがスタート
もうこの曲の持つパワーで全て抑え込み大団円に向かわせた感w



01. The Story of Love
02. Endless Sky
03. The Great Devide
04. Dark Island Woman
05. Jupiter and Mars
06. Faithful Now
07. Everything Passes Away
08. Oh Japan -Our Time is Now-
09. Waltz in Blue (Tak Matsumoto)
10. To Be With You (Mr.Big)
11. Color in the World
12. My Life
13. Crush Down Love
14. King for a Day
15. Never Good-Bye
16. Eternal Flames
EC
17. (You Can Still) Rock in America (Night Ranger)
18. Guitar Hero



よろしかったらクリック・タップをお願いします
にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村

TMG II / Tak Matsumoto Group (2024,JP/US)

TMGまさかの再始動
結果的に20周年での再始動となりまして、あ、でもこの辺りは狙ってるんだろうなぁ松ちゃん

今回は
Tak Matsumoto (Guitar)
Jack Blades (Bass & Vocal)
Eric Martin (Vocal)
に加えて
Matt Sorum (Drums)
YT (Guitar & Chorus)
という顔ぶれ

もう既にMステにてこのラインナップはお披露目されていますが、
一番印象的だったのはマットさんのドラミング
あんなシバく系のパワードラマーとは知らなかった
プレイも佇まいの格好良かった!

さて今回は20年ぶりに出るアルバム
2ndなんでTMG II 分かりやすい!

「TMGⅡ」 [PREMIUM EDTION] [CD+Blu-ray]
TMG
バーミリオンレコード
2024-09-18




01. Crash Down Love

02. Eternal Flames (Feat. Babymetal)

03. The Story of Love (Feat. LiSA)
04. Color in the World
05. Jupiter and Mars

06. My Life
07. Endless Sky
08. Dark Island Woman
09. Faithful Now
10. The Great Divide
11. Guitar Hero



01. Crash Down Love
Keyのフレーズで始まる時点で前作と区別化できてる!笑
上手く言えないけど、なんかFrontier Recordって感じの曲
こんなコッテコテな80sスタジアムロックをやれるTMGというバンド…素晴らしい!!

02. Eternal Flames (Feat. Babymetal)
こういうビートのハードロック作らせたら松本孝弘という人はピカイチだね。
ハードさヘヴィさがありながれ、跳ねた曲調で踊れる。
Babymetalの参加は後から決まって、そこは書き足したって話だけど、全然そんな事を感じさせない

03. The Story of Love (Feat. LiSA)
LiSAに提供した楽曲のセルフカバーにLiSAも参加しちゃってっていう
琴の音とか追加されていて"和テイスト"をトッピングって感じで良いです
和モノのハクスラ系ゲームに起用されても良さそう

04. Color in the World
あ、Arby Gardenやないか!その手も使って来たか!
元々歌心のあるTakインストの中でも殊更その感じが強い曲ではあったので納得です
クレジット見る限りは全編録り直しですね、ストリングス含めて

05. Jupiter and Mars
演歌みたいなのを作ろうとしてそうはならなかったって、いや全然演歌ですよ!これは!
物凄く和なメロディを歌うエリックが歌うのが面白い。てかこの曲めちゃくちゃ良いです
今作で一番好きかも。

06. My Life
マットがグランドファンクじゃんって笑いながら叩いてそうなイントロ笑
歌メロやフックにTMG Iの匂いを感じます。禁じ手がないのがTMGの強み!

07. Endless Sky
ミドルテンポだけどキャッチーなフレーズ歌メロで突き進んでいくパワーポップ
ポップなベースラインがちょっとジーンシモンズ的だったり

08. Dark Island Woman
You Have No Name ダメダメって歌いたくなるフレーズのイントロから、非常にB'z的な組立方
あ、でも当然メンバーが違うからB'zとは違う種類のガッツと熱さがある。
マット&ジャックのリズム隊MVP

09. Faithful Now
鍵盤を中心に据えたパワーバラード。松本が歌メロを作っているので凄く日本的


10. The Great Divide
今作では一番前作から継続感を感じるというか、前作に入っていてもおかしくなさそうな曲


11. Guitar Hero
ギリギリでいつも生きていたい系楽曲のセルフカバー 数年前のスガシカオverに近い感じ
これがねめちゃくちゃかっこいいんだ。とにかく聴いてくれ



インタビューで松本が語ってるけど、制作面ではアレはもうやった的な縛りがなかったって言ってる通り、もしかしたら松本をずっと追ってるファンからすると、どこかで聴いたことがある気がするフレーズも結構出てきて面白いです。そういうのも気にしない真に自由なソングライティングが出来たという事でしょう!
それと、前作との大きな違いは歌メロが全部松本だという事。これはかなり大きい要素で歌謡曲等を土台にした非常に日本的なメロディにエリックやジャックを詞を乗せて歌っているという面白さ
前回はサウンド面で和を意識していたのなら、今作はこの日本的メロディが特色だと思います

B!のレビューで増田さんが書いてたけど、決してB'z的でもMr.Big的でもない化学反応を楽しめる作品です
皆さんも是非聴いてみてください。

それではまた今度やりましょう




よろしかったらクリック・タップをお願いします
にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村

The Hit Parade II / 松本孝弘 (2024,JPN)

松ちゃん待望の邦楽カバーアルバム第2弾がようやく発表されましたね
初夏のツアー中に突如発表となったヒッパレ2の存在
意外過ぎて驚いたとかって言葉じゃ済まなかったですよ

あんたTMGやるんじゃなかったんかい!って
そしたら並行して色んなプロジェクトを走らせまくってるんだもん

ファンクラブの会報で過労でぶっ倒れそうになったって言ってたの納得
周年ツアー明けに
・Battlebox
・ヒッパレ2
・TMG II
・マーチンへの楽曲提供
・美川憲一への楽曲提供
・TMNのトリビュート盤用のRec (Get Wild)
・Bluesmanツアーの準備

で恐らくそこにB'zの次の構想も入ってきてそりゃ忙しいわって

恐らくヒッパレ2の構想って
松本隆のトリビュートアルバムでセクシャルバイオレットNo.1をカヴァーした所に端を発してる気がする。別に今んとこインタビューとかでそう語ってる事はないけれど

『THE HIT PARADE Ⅱ』 (初回限定盤) [CD+BD]
TAK MATSUMOTO
バーミリオンレコード・House Of Strings
2024-08-28






カバーアルバムなので曲名/オリジナルアーティストの順で…

01. 六本木心中 (Feat. LiSA) / アン・ルイス
02. 木蘭の涙 (Feat. GRe4N BOYZ) / Stardust☆Review
03. 落陽 (Feat. TERU) / 吉田拓郎
04. 銃爪 (Feat. 稲葉浩志) / 世良公則 & Twist

05. Yes- No (Feat. 山本ピカソ) / オフコース

06. ブルーライト・ヨコハマ (Feat. 倉木麻衣) / いしだあゆみ
07. 白い冬 (Feat. Keisuke&Yujiro) / ふきのとう
08. 時の過ぎゆくままに (Feat. 上原大史) / 沢田研二
09. 傷だらけのローラ (Feat. 新浜レオン) / 西城秀樹
10. 俺たちの勲章のテーマ / トランザム




01. 六本木心中 (Feat. LiSA)
80sの歌謡ガールズロック LiSAのカウントから演奏入るのかっこいいっすね
女性ならではの妖艶さと哀愁を見事に両立 LiSAがこんな巧い人とは知らなかった

02. 木蘭の涙 (Feat. GRe4N BOYZ)
選曲の年代で言うとちょっと浮いてるけど、アレンジ等々しっかり流れにハマってる
間奏のアレンジとGソロがFriendsを彷彿として良きです

03. 落陽 (Feat. TERU)
TERUがしっかり道産子曲を歌うのが良いです
GLAYのフォーク感ってTAKUROが担保してると思ってたけど、TERUにもしっかりそういう要素があると認識 吉田拓郎と久保琢朗

04. 銃爪 (Feat. 稲葉浩志)
凄いよ稲葉浩志だよ 空気の支配
フェイクとギターの絡みはやっぱりニヤけちゃう

05. Yes- No (Feat. 山本ピカソ)
前曲からガラッと空気が変わり、ちょっとヒンヤリとした都会的な音像
FC会報でVoを務めた山本ピカソさんを大絶賛してたけど、ホントに素晴らしい
めちゃくちゃ良い声ですハマってる

06. ブルーライト・ヨコハマ (Feat. 倉木麻衣)
稲葉と同じく前作から引き続き参加の倉木麻衣
巧いのは当たり前なんだけど、曲が上手いことハマってる

07. 白い冬 (Feat. Keisuke&Yujiro)
この曲だけ原曲を知らずに聞きましたが、切ないメロディにこのクリーンなVoが映えますね
Zという名前を始めて聴いたけど長門大幸お抱えのカヴァーユニットなのかな。BZONEドリームだ笑
ちなみにアレンジは寺地さんで完全にビー体制w

