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【マカオひとり旅記-9】ポルトガル料理を食す。

これまでのお話:マカオひとり旅記        

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マカオ旅行3日目は Andaz にチェックインを済ませた後、(セナド広場に行く前に)翌日のチェックアウトが朝早いので 空港までの道のり予習 しておきました。

 

帰国日は朝6時くらいにはホテルを出発しようと思っていたのですが、その時間に空港に向かう手段は①バス、②タクシー、③6:30頃まで待ってLRT の3つでした。

 

LRTは始発が遅めなんですね。

ホテルスタッフの方にお願いすればタクシーも呼んでもらえると思いましたが、費用節約のため バス で行くことにしました。

 

ところがこのバスもLRTも、空港には行ってくれない んです。

行先は フェリーターミナル

(空港からはバスが出ていましたので、他のバス停からなら空港まで行く線もあると思うのですが、ともかくAndaz横のバスは行き先がフェリーターミナルでした。)

 

Google Mapで検索しても、バスでフェリーターミナルに行き、空港まで歩く案内が出ます。

 

ただ、この下見の段階では、行き先がフェリーターミナルであることをよく理解できていませんでした。

 

行きたいお店のことを調べたりしながらバスに乗っていて、着いた!と思って降りたところがフェリーターミナルだったのですが、空港だと思いこんでいたので「???」なんか到着時と違う?と思いながらしばらく辺りをうろうろ。

 

そうしてようやくそこがフェリーターミナルであることを理解しました。

 

近くに空港があるはずと思いましたが、辺りを見回しても空港らしきものが視界に入らず、”空港はあちら”的な案内表示もありません。

 

明日大丈夫だろうかと、俄かに 不安 が増しましたが、とりあえず今日は今日で楽しむべく、次の目的地へ移動しました。

 

 

次は マカオ半島 側へ行きます。

 

この時、Andazからフェリーターミナルまでのバスを降りてから 45分以内マカオ半島へ向かうバスに乗ったので、乗り換え 扱いになり 無料 でした。

 

マカオ半島側に行くのもバスで15分ほどですぐ着きました。

 

 

タイパ島よりも民家と思われる集合住宅の建物が多くて、小さなお店が立ち並んでいました。

 

先にセドナ広場と世界遺産散策の記事を上げましたが、その前に お昼ご飯 を食べにに行っていました。

 

マカオは1999年まで ポルトガルの海外領土 だったために ポルトガル料理屋さん がたくさんあります。

 

ポルトガルには行ったことがないし、ポルトガル料理というのも食べたことがないので「これこそポルトガル料理!」というのがわからないのですが、事前にいくつかお店を探していていくつか 気になるメニュー がありました。

 

それが食べられるお店で、動線に無理がなく、口コミが良くて、高すぎないお店と絞り込んだ結果がこちら。

 

「海湾餐庁」というお店です。

 

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お店は12時開店で、わたしは11:45くらいに到着しました。

既に中国人?と思われる3人組の方が並ばれていて、高まる期待。

独特な佇まいのお店ですが、この近辺はこんな感じのお店が多かったです。


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先頭に並んでいた3人組の方が開店に気づかず話し込んでいる間に別の2組ほどのお客さんが先に入店されましたが、それに続いて3人組の方も、わたしも無事入店。

 

その後も続々とお客さんが入ってこられていました。

新しくはなく、どちらかと言うと”老舗”と呼べそうな佇まいです。

 

席に通してもらい、メニューをいただきました。


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コレ食べたい!と決めていたメニューは ”アフリカンチキン” です。

マカオにある、ポルトガル料理屋さんの、アフリカンチキンということで、何が何だかって感じですが、ガイドブックにも載っていましたし、定番メニューのようでした。

 

このページのA5のメニューです。


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もうひとつ、”バカリャウ” という塩漬けした干し鱈のコロッケみたいなものも定番料理のようで食べてみたかったのですが、アフリカンチキンのボリュームがわからないのでこちらは様子見に。

 

こちらのページの5番のメニューです。


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”セラドゥーラ” というデザートも食べてみたいと思っていました。

これも食事をいただいてみて、食べれそうだったらオーダーしようと思います。

 

このページの49番のメニューです。

 

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お昼ですが、せっかくなので ビール もいただきます。

何でも良かったのですが、なんとなくハイネケンにしました。


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ビールはすぐに運ばれてきました。

よく冷えていてとっても美味しかった。幸せ。

この後パンとバターもサーブされました。


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こちらが念願の アフリカンチキン です。

 

ソースは玉ねぎとスパイスを煮込んだ感じで、甘味と辛みのバランスがよく、チキンは柔らかジューシーでとっても美味しかったです。

ピクルスやオリーブも、飾りじゃなく一緒に食べると風味が加わってまた美味しい。


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大きなお皿にでーーんと盛られていますが、骨付きチキンなので可食部は見た目ほど多くなく、わたしは一人で食べきれちゃいました。

 

が、バリャカウを追加で食べられるほどの余裕はなく、これは諦めることに。

 

 

でもデザートは諦めませんでした。

 

セラドゥーラ を追加オーダーです。


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セラドゥーラはポルトガル発祥のデザートで、マカオではエッグタルトに次いで挙げられる定番デザートだそうです。

 

細かく砕いたビスケットと、生クリームとコンデンスミルクを泡立てたクリームとを交互に重ねて冷やしたスイーツとのこと。

 

こちらはオーダーしたらわたしのテーブルのすぐ横の冷蔵庫に入れてあったものがひょいと提供されました。

 

美味しいですが、「細かく砕いたビスケットと、生クリームとコンデンスミルクを泡立てたクリームとを交互に重ねて冷やしたスイーツ」以上でも以下でもない、”まんま”なお味でした。

 

でも食べてみたかったから、食べられて幸せです。

 

 

以上3品のオーダーで、お会計は320.1MOP(約6,020円)。

けっこうお高いと思いましたが、ポルトガル料理屋さんの相場はだいたいこのくらい(むしろもう少しお高め)の様子です。

 

せっかくなので、マカオに行ったら滞在中一度くらいはポルトガル料理を試しても良いと思います。

 

 

  翻译: