「KITTE大阪」に全国各地のアンテナショップが集結!旅気分でいいもの探そう!
JR大阪駅西地区に立つJPタワー大阪内に誕生した商業施設「KITTE大阪(きっておおさか)」。特に話題を集めているのが、2階に全国各地のアンテナショップが集まるフロアです。今回はなかでも注目度の高い6つのアンテナショップをピックアップしてご紹介します!
Summary
日本各地のアンテナショップが、2024年7月開業の「KITTE大阪」内に登場
2024年7月に開業した商業施設「KITTE大阪」のコンセプトは、「UNKNOWN(アンノウン)」。まだ広く知られていない日本の“いいもの”や地域の食文化など、日本のよさを発見・再認識できる114店舗が集結しています。※一部店舗は2024年8月以降、順次開業予定
なかでも、2階の「Feel JAPAN Journey (ええもん にっぽん めぐり)」は、物産や観光を中心に日本各地の魅力を集めた目玉フロア。北は北海道、南は沖縄まで、地域のよいものを取り扱うアンテナショップのほか、地域の魅力を発信するさまざまなショップが並び、早速、にぎわいを見せています。
北海道うまいもの館
アンテナショップといえばまず訪れたいのが北海道!「北海道うまいもの館(ほっかいうどううまいものかん)」では、「もっと毎日北海道」「もっと身近に北海道」をコンセプトに、北海道の海の幸や山の幸を常時1200アイテム以上取り揃えています。店頭には、「三方六」や「よいとまけ」などの有名お菓子がずらり。
まず買うべきというアイテムがこちらの「鮭ルイベ漬」。北海道産の天然鮭とイクラを、鮭醤油入りのたれに漬け込んだ珍味で、とろける食感と濃厚なうま味が堪能できるベストセラーだそう。
ほかにも、グルメなレトルト食品や缶詰、インスタントラーメンなども豊富で、日々の食卓がランクアップしそうです。
北海道産の昆布5種類と、国産の節やシイタケといった厳選した素材で作った、オリジナルのだしパックも人気。煮出すだけで、まるで料亭のような味わいに! 試飲ができるので、ぜひ店頭で試してみてください。
キュートなシマエナガグッズや、ミントの香りがさわやかなハッカ油シリーズなど、雑貨類が多彩なのもうれしいポイントです。大阪では、なかなか手に入らないアイテム揃いです。
店内では、ミルクや夕張メロンのソフトクリームのほか、「北海道メロンシェイク」400円も提供中。ミルクがコク深く、夕張メロンの香り豊かなソフトクリームを味わえば、現地を旅行している気分が満喫できますよ。
富山・石川・福井 情報発信拠点『HOKURIKU+』
富山・石川・福井の北陸3県の風土から生まれたこだわりの産品をセレクトしているのが、「富山・石川・福井 情報発信拠点『HOKURIKU+』」(とやま・いしかわ・ふくい じょうほうはっしんきょてん「ほくりくぷらす」)。富山、石川、福井の銘菓やお酒、冷凍・冷蔵の海産物、工芸品などが、各県約100種並びます。
富山県コーナーでは、伝統の手延べの技で作られる「氷見うどん」や、強いコシとなめらかな喉ごしが特徴の「大門素麺」といった、郷土の味をゲット!
石川県なら、石川・金沢などの海産物を、おつまみや酒の肴にした、おさかなバルシリーズをぜひ。「さばジャーキー」や「焼ほたるいか」各650円など10種類以上が揃い、目移り必至です。
福井県は、銘菓・羽二重餅をアレンジした「羽二重トースト」が話題! 食パンにのせて焼くだけで、サクッとしたパンと、とろ~りとした羽二重餅の食感が楽しいトーストになるんです。
富山名物の細工かまぼこの技術を生かして、福井で有名な恐竜をかたどった、色とりどりのかまぼこもかわいらしい!
「富山・石川・福井 情報発信拠点『HOKURIKU+』」には、3県の日本酒を各県の器で味わえるスタンディングバーも併設し、北陸のおつまみと一緒に飲み比べも楽しめます。
40㎖300円の日本酒サーバーもスタンバイしているので、気軽に名酒の数々を楽しめますよ。
観光案内カウンターでは、とっておきの北陸情報や具体的な旅案内も伝えてもらえるので、旅行前に行くのもおすすめです。
【島根県】IZUMO SHIMENAWAYA
島根県の出雲大社と同様のしめ縄が目を引く「IZUMO SHIMENAWAYA(いずも しめなわや)」は、山陰地方の食・工芸のセレクトショップです。
「しじみチップス」「のどぐろチップス」は、山陰の魚介を生かした軽い食感のせんべいで、食べる手が止まらなくなるおいしさ。
出雲で約70年愛されるご当地パン「バラパン」も大阪で味わえるなんて! 自家製クリームとパン生地をバラのように美しく巻き上げた「バラパン」や、小倉あん入りの「和風バラパン」など4種が並びます。
出雲が数々の神話の舞台でもあることから、神話モチーフのイラストをあしらった缶入りのクッキーも登場。素戔嗚尊(スサノオノミコト)が、稲田姫(イナタヒメ)にプロポーズするシーンが描かれた缶の中には、奥出雲産仁多米の米粉を使ったポルポロンが入っています。
ほかにも、出雲そばなどのご当地グルメや御朱印帳、器などの工芸品も要チェックです。
【広島県】ひろしまIPPIN
嚴島神社公認の鳥居が存在感を放っているのは、「ひろしまIPPIN(ひろしまいっぴん)」。広島県の特産物を使った食品や日用品から伝統的工芸品までこだわりの品800点をセレクトしています。店名には、広島の優れた“逸品”を揃え、自分のための「一品」を見つけ出せる場所という意味が込められているそう。
まずおすすめなのが、広島ではポピュラーな青大豆を原料にした青きなこのオリジナルアイス。職人技を生かして焙煎した青きなこの風味と、北広島の牛乳のミルキーさがマッチするひと品です。
瀬戸内産レモンの果汁シロップでコーティングし、シャリふわ食感が楽しめる「鈴レモンカステラ」や、瀬戸内の太陽をたっぷり浴びて育ったグリーンレモンなどのかんきつの皮で作った、さわやかなピールも人気のオリジナルアイテムです。
ほかにも、広島東洋カープのアイテムや、カキやもみじ饅頭といった定番みやげ、希少な地酒や熊野筆などの工芸品も並ぶ充実の品揃えで、見ているだけでも楽しいですよ!
【高知県】SUPER LOCAL SHOP とさとさ
「SUPER LOCAL SHOP とさとさ(すーぱー ろーかる しょっぷ とさとさ)」は、“極上の田舎”をコンセプトとした高知県のアンテナショップ。高知の海・山・川・畑に生きる人々の「食とカルチャー」を届け、週末には生産者が来店するイベントも開催するそう。店頭には、ビッグな「鰹のたたき クッション」も!
こちらでまず外せない商品といえば、冷凍で販売されているカツオのたたき。手作業でわら焼きしたタタキなど、本場の味が楽しめる6種類がスタンバイしているので、あれこれ食べ比べて、好みの品を見つけるのも楽しい!
こちらは、手間をかけて育てた有機生姜の辛味や香りを存分に堪能できるジンジャーエール。唐辛子のスパイスが利いた本格派の辛口と、蜂蜜で甘みを加えたマイルドの2種があり、どちらも試してみたくなります。
高知県のユズを使ったポン酢もラインナップ豊富。ショウガ入りや柚子胡椒塩ポン酢など、珍しいものもあるので、料理によって使い分けるのもおすすめですよ。
【鹿児島県】かごしま屋
「かごしま屋 (かごしまや)」には、さつまあげや黒豚ソーセージなどの冷蔵・冷凍食品や、銘菓や焼酎など、鹿児島県内の美味が550品も大集合!
名物アイス・白熊の元祖といわれる「天文館むじゃき」の「ベビー白熊」もスタンバイ! 秘伝の自家製ミルクと蜜をたっぷりかけ、フルーツと十六寸豆を盛り付けたきめ細かいかき氷は、一度は味わう価値アリです。
全国屈指の日本茶の産地としても知られる鹿児島県。こちらは、豊かな鹿児島の大地で育った茶葉を粉末にしたスティックを、たばこモチーフのパッケージに詰めた、ユーモアあふれる日本茶シリーズ。水やお湯と混ぜるだけで味わえる手軽さもよいですね。
良質な黒豚のバラ肉をじっくり煮込んだ鹿児島の郷土料理も、手軽なレトルトで味わえます。とろけるような食感の角煮と、こってり濃厚なとんこつ、どちらもゲットしてみてください。
ほかにも、沖縄や新潟、長野・群馬、兵庫や宮崎、岡山県倉敷、和歌山県湯浅などのアンテナショップも軒を連ねています。
冷凍・冷蔵のグルメや、重たい調味料など、旅先で買うにはハードルの高かった品も手軽に手に入れることができるのがうれしいですね。
大阪にいながら日本各地を旅した気分になれる、「KITTE大阪」2階「Feel JAPAN Journey(ええもん にっぽん めぐり)」フロアへぜひ足を運んでみてください。
■KITTE大阪「Feel JAPAN Journey(ええもん にっぽん めぐり)」
住所:大阪府大阪市北区梅田3-2-2 KITTE大阪2階
TEL:06-7739-4800(代表)
営業時間:物販・サービス11~20時、飲食11~23時 ※一部営業時間が異なる店舗あり
定休日:元日および建物設備点検日
アクセス:JR大阪駅西口直結
Text:平林みわ(ピース)
Photo:大﨑俊典
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
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