08. 時の過ぎゆくままに (Feat. 上原大史)
"WANDSの"上原大史で良いんですよね?あんまその辺りの事知らないけど、どうやら楽しい秘密という事らしい。 ややもすれば彼のカラオケになってしまうくらいの表現力は凄いです

09. 傷だらけのローラ (Feat. 新浜レオン)
新浜レオン君良いねぇ。昭和歌謡/西城秀樹リスペクトキャラの色物じゃない
もともと激しめだけど、最近のB'zにも通ずる歌謡ハードロックに仕上がりました
そういやクレジット見てアレンジが寺地さんで驚いた。ホーンの感じとかむしろYTアレンジだと思ってました

10. 俺たちの勲章のテーマ
松ちゃんがギターを持つ前から好きだった旨をインタビューで話してますが、
彼の手癖メロディの元ネタな感じがしますね。B'zのライブではTimeとか月見の前に聴ける気がします笑



勝手にアレンジは寺地さんと大賀君が務めてると思ってたら、結構ガッツリYTが入っていて驚き
前作の徳ちゃん色の強い打込主体のアレンジから、かなり生なアレンジに仕上がっています
正直この頃のアレンジが大好きではないので、割と再録希望だったりもするんですが…
ドラゴンとか特に

話がそれましたが、今作凄く良いですよ
あっと言う間に40分経って振り出しに戻ってる

オリジナルの楽曲の良さ・アレンジの良さ・演奏の良さ・そしてボーカリストの良さ
全部がピタっとハマった珠玉の10曲でございます。

あとXでも書いたけど強いてMVPを挙げるのであれば、山本ピカソさんと新浜レオン君ですね

皆さんも是非聴いてみてくさいね!
それではまた今度やりましょう

よろしかったらクリック・タップをお願いします
にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村

只者 / 稲葉浩志 (2024,JPN)

さぁ待望の稲葉浩志ソロアルバムですよ
昨年頭のen3.5辺りから片鱗が見え始めていた今作
B'zの35周年ツアーを挟んでいるとは言え、長かったw

NEW ALBUM『只者』 (PREMIUM EDITION[CD+BD])初回出荷生産分のみロングボックス仕様・ロングポスターB封入
稲葉浩志
バーミリオンレコード
2024-06-26


01. ブラックホール
02. Starchaser

03. Stray Hearts

04. 我が魂の羅針
05. Viva!
06. Now


07. 空夢
08. Chateau Blanc
09. シャッター
10. Bantam

11. 気分はI am All Yours
12. Cocoa



01. ブラックホール
マグマに入っていそうな曲の最新版という感じ あ、でももっとやんちゃでフィードバックしたSaturdayという印象も
そういうサウンドになっているのはDuranとShaneの色かな

02. Starchaser
聴けば聴くほど良く思えてくる楽曲 タイアップverじゃなくて、フルでこの曲を聴くと余計良いです。
話言葉を交えた歌詞、2サビの茶化すなでドキっとする

03. Stray Hearts
昨年ドラマタイアップが付いていた楽曲 ふとした隙間にアコースティックを差込んでくるのは徳ちゃんらしさ ストリングスの入れ方は昔B'z本隊でやってた頃にはなかった感じで新鮮
サビのメロディが良い

04. 我が魂の羅針
アコースティックとピアノ主体のバラード。ドラムはミスチルのJEN
アウトロが雰囲気を損なわずにちょっとハードになるのは彼のプレイのおかげ

05. Viva!
こういう曲でもはっちゃけ切らない(切れない?)所がB'zと違う稲葉ソロの魅力笑
サビがViva!で終わらず、まだ言葉が続くのが新鮮

06. Now
蔦谷好位置プロデュース① 楽器隊はDuranに豊夢くん&テナーのひなっちというリズム隊
ソロでここまでカチっと決まったロックやるのも珍しい リズム隊は豊夢くんとテナーのひなっち


07. 空夢
繰り返しこのアルバムを聴いて一番好きになった曲かも
美しいメロディラインとストリングス ライブで化けそうだけど、その時の稲葉の調子に凄く左右されそう

08. Chateau Blanc
このアルバムで一番キャッチーなサビ 嫌いなわけないね!


09. シャッター
イントロがゲーム音楽的な雰囲気で異質に感じたと思ったらこの曲のアレンジはサム
ストリングスの入れ方なんかは凄くB'z本隊的だし、若手ならではの雑食具合を感じさせるアプローチ

10. Bantam
蔦谷好位置プロデュース② 楽器隊は一緒
ヘヴィでダークめなAパートからちょっと上がっていくB、そしてサビでの突き抜ける爽快感
物凄く丁寧に作ったきめ細やかなアレンジ

11. 気分はI am All Yours
この曲はサムアレンジ この曲に限らず今作ではより自由というか自然な言葉が紡がれていますね
単語の選び方とか言葉尻とか。 そしてI am Your Babyと歌った20年後にこのタイトルよ

12. Cocoa
そうです。あのココアです。en2の客出し曲だし、作ったのは20年前という今作ではかなり古い曲
なんでこの曲だけアレンジが寺地さん。 20年前から歌いたい事が対して変わってないから入れたって言うけど、20年前にこんだけ刺しに行こうと思ったのかと、ちょっと驚いた



稲葉浩志というシンガーの作品なんで、詞を中心に聴く事が多いんですが
今作ではそれが特に強かったです。


今作聴きゃB'zと稲葉ソロの違いがよく分かるんじゃない?
詞と曲が同じ人から出てくるからより自然な符割

あと個人的にはマグマっぽいとかPeace of Mindっぽいとか色々思ったり
この時のモードの最新版がこの曲です!みたいな、ね

そういう意味では私が敬愛する吉井和哉のソロ作『Starlight』に近い
それでいて蔦谷好位置とタッグを組んだり、アレンジャーにサムを起用したり新機軸も見せてくる幅広さ

とても良いアルバムです。
皆さんも是非聴いてくださいね!

それではまた今度やりましょう


よろしかったらクリック・タップをお願いします
にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村

Tak Matsumoto Tour 2024 -Here Comes the Bluesman- セトリ予想

さぁいよいよ明日から松ちゃんの久しぶりのソロツアーが始まりますね
ソロツアー何年振りだ?The Voyageツアー以来?
ダニエル・ホーとのツアーはそれより後だったか?

ツアータイトル自体はコロナ禍で中止になった4年前のソロツアーとタイトル変わりませんが
インタビュー読む感じ、Bluesmanツアーのレコ発という感じは薄れていますね当然
ただそこからも演奏すると明言もしているので、実質ソロ版のベストツアーになるのか?

今回のツアーはブルーノート東京とビルボードライブ東京・大阪
この3会場は1日2公演
そして彼の地元豊中のホールで2days
公演数で言えば計14ある


参考にするツアーはVoyageツアーではなく、その1つ前のNew Horizonツアーでしょうか
NHツアーはもう10年前だ

ちなみにNew Horizonツアーのセトリが
01. New Horizon
02. Take 5
03. Blue
04. The Way We Were / 華
05. Tokyo Night
06. Shattered Glass
07. Black Jack / 学生街の喫茶店
08. Island of Peace
09. That's Cool
10. 月のあかり
11. Reason to Be...
12. Go Further
13. #1090
EC
14. The Moment
15. Rodeo Blues


15曲 セトリ変更もあるようで
日替わり枠5曲で豊中公演は日替わり全曲披露で20曲って感じになるかな?

01. Battle Box
02. Glorious 70
03. Boogie Woogie AZB10
04. Be Funky! / Arby Garden
05. Life / Red Sun
06. The Morment
07. Strings of My Soul
08. 華 / 恋歌
09. Trinity
10. Hotalu / Islands of Peace
11. Rainy Monday Blues ~ 茨の道
12. Good News
13. #1090
EC
14. New Horizon
15. Lovely


全然予想つかん!笑
ソロだとデータの蓄積も少ないし、私にセンスもないし
難しいですね

Thousand WaveとKnockin 'T Aroundからはなしかな
あ、でもNHツアーではGo Furtherやってる

分からん!笑

明日答え合わせしよ

よろしかったらクリック・タップをお願いします
にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
月別アーカイブ
記事検索
Twitter
YKです。ブログでロックの事書いてます。 是非ともフォローしてください♪ 若い世代にHR/HMの魅力を伝えられる人間になりたい。 #音楽日記 #邦ロック #HardRock
読者登録
LINE読者登録QRコード
  • ライブドアブログ
  翻译: