YKのRockでなし日記

ロックやHR/HMの作品レビューやライヴ感想など 御ゆるりとお付き合いください。

TMG

TMG LIVE 2024 Still Dodging the Bullet at Zepp Nagoya day1

TMGのツアー初日に行ってきましたよ

まさかのTMG再始動からツアー初日までのあっと言う間でしたね
ツアー初日でありながら、Mステやドリフェス出演と、再始動後初のライヴではない、という位置
会場はZepp Nagoya

松ちゃんとの所縁で言うと、中止になった方のBluesmanツアーの開催予定地がZepp Nagoyaだったんですよね。
しかも最初の振替公演時も初日だったという

Voyageツアーの時も初日名古屋だったし、松ちゃんは名古屋でスタートするのが好きなのかな?(多分たまたま)
ちなみに松ちゃんが名古屋で演奏するのは19年のWLNLツアー以来で、その時もZepp Nagoya (Highway XとStarsは常滑だったしね)

開場17時開演18時ですが、グッズ販売は12時からやってたという事で、私は14時過ぎくらいに会場まで行きまして、全然待ち時間なくTシャツとチャリティピンを購入
ガチャガチャもスムーズに回せて、快適でございました。
てかグッズ販売から1Hくらいで完売のサイズが出てくるスカジャンって…富裕層のファンは凄い

グッズを買ってからちょっと周りを散策しながら、1人呑み
余談ですけど、一時この辺りが生活圏だったので、かなり懐かしいと同時に、Zepp来るたびに新しいビルが出来てたり、古いビルが解体されていたりで、街が変わっていく様子に驚く

開場30分前くらいに戻り、入場待ちの列に
あれ、Zeppってこんな風に並ぶんだったっけ?なんて思いながら
結局入場出来たのは17時半頃

場内のBGM、ビリージョエルとかエアロ、あとは何があったかな
AC/DCのLong Way to the Topは最近皆挙って流している印象

開演直前はCultのFire Woman
この曲のイントロで音量が一段階上がり、2サビくらいでさらにもう一段上がって
会場暗転
太鼓の音が流れて来て、琴のフレーズが入ってきた所でメンバー登場
もうこの時点で1曲目は分かりますね
The Story of Love
一気に会場がヒートアップしたのが分かりましたね
Oiコールもライブハウスならではです!熱ぃ!!
シンクでLiSAの歌声も流れていました
てかこの時点でエリックがMステ出た時より声が出ていて安心&感動

鍵盤のイントロがシーケンスで流れてくると2曲目はEndless Sky
ジャックのベースがブンブン聴こえて来る
失礼ながら"NRの声"の印象が強かったけど、今回でその認識も改まりました
ゴリゴリのベーシストだ こんなにゴリッてると思わなかった
ミドルテンポだけど熱量のあるサビメロディにオーディエンスは拳を挙げずにはいられません

挨拶とメンバー紹介をサラッとして
マットのドラムがガイドになるThe Great Devide
新作の中でも1stぽさが一番ある一曲
今度はマットのパワフルなドラミングに目が耳が行きますね
この曲だったかなエリックが歌詞を飛ばして、おどけてたのは

イントロのリフが印象的なDark Island Woman
新譜からの曲が続きます
サビのフレーズがシンプルなので、新譜のリードじゃない曲の中では一番合唱が巻き起こっていました

ここで2回目のMC
何を言ってたかな 忘れちまったけど、ジャックさんに話させてたのってこのタイミングだったかな

Jupiter and Marsは私の中では演歌なのですが、どうでしょうか
バキバキなリズム隊のおかげでゴリゴリのハードロックになってたけどね笑
ラストのコーラスはNa NaなのかLa Laなのか分らんけど大合唱ですよ

エリックのタイトルコールから始まったのはFaithful Now
エリックの歌唱が光るバラード まだまだこの手の曲ならエリック・マーティンここに在りという圧倒感がありますね

ステージ上の照明が全部落とされるSEが流れて来てEverything Passes Away
とうとう1stからの曲がお目見え
イントロから客席の熱量が半端ない 松ちゃんも拳で客席を煽る煽る
20年という年月の重みを感じますね
熱さで言えば登場した時以上かも、新譜より20年多く聴かれ続けてる曲ですからね
ジャックさんとエリックの掛け合いも最高(新譜では少なかったので嬉しい)
Gソロが物凄く和を意識したフレーズなのも良いですね

