京都・嵐山の人気店「五木茶屋」が先斗町にも登場!名物の「京丼五種食べ比べ膳」は食べる楽しみが満載
2023年春、京都屈指の観光地・嵐山で評判の行列店「五木茶屋」が、先斗町にもオープンしました。京都らしさを感じられる空間で、看板メニューの「京丼五種食べ比べ膳」は、写真を撮りたくなる見た目だけでなく、食材や味付けにこだわった内容にも注目です。
カウンターのみの京都らしい落ち着いた雰囲気の店内
五木茶屋は、京都には嵐山の本店をはじめ、清水店、伏見稲荷店、そして先斗町店と全4店舗を展開。今回紹介する先斗町店は、四条通から先斗町通を北上してすぐの西側にあります。エリアごとに空間や料理の内容が異なるため、それぞれのお店ならではの楽しみ方があります。
エントランスは先斗町らしい路地のような造りで、入店前からテンションが上がります。
先斗町の雰囲気に合わせた高級感がある店構えで、客席はカウンター8席のみ。
店内からは小さな坪庭を眺めることができます。
店内の壁には、京都の新鋭アーティスト「だるま商店」によるオリジナルの壁画が。鴨川をイメージした青龍と五穀豊穣を表す月うさぎが鮮やかに描かれていて目を引きます。一緒に記念撮影をしてみては?
季節替わりの京風丼5種を食べ比べ
同店の食事メニューは「京丼五種食べ比べ膳Ⓡ」のみ。旬の魚や野菜を盛り込んだ内容で、京都の四季を料理で感じ、楽しむことができます。
どれから食べよう!?」と迷ってしまいそうな、見目麗しい御膳がサーブされます。取材時(2023年7月)は、夏メニューが提供されていました。
左手前の丼から順番にご紹介していきますね。
1品目の黄金の玉子丼。こちらは定番としてどの季節にもいただけるのだそう。甘めに味付けされた半熟の玉子とじはふんわりとした口当たり。玉子の上にさらに卵黄をオンしているのが贅沢ですね。ご飯には、京都の老舗米穀店&米割烹「八代目儀兵衛」に特注したお米が使われています。
2品目の鰻ひつまぶしは、まずそのまま味わい、タレをまとった香ばしい鰻とおいしいご飯の相性の良さを堪能しましょう。
残り半分くらいになったら、お茶漬けにすることもできます。お茶漬けに使うのは一番だしとお茶をブレンドしたもの。滋味あふれる味わいのおかげで夏バテもどこかへ行ってしまいそう!
3品目の和牛モモステーキ丼は、赤身肉を使ったあっさり味の丼に。ユッケダレ風に甘めの味付けをして大根おろしを添えた、和風のステーキ丼です。
4品目の季節の天麩羅丼には、夏限定で京都人の大好物・ハモも使われています。丁寧に骨切りされたハモをふっくらと揚げたハモ天は夏のご馳走の一つ。ほかにも、エビや京野菜の天ぷらが盛り込まれています。
5品目の海鮮手巻き丼は、別皿に盛り付けた日替わりのお造り4種類や、玉子、奈良漬け、キュウリを海苔で巻いて味わうスタイル。
お造りは6種類からお好みで選ぶことができます。ネタを好きな組み合わせで自在に楽しめるのが良いですね。
旬の食材を使った小鍋もお楽しみ!
「京丼五種食べ比べ膳」には、これも季節替わりの小鍋が付いています。夏メニューの一例は、鱧と京野菜のしゃぶしゃぶ。一番だしを張った小鍋で、ハモや水菜、九条ネギ、紅芯大根などをしゃぶしゃぶして味わいましょう。漬けダレはポン酢でさっぱりと。
このようにかなり盛りだくさんなので、お腹も心も満たされること間違いなしです。
食事と一緒に楽しめるお酒は京都をはじめとする関西の地酒が、お茶はワイングラスで香りよく供される玉露やほうじ茶などの日本茶が人気だそう。
席数がわずか8席と限られるため、週末のランチタイムなどはあっという間に満席になることも。できるだけ早めに予約することをおすすめします。
■五穀豊穣のお茶屋ごはん 五木茶屋Ⓡ 先斗町店(ごこくほうじょうのおちゃやごはん いつきちゃや ぽんとちょうてん)
住所:京都府京都市中京区柏屋町169-3
TEL:075-600-9750
営業時間:10時30分〜19時15分LO(1時間制)
定休日:月曜(祝日の場合は営業)
アクセス:阪急京都河原町駅から徒歩2分
Photo:ハリー中西
Text:泡☆盛子
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