YKのRockでなし日記

先日最新アルバムを大絶賛したばかりですが、Anthemです
Anthemって大きく分けると４つの時期があって
①坂本英三Vo 第一期
②森川之雄Vo 第一期
③坂本英三Vo 第二期
④森川之雄Vo 第二期

今が④なんですが、僕が出会ったのは③の頃なんですね

その時の編成が
Ba: 柴田直人 Vo: 坂本英三 Gt: 清水昭男 Dr: 本間大嗣
なんですけど、次作はもうDrがサポートで入った田丸勇がほぼ叩いているので
純粋なフルアルバムとしてはHeraldic Deviceが最後なんですね

後年Anthemのライブ行った時にその前段トークイベントで
そんなにハッピーでポジティブな時期ではなかった事が語られた事に
ちょっと悲しくなりましたが、それでも作品のクオリティは最高なんです





01. The Sign

02. Contagious
03. Go!

04. Blind Alley
05. Rockbound

06. Wayfaring Man
07. Code of the Silence

08. In the Dead of Night
09. Remains
10. Living Proof


01. The Sign
イントロのキーボードリフが印象的なリードトラック。
ブリブリのベースと歌謡テイスト抜群にねちっこい英三の歌　大好物です

03. Go!
この曲はMotorheadを感じるんですよね。ハードブギな感じが
歌メロとかサビに入るとまた別の顔を見せるんですけど

05. Rockbound
スウィング感が聴いていて楽しい。ヘヴィなサウンドを揺らされる心地良さ
英三のカタカナ英語発音もAnthemでは色の１つ。

07. Code of the Silence
清水作のインストナンバー。恒例ですね。
実はこの作中で一番かっこいいリフが溢れています。
たまにはちゃんと歌メロ考えてリードトラックに採用したらいいのにって思う



再結成から約10年の盤石の体制で作られた安心して聴けるAnthem
これがコンセプトでしょうか
良いアルバムだし、大好きです。
皆さんも是非聴いてみてくさいね！

それではまた今度やりましょう


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いやぁAnthemが凄いですよ
新譜がリリースされたのはもう先月なんですが
実はねAmazon Music解禁まで待ってようと思っていたんですが、
SNSでレビューとかコメント見てると割と賛否両論見かけまして
特に全英詞という所がね、意見が分かれてるのかなって
そこまで意見読んじゃうと気になっちゃうんですね
次の瞬間にはフィジカル買ってましたわ笑

結論から申し上げます。
彼らの最高傑作です！！

というわけで見て行きましょう




01. Snake Eyes

02. Wheels of Fire

03. Howling Days
04. Roaring Vortex
05. Blood Brothers
06. Master of Disaster
07. Void Ark
08. Faster
09. Burn Down the Wall
10. Mystic Echoes
11. Danger Flight


01. Snake Eyes
この曲のイントロ一発でやられちゃいました。リフかっこよすぎ
英詞とは言え歌メロは従来のAnthemなので安心感があります
サビの裏でシンセが鳴って華やかさを増幅させているのもポイント高い

02. Wheels of Fire
このリフの感じ21世紀英三末期のAnthemを思い出したよ
あ、でも音作り的には森川再加入後のAnthem以外の何物でもない
ギターソロがかっけんだ、ちょっとネオクラシカルな感じもして

05. Blood Brothers
Anthem流Motorheadって感じか？　このアルバムで一番爆走感がある
それでもサビでの歌謡曲のような節回しが残っていたり、Anthemにしかできないメタルです

08. Faster
結構メロディアスなAnthem節が残るパワーメタル　スリリングなベースラインたまらんですわ
別に特別Fastな曲ではない笑

11. Danger Flight
英三時代のあの曲が見事に生まれ変わりました。ナイスブラッシュアップ
英三が歌うDanger Flightも聴いてみたくなったりね


どれだけ気合が入ってるかっていうのは柴田のSNSを追っていれば分かりましたし
実際にレコーディングがストップした期間に行われたライブでもその旨聞いていました

待った甲斐のある素晴らしい作品です。
柴田のソングライティングは然ることながら、清水のギターワークが各段に良いです。
清水昭男というギタリストを見くびるっていうとおかしいけど、ちょっと舐めていました

あと全英詞云々は僕は気になりませんでした
節回し自体はそんな変わらないし、そこは大した問題じゃなかかったな、という

それよりもこのアルバムを買いそびれることなく手にできた事が良かった
とんでもない作品が届けられました！
間違いなくAnthemの代表作になるアルバムです

皆さんも是非聴いてみてください！
それではまた今度やりましょう

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愛知県の東海市という鉄鋼業が盛んな町で開催されている
『鋼鉄フェスティバル』というイベントがあるんですけど、
２月３月に行われる事が多く、毎年恒例っていうレベルではないんですが、
年が明けたくらいから、ちょっと気持ちがざわつくんですね

コロナ禍でなくてもやらない年があるのですが、
この状況下では余計難しいよな、と思っていた矢先に開催決定と内容の発表がありました。
即断でチケットを確保
久しぶりのHeavy MetalライブはOzzfest Japan 2013以来のANTHEMとなったのでした。
それでは、当時（と言っても一年前だけど）書きなぐった文章で振り返ります

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３年振りの鋼鉄フェスに当然のごとく参加
こんな状況下でも開催してくれるのはありがたい
テーマはずばり『ANTHEM』
This is Japanese Heavy Metalな彼らが主題なのです


しかも何が素晴らしいって公のイベントだっていうね
東海市の根性・精神に拍手です


第一部は恒例のシンポジウム？トークセッション？
東海市文化劇場の安江館長が登壇
なぜこのテーマなのか
なぜAnthemなのかを熱く語ってみえました
日本のHeavy Metalの過去・現在・未来を象徴するバンドとして
Anthemの名前を出した時に激しく賛成されたって凄い嬉しそうに話してました
Anthemの柴田直人とBurrn!の広瀬編集長が登壇して
トークテーマは『21世紀のAnthem』
柴田さんのLoudness在籍時代末期から話が始まり、再結成についてまだ迷ってた時に
グラハム・ボネットとのAnthem再録アルバムの制作とツアー
そこで再び火が付き始めて
21世紀には入って柴田・英三・清水・本間体制で再スタートしたって
なぜこの時のVoが森川じゃなかったのか、とか
MAD大内じゃなくて、本間さんとやる事にしたのか、とか
なかなか興味深い
25周年くらいまでは余裕がなく、
とにかく新譜制作と働き続けた00年代前半

気持ちに余裕が出てきたと思ったらさらに攻めたくなった00年代後半
ImmortalはとにかくMetalである事にこだわった作品
それと対照的な作品がBlack Empire
結果的に坂本英三の歌を活かす作品になった

坂本英三は甘いハスキーボイスを強く発声して、パワフルに押すっていう
特殊なボーカリストです。英三にしかできない芸当

そこから10年代へ
アルバム『Heraldic Device』の話
僕にとってのリアルタイムAnthemのスタートです
そして大好きなアルバム
そしてこれの制作前後から色々問題を抱えながらバンドが進んでいったという
メンタル、フィジカルともに結構無理していたのか
本間さんの事故からの不調
一年休止させるのは本当に苦渋の決断だったんだと思います
続くBurning Oathではそのため変則的な編成になっていたという
英三さんのラストアルバムにもなったしね
Unbroken Sign　(英三の歌）
Ghost in the Flame　（本間のドラム）
は必聴トラックですな

そこから森川復帰・田丸正式加入は皆知っての通りってな感じで
一度考えさせてくれって言った田丸可愛い
Evil Twoね笑
そして30周年ライヴを再結成後の曲でやり遂げた現在進行形のバンドだって
かっこいいね
今の曲で戦えるベテランって本当にかっこいい
小見１時間かとおもったら二時間弱も喋ってくれて、満足でした。


第二部は当然ライヴ
Anthemにとっても、このコロナ禍では最初のライブと言う事で
非常に貴重な機会を経験する事ができました。

Ozzfestで観たのが2013年だから、約８年振りか
しかもVoが森川さんのAnthemは初めて観る！

Heaven & Hell(敢えてそう書く笑)のHeaven & Hellが爆音で鳴るとバンドが登場

最初の森川期必殺の一曲Venom Strikeでスタート
のっけから全力だ！この曲は耳に残るギターリフが好き。


続けてCryin' Heart
森川期の楽曲が続きます
Anthemがジャパニーズメタルの象徴たる所以って
メタルサウンドに歌謡曲風のメロが乗っけてるかつ、ピタッとハマってる所ですよね

SEでイントロダクションが流れた後はOn and On
英三２期の曲ですが、森川に交代後もよく演奏しますね。
サビの憂いあるメロディもしっかり歌いこなせる森川さんは本当に達者だ

The Artery Song、Far Awayと直近の作品から連発
...そんなに聴きこんでいたアルバムではないですが、この２曲は好きです
とくにFar Awayの方はダークでヘヴィな感じがちょっと珍しくて好き

Black Empireは英三２期の代表曲!!
鐘の音で始まるダークなイントロから不気味に進んでいく演奏
サビになると一気にキャッチーになるのがかっこいい！

打込み音のリフレインが流れるとThe Jugglerだ！
かっけぇえええ！

静かなイントロで
清水のクリーントーンが響き渡り、マーチング調のリズムパターンが挿入されたなら
Hunting Timeのスタート
実はこの頃の曲って一本調子な感じがしてたけど、ライヴで聴くと全然そんな事なくて
全部かっこよかったんだよね

Painは森川復帰作から
声が出せるライヴだったら、凄い熱いんだろうけど
今は拳を突き上げるだけで我慢。もどかしい
Anthem全キャリアを通して一番暑苦しいナンバーだと思う
あ、暑苦しいは誉め言葉ね

ミドルテンポな曲が始まって、ちょっと異質な感じだった
何だか全然分らんくて後から調べたらAwakeでBlack Emipire収録曲でしたね。

次は何だか分かった！
Shout It Out!です!!笑
バンドのアンサンブルがかっこいい、特にギターとベースの弦楽器隊
サビは本来だったら曲名の如く叫びまくりだったんだろうなぁ…

清水のアーミングから始まったのは
Bound to Break!!!!!
Anthemで一番好きな曲です！！思わず泣きそうになっちゃったよ
ライブだとスタジオ音源のちょっとモッタリした感じも無くて激熱です！
サビではジャンプするんですね。Ozzfestの時もそうだった！

ドラムの田丸さんによるタイトルコールでWild Anthem!!!!
本編はこの曲で締めねばならないですよね。
絶対に締めはこの曲と言いながらも、Ozzfestでは聴けなかった
暑苦しさがANTHEMの売りだって知ってるんだよね
ギターのヘッドを振り上げるのがかっこいい

あっという間に本編終了です。
アンコール待ちはクラップで

すぐ出てきてくれて、
Let Your Heart Beat
PriestのYou've Gotta~系のゆったりとしたビートに身を任せる
皆で肩組むタイプの曲っすね

大ラスはGypsy Ways
森川Anthem伝家の宝刀かつバンドの代表曲で大団円です
いやぁめちゃくちゃかっこいい。

コロナ最中初めて観たHeavy Metalのライヴで、始まる前は盛り上がりとか熱量とか不安でしたが、
熱かったね。激熱。

イベント全体に目を向けても大満足でした。次はOutrageか？笑
コロナが終わったらまた海外から招聘してくれるかな？

またこのイベントの事が好きになった一日でございました。

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今振り返っても感慨深いというか
なんか一言では済ませられない感動がそこにあったと記憶しています

トークセッションで語られたリーダー柴田直人の想い
やはりリーダーならではの視点（個人的にはB'zの松本とも考え方が似ていると感じました）

ライヴでは森川期の楽曲を中心に英三曲もピックアップしていくスタイル

実はAnthemから気持ちが離れてた時期だったんですけど
その理由は英三への愛情だったりすんですよね。

Anthemのフロントマンとして英三＞森川という式が自分の中であったんですけど
今は英三≧森川くらいになったかな

パフォーマーとして優れているのは英三さん、ボーカリストとして優れているのは森川さん
って感じかな
そういう認識に変わりました

そしてこのライヴ以降、慌てて森川復帰後のアルバムを聴いたことは言うに及ばずってな感じで
森川評価がうなぎ昇りなのでございました

今更森川を評価するなんてお恥ずかしい限りですが笑

そして何より個人的にコロナ禍で初のMetalライヴっていうわけで
実は前年のOutrageのライヴとかスルーしてたんですけど、
それは盛り上がれるか不安だったのが、一番の理由だったんです。
しかしこのライヴのおかげ、全然そんな事ねぇって思い知らされました
音楽ってすげぇや

まだまだコロナは続くんでしょうけど、
心に余裕があるのなら、万全な対策をしてライヴ行きましょうよ
ちなみの今日B'zのチケ代入金してきました。
今年初ライヴは４月のOutrage @ Zepp Nagoya
どちらも楽しみです


それではまた今度やりましょう

Anthem @ 東海市芸術劇場 
01. Venom Strike
02. Cryin' Heart
03. Overture / On and On
04. The Artery Song
05. Far Away
06. Black Empire
07. The Juggler
08. Hunting Time
09. Pain
10. Awake
11. Shout It Out!
12. Bound to Break
13. Wild Anthem
EC
14. Let Your Heart Beat
15. Gypsy Ways (Win, Lose or Draw)



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