4年ぶりの日本の夏はとても暑いですね。熱中症にならずになんとか日中近所のスーパーに歩いて買い物には行けるのでなんとかなりそうです。テレビでは毎日、家の中でもエアコンはつけてください、とか子供やエアコン嫌いな高齢者には家族が注意してくださいというので、母には無理せずエアコンをつけるようにと毎日言っているのですが、エアコン嫌いな母はなかなかエアコンを入れてくれません。ここ数日はさすがに暑すぎて外出から帰ったあとなどはエアコンを入れるようになりましたが、ほぼ一日中窓を全開にしたリビングでエアコンなしの生活をしています。それが本人はとても快適らしいです。私は窓から暖かいを超えて熱い風を家の中に入れるのはどうかと思うのですが、、、。
母がエアコンをいれてくれないので、夕方晩御飯の準備をするときはもう一階はサウナ状態。そんな暑い場所で調理をしなくてはならないので料理をしながら熱中症で倒れないかとびくびくしています。最近は朝の涼しいうちに何品か作っておいたりして、なるべく夕方にキッチンに長くいなくてすむようにしています。炊飯器からの蒸気が背中にあたり、鍋やフライパンからの湯気が顔の前にあたり、もう暑くてたまりません。
母にはなるべくエアコンをつけてもらわないと夕方にキッチンがサウナのように暑くなってさらに湯気や蒸気で湿度も上がって料理をする私が熱中症になりそうだと文句をいいました。それからちょっとエアコンをつける時間が長くなりましたが、今度は母から文句を言われます。エアコンをつけていたら寒気がしてきて風邪をひきそうだと、、、。
その日は寒気がすると大騒ぎして、「今日ははよ寝な風邪がひどくなる」というのです。たまたまその日は母が以前から楽しみにしていたドラマ、ハヤブサ消防団の第1話の放送日だったので、早く寝るなら録画しておこうかというと、そんなドラマ別に見たくない、お母さんは寒気がするから早く寝るんや。と怒られてしまいます。
母が早く寝るなら、私はエアコンをつけて涼しくなったリビングでハヤブサ消防団を見ることができると、うれしい気持ちで暑いキッチンでの夕飯の後片付けを汗だくでしたのです。でもドラマが始まる時間になっても母は寝る様子もなく、リビングでエアコンもつけずテレビをみています。ハヤブサ消防団ではない、目黒連の出ているバラエティ番組を視聴中。仕方がないので、エアコンのないダイニングで汗だくになりながらドラマをみながら、母が寝るのを待っていましたが、結局母は夜の10時になってようやく寝ると言い出しました。あんなに寒気がして風邪を引いたと大騒ぎしていたのはなんだったのだろうかと腹立たしかったり、呆れたりしました。
それ以後は、エアコンを入れてと言って、また寒気がしてきたとか風邪をひいたと文句を言われたらと思うとなかなかエアコンを入れるように言えなくなりました。仕方がないのでさりげなくエアコンを入れて、母が寒いというと切るという方法で家の1階をサウナ状態にしないようにしています。
まだ8月になったばかりですが、これからもっと気温が上がっていっても母はエアコンをほとんどつけずに生活できるのか気になります。顔から汗がでないし、暑いとも思わないというので、それがすでに問題なのだと友達が言っていたと母には言いました。私の意見だと無視したり、逆ギレされるので、友達が言ったということにしています。事実友達に話したらそう言われたことなので嘘ではないのです。
一応、温度計を買ってきてリビングに置いて室温を確認できるようにして、30度を超えていたらエアコンをつけるということにしているし、母も温度計が30度を超えていたらさすがにエアコンをつけようという気になるのではないかと思っています。
あと、最近ニュースを見ていて気が付きましたが、災害などで停電が起こったときに数日エアコンなしの生活を余儀なくされるということがあるということです。これから台風の季節で停電が起こる可能性が高くなります。災害も多く、気温も湿度も高い日本の夏は基本エアコンが家にないドイツの夏より大変そうです。
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