開店前から行列!「氷屋ぴぃす」の進化形かき氷を食べに吉祥寺へ
かき氷といえば夏の風物詩のひとつ。粗めに削った氷にビビッドカラーのシロップをかけた一品を思い出す人が多いでしょう。吉祥寺にある「氷屋ぴぃす」で味わえるのは、キラキラと輝くフルーツやゼリーがトッピングされた、見た目のインパクト大な進化形かき氷。若い女性を中心に注目を集めており、夏だけに限らず年中行列のできる人気店なんです。
昔懐かしい雰囲気のある、和モダンな建物
「氷屋ぴぃす」があるのは、JR吉祥寺駅から徒歩5分ほどの場所に位置する「吉祥寺じぞうビル」というなんともユニークな名前の建物の1階。鮮やかな赤と白を基調とした外観は、洗練された雰囲気を漂わせながらも、どこか懐かしさを感じさせます。
引き戸を開けると、電動かき氷機で氷を削っている男性スタッフの姿が目に入ります。かき氷機から出てくる氷は、まるでふわふわと舞い降りてくる新雪のよう! ひと目見ただけで、軽やかな食感であることがわかります。
思わず夢中でシューティング! 宝石のようなかき氷
人気メニューのひとつ、「苺畑でレアチーズ」1400円(4ヘクタール)、1500円(5ヘクタール)、は、自家製のイチゴシロップやレアチーズソース、練乳をかけた氷にたっぷりのとちおとめをトッピングした、贅沢な一品です。ちなみにサイズを現すヘクタールは、「苺畑」の広さにちなんだサイズ表記で、4ヘクタールは4×4個、5ヘクタールは5×5個のイチゴが載っているのでなかなかの迫力です。“ゼリー寄せ”にされ整列したとちおとめは、キラキラと輝く宝石のよう。あまりのかわいらしさに、つい写真撮影に夢中になってしまいます。
「苺畑でレアチーズ」は、カメラに対して正方形ではなく、ひし形になるようにセットして撮るのがオススメ。奥行き感が増し、より印象的な写真に仕上がりますよ。
こちらは、空気をたっぷりと含んだとろとろのホイップクリームに、紫陽花をモチーフにしたゼリーをあしらった「ふわふわ紫陽花ベリー」(1300円)。軽い口当たりの氷とふわとろのクリームが、これまた相性バツグン!また、食べ進めるうちにクラッシュゼリーやレアチーズソースなどが混ざり合い、味がどんどん変化。ひと口ごとに異なる食感と味わいを楽しめるので、飽きることなく、ペロリと食べられます。ほかにも目玉焼きを模したビジュアルがキュートな「たまたまかんきつMixレアチーズ」(1400円)や、ごまとパンプキンが合いがけとなった「山田のごまプリン」(1100円)など気になるメニューがたくさん!
かわいすぎるかき氷のミニチュアにも注目
カウンター上にふと目をやると、かき氷のミニチュア食品サンプルがずらり。モノづくり
が大好きなオーナーの奥様が、一つひとつ手づくりしたものなのだとか!
細かい部分まで丁寧につくられていて、写真を撮らずにはいられないほどキュート。
眺めているだけでハッピーな気分になれる、工夫とアイデアの詰まったかき氷が食べられる「氷屋ぴぃす」。かき氷の常識を覆す、10〜15種類のメニューがお出迎えしてくれますよ。
Text:緒方佳子
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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