続けざまにシーケンスでイントロを流しOh Japan ~Our Time Is Now~
中盤での登場に若干驚き(アンコールまでとっておくのかと思った)
松ちゃんのラップパートで漸くお声を聴けた気がしました笑

Power and GloryとかHeart of Countryとか要所要所のコーラスをしっかりこなせる聴衆さすが
てかサビも大合唱だし、そういう所はB'zファンの中でもより理解度の高いファンが来てる感じがしました

エリックだけ捌けて、バンドのセッションかと思いきや、またもシーケンスから音が聴こえて来て
松ちゃんソロのWaltz in Blue
これはビックリでした。松ちゃんのソロタイムがあるとは思わなかったけど、エリック休ませるためには当然か。
20年前のソロコーナーとは違って、今回はバンドで披露
つまりジャック/マットのリズム隊によるロック感マシマシのバックがTMG流か
とは言いつつも主役の松ちゃんが奏でる旋律は繊細そのもので、曲の世界観は損なわれない絶妙さ
曲後にジャックがBeautiful Song: Waltz in Blueと紹介

ステージ脇に捌けたメンバーがアンプ裏か登場して、ドラムセット付近に集まると
スタッフからアコギを手渡されて、シットダウン

エリックもアコギを携えて再登場
ちょっと控えめに居たYTを指差して
Yukihide~♪ Takiyama~♪って歌うお茶目なエリック笑
一しきり客席が沸いた所でエリックがタイトルコールしたのは
To Be With You
うぉ!!まさかの続投
そりゃ前回から20年経ってるんだもん。続投でも不思議ではないか
(別曲でっていうのはただの個人的願望)

洋楽ロックのスタンダートは合唱必至ですね
自分も歌いながら思ったことですけど、自分が思ってる以上に歌えてるんですよね
それだけ私にとっても血肉となっている曲なんです

一気に会場がアットホームでハートフルになった所で
ここからは後半戦スタートかと思いきや、松ちゃんが捌けたままで登場すらしておらず
エリックとジャックがWithout Tak Matsumoto so we're Group!!
ってジョークを飛ばしてて場内爆笑

松ちゃんが再登場すると、焼酎time? と松ちゃんに聴くジャック笑
Let's Kanpai Shochu!!って言ってたけど、After Showって返す松ちゃん笑

仕切り直しで後半戦スタート
新譜からの楽曲に戻りColor in the World
Beatles色が強いソロ曲のTMG verですね
タイトルよろしくカラフルなライティングが映える素敵なステージ
若干エリックが高音キツくて、歌詞も飛ばしていた所をジャックとYTがしっかりフォローする体制が出来ていて良いですね

マットのGFR的カウベルから始まるMy Life
B'z的に言うならポップでブルージーなBlowin' ?笑 イントロだけか笑
サビのメロディがとても良いし、CDより全然タイトでラウドな演奏に圧倒されています

Crush Down LoveはイントロのKeyが印象的
出来ればジェフ・バブコも連れて来て欲しかったというのは内緒の話
こんなベタベタなスタジアムロックが聴けるのは今やTMGだけ!笑
ジャックのコーラスが最高

エリックの短めな曲紹介とマットのカウントからKing for a Day
イントロで松ちゃんのギターが聴こえない所があったけど、ミス?そういうアレンジ?分かりませんでした
1stからの曲がここで再び。人気曲ですね。
この疾走感はやはりかなりライブで聴くと熱い熱すぎる
別にDaddyとか色々あるけど、こういうビートの曲をエリックが歌ってるのってやっぱ新鮮

SEが流れて来てNever Good-Bye
おや?これは20年前と同じ流れか?
1stの曲がマットのおかげでハードロック感マシマシにパワーアップしていて凄い
見くびっていたわけではないけど、想像より遥かに凄いドラマーでした
サビに合わせて手を振るのは健在で楽しい

かなり意訳だけど
最後にやる曲はBabymetalが参加してくれてて、先週のMステやドリームフェスティバルでは彼女たちが参加してくれたけど、今日はいないんだ。今晩彼女たち無の状態で初めて披露する。でも全然問題ない、My Babymetal = Jack Blades!!笑

ジャックは松ちゃんにHelp!って笑

新譜のリードトラックEternal Flamesが本編ラストを務めました
いざ曲が始まると一曲目同様シンクで歌声を流していました
てか別にゲスト出る出ないとかは別にこういうビートは盛り上がって良いですね
サビ落としのWowもしっかりハマって楽しいし、Gソロも決まった
一番最後の掻き回しで若干油断したのか松ちゃんグシャってなってたのも初日ならではか笑


アンコール待ちにマイクを通じてエリックが喋ってる
そんなのも聞いてるると、エリック以外がすぐ登場して
センターを陣取ったのはジャック!
という事はNight Rangerの時間だ!
(You Can Still) Rock in America
この曲も続投!

松ちゃんがイントロを弾き始めるとバックドロップが星条旗と日章旗に
そう!こに日米の競演がTMGなのです!

20年前に披露された時と違うのはギタリストが2人いる事!そうYTも弾きまくりなのです
松ちゃん→YTのソロ回しもかっこよかった

エリックが松ちゃんを褒め称えるMCをしたら、Guitar Heroがスタート
もうこの曲の持つパワーで全て抑え込み大団円に向かわせた感w



01. The Story of Love
02. Endless Sky
03. The Great Devide
04. Dark Island Woman
05. Jupiter and Mars
06. Faithful Now
07. Everything Passes Away
08. Oh Japan -Our Time is Now-
09. Waltz in Blue (Tak Matsumoto)
10. To Be With You (Mr.Big)
11. Color in the World
12. My Life
13. Crush Down Love
14. King for a Day
15. Never Good-Bye
16. Eternal Flames
EC
17. (You Can Still) Rock in America (Night Ranger)
18. Guitar Hero



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TMG II / Tak Matsumoto Group (2024,JP/US)

TMGまさかの再始動
結果的に20周年での再始動となりまして、あ、でもこの辺りは狙ってるんだろうなぁ松ちゃん

今回は
Tak Matsumoto (Guitar)
Jack Blades (Bass & Vocal)
Eric Martin (Vocal)
に加えて
Matt Sorum (Drums)
YT (Guitar & Chorus)
という顔ぶれ

もう既にMステにてこのラインナップはお披露目されていますが、
一番印象的だったのはマットさんのドラミング
あんなシバく系のパワードラマーとは知らなかった
プレイも佇まいの格好良かった!

さて今回は20年ぶりに出るアルバム
2ndなんでTMG II 分かりやすい!

「TMGⅡ」 [PREMIUM EDTION] [CD+Blu-ray]
TMG
バーミリオンレコード
2024-09-18




01. Crash Down Love

02. Eternal Flames (Feat. Babymetal)

03. The Story of Love (Feat. LiSA)
04. Color in the World
05. Jupiter and Mars

06. My Life
07. Endless Sky
08. Dark Island Woman
09. Faithful Now
10. The Great Divide
11. Guitar Hero



01. Crash Down Love
Keyのフレーズで始まる時点で前作と区別化できてる!笑
上手く言えないけど、なんかFrontier Recordって感じの曲
こんなコッテコテな80sスタジアムロックをやれるTMGというバンド…素晴らしい!!

02. Eternal Flames (Feat. Babymetal)
こういうビートのハードロック作らせたら松本孝弘という人はピカイチだね。
ハードさヘヴィさがありながれ、跳ねた曲調で踊れる。
Babymetalの参加は後から決まって、そこは書き足したって話だけど、全然そんな事を感じさせない

03. The Story of Love (Feat. LiSA)
LiSAに提供した楽曲のセルフカバーにLiSAも参加しちゃってっていう
琴の音とか追加されていて"和テイスト"をトッピングって感じで良いです
和モノのハクスラ系ゲームに起用されても良さそう

04. Color in the World
あ、Arby Gardenやないか!その手も使って来たか!
元々歌心のあるTakインストの中でも殊更その感じが強い曲ではあったので納得です
クレジット見る限りは全編録り直しですね、ストリングス含めて

05. Jupiter and Mars
演歌みたいなのを作ろうとしてそうはならなかったって、いや全然演歌ですよ!これは!
物凄く和なメロディを歌うエリックが歌うのが面白い。てかこの曲めちゃくちゃ良いです
今作で一番好きかも。

06. My Life
マットがグランドファンクじゃんって笑いながら叩いてそうなイントロ笑
歌メロやフックにTMG Iの匂いを感じます。禁じ手がないのがTMGの強み!

07. Endless Sky
ミドルテンポだけどキャッチーなフレーズ歌メロで突き進んでいくパワーポップ
ポップなベースラインがちょっとジーンシモンズ的だったり

08. Dark Island Woman
You Have No Name ダメダメって歌いたくなるフレーズのイントロから、非常にB'z的な組立方
あ、でも当然メンバーが違うからB'zとは違う種類のガッツと熱さがある。
マット&ジャックのリズム隊MVP

09. Faithful Now
鍵盤を中心に据えたパワーバラード。松本が歌メロを作っているので凄く日本的


10. The Great Divide
今作では一番前作から継続感を感じるというか、前作に入っていてもおかしくなさそうな曲


11. Guitar Hero
ギリギリでいつも生きていたい系楽曲のセルフカバー 数年前のスガシカオverに近い感じ
これがねめちゃくちゃかっこいいんだ。とにかく聴いてくれ



インタビューで松本が語ってるけど、制作面ではアレはもうやった的な縛りがなかったって言ってる通り、もしかしたら松本をずっと追ってるファンからすると、どこかで聴いたことがある気がするフレーズも結構出てきて面白いです。そういうのも気にしない真に自由なソングライティングが出来たという事でしょう!
それと、前作との大きな違いは歌メロが全部松本だという事。これはかなり大きい要素で歌謡曲等を土台にした非常に日本的なメロディにエリックやジャックを詞を乗せて歌っているという面白さ
前回はサウンド面で和を意識していたのなら、今作はこの日本的メロディが特色だと思います

B!のレビューで増田さんが書いてたけど、決してB'z的でもMr.Big的でもない化学反応を楽しめる作品です
皆さんも是非聴いてみてください。

それではまた今度やりましょう




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TMGが今度のツアーで演りそうな曲

気付けば、TMGのツアーがすぐそこまで迫っていますね
私はツアー初日のZepp名古屋参戦予定でございます。

そこで簡単なセトリ予想ではないですけど、演奏しそうな曲を何曲か…
もしかしたらやるかもねっていう感じ? 知らないってポカーンとしないための予習用

TMGのオリジナル曲はたった2枚のアルバムだけなんで、それは確実に聴いて貰うとして

前回のツアーでもあったカバーというかそれぞれのバンドの持ち曲をやるのかっていう

前回は
To Be With You / Mr. Big

(You Can Still)Rock in America / Night Ranger



あと松ちゃんのソロコーナーでBlue (華では御堂筋Blue)を披露していました

今回もMr.BigとNR曲の披露はあるのでしょうか?
単純にTMGの曲だけで25曲あるしなぁ

でもエリックとジャックがいるのにやらないのはね…
彼らのキャリアへのトリビュートだからね
マット・ソーラムもいるから、GNRかVRの曲も有り得る?
うーむ考えるほどに分からん

ちなみに前回と違って、今回はMr.Bigが現在進行形のバンドであるという事
てことは今ミスビ本隊ではやる事のないリッチー期の曲か?
ジャックのNRはどの曲か?もしかしたらDamn Yankeesか?

というわけでやりそうな曲抑えといた方が良い曲を挙げときます
別にやらなくて良曲なのは間違いないしね

Shine / Mr.Big


実はこれ一番ありそうだなって思ってみたり。エリックはソロでよく演るくらいお気に入りだし
ポップで初聴でも耳馴染みよいし

Superfantastic / Mr.Big


前回のTo Be~と同じ流れを作りたいなら、この曲もアリか

Don't Tell Me You Love Me / Night Ranger


良い曲なのは当然なんだけど、この曲が大好きなので聴きたい欲はある

Don't Tread on Me / Damn Yankees


昨年Jap the Ripper披露したしね笑
High Enoughとかのバラードよりこういうのが良いかな


やっぱりGNRとかVR曲はなしかな
マットが曲作ってるわけでも、歌ってるわけでもないし…

というわけでやりそうな曲でございました
やりそうな曲ではないな。やって欲しい曲だ笑

ネクスト・タイム・アラウンド-ベスト・オブ・MR.BIG(デラックス・エディション)
MR.BIG
ワーナーミュージック・ジャパン
2009-04-29


グレイテスト・ヒッツ (ワーナー・スーパー・ベスト40)
MR.BIG
ワーナーミュージック・ジャパン
2010-04-07


Greatest Hits
Night Ranger
Mca
1989-06-13



この辺りのベスト盤を聴いておけば間違いないと思います。


気が付けばもうツアー開始が来週に
というかドリフェスは今度の日曜にまで迫っていますね

参加される皆さん楽しみましょう
それではまた今度やりましょう


(Jackのお漏らしがあった時に勢いで書いた1stアルバム記事)




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