シバターのマルハン川中島店のガセイベントについて考察
シバターがマルハンで実践取材した時に、まったく出玉を出してなかったってことで、マルハンの悪口を言っていたわけだが、今回のその件について書いてみようと思う。
日本一のパチンコ屋!あのマルハンに呼ばれました!
これが問題の動画だが、要約すると以下の通り。
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シバターは換金率を加味した上で店側が赤字になるように、店側に伝えてほしいと代理店にお願いする
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さらにシバターはマルハン川中島店の関係者に当日は赤字になるようにと念を押す
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シバターがツイッターなどでマルハン川中島は激アツであると煽りまくる
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結果、当日の営業はパチンコ・スロットどちらも10割営業以下で客は爆死
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マルハンには二度と行きません byシバター
今回の件に関しての感想
シバターずいぶん丸くなったなという感じ。
以前のシバターであれば、もっと怒り狂って汚え言葉を使っていたんだと思うが、今回は冷静に言葉を選びながらマルハンを批評していた。
しかも、こんな泣きそうな表情で批評されてしまっては、被害者は完全にシバターであり、マルハン側にしてみれば完全に悪者に仕立てられてしまっており、これでは為す術がないだろう。
今回の動画の内容としてはシバターは懸命だったと思われる。
非常にいい形でディスってくれた。
しかしながら、今回のような裏切り行為についての見解としては
まず代理店は信用しない方が良いということである。
これは某ライターから聞いたことなんだが、代理店を通じてホール側に何かを伝えたいと思っても、代理店側はテキトーな対応しかしてくれないと話していた。
電話には出ないし、メールの返信は遅いしで、けっこう有名どころの代理店でも対応がいい加減らしい。
(ちなみに、シバターの代理店はゲンダイエージェンシーだと思われる)
だから、代理店に「当日の営業は11割以上でお願いします」といっても、それが伝わっているかどうかも怪しいものであるといえる。
※7月27日訂正
ゲンダイエージェンシーの方から今回の件は請け負っていないと連絡がありましたので、この代理店とは他の会社となります。
というかゲンダイエージェンシーはシバターと仕事した事がなく、全く無関係であるのに問い合わせというか、各所から誹謗が殺到しているようです。
しかし、今回のシバターはそこを想定して直接マルハンの関係者に「7月22日は出すように」と念を押している。
にも関わらず出さなかったのは何が原因なのだろうか?
マルハン川中島店がシバターを裏切った理由
まずは、マルハン川中島店がシバターと客を裏切った理由について、可能性のあるものを順番に挙げてみよう。
実は設定は入っていたのだが不発だったので10割を超えなかった
可能性:★★★★☆
マルハンの肩を持つわけではないが、この可能性が最も高いと思う。
つまり、実際は設定を入れてたけど、不発だったので10割以下になってしまったということである。
その理由としてはまず、スロットの台数が少ないことがあげられる。
設置台数としては20スロが160台で5スロが40台。
5スロはオールピンで問題ないとしても、20スロにおいてシバターが来るってことで、5.6枚交換だとしたら11.2割を超えるシミュレーションを叩くわけだ(実際の交換率はわからないので誰か教えて!)。
そして、シミュレーション上では11.2割を超える設定配分にしたとしても、10割を下回ることは稀に起こりうるのである。
特にこのホールの機種構成を見ると、160台中36台が絆と凱旋となっており、この2機種の挙動が全体粗利の肝となる。
従って、どれだけ設定を入れたとしてもこの2機種で大きく抜ければ10割を下回ることは普通にあるだろう。
繰り返しとなるが、やはり台数が少すぎ。
160台程度の20スロであれば、かなり営業は荒れると思う。
最初は出すつもりでいたがノルマがヤバくなってきたので抜きに走った
可能性:★★★☆☆
これはよくあるケース。
間違いなくケース1よりもよくあるケースなのだが、来店するのがシバターということを考えると出なかった時にディスられるのはわかってるんで、多少ノルマがヤバくても流石に22日は頑張ると思う。
そういう意味で今回の例でいうとケース2よりもケース1の可能性の方を高く設定した。
パチンコ店においては月間ノルマの達成に向けて、日々営業していくわけだが、順調にノルマが取れている時もあればそうでない時も存在する。
そして、月の上旬で利益が取れていなくても、中旬から下旬で取っていけばいいと考えるわけだが、月の下旬に差し掛かった時にノルマが取れていないとノルマ達成の為には出せなくなってくる。
その為、月の下旬の出玉イベントはガセる傾向が高いわけだ。
おそらく、シバターは来店するけど、ノルマが厳しいので赤字にはしたくないということを考えたのかもしれない。
そういった時って、ハーデスやまどマギ2だけオール3とかにして誤魔化すことってけっこうある。
約束通り出すつもりでいたが、直前になって営業本部から抜きの司令が入った
可能性:★★☆☆☆
これは法人によるが稀に存在するケースといえる。
店長は出したいと思っていても突如として、本部から抜きの司令が入るということである。
※特にこの件に関しては以下の記事のシリーズでかなりリアルに書いてあるのでぜひ読んで欲しい。
パチスロライターが業界を救う!本音と裏話
例えば、以前書いたP-ZONEの記事では
「利益配分などはすべて私または会長の指示で行っています」
と山口社長が話していた。
~関連記事~
九州のパチンコ法人「P-ZONE」の山口社長に垣間見る潔さ
ここでいう「利益配分」においては、基本的には月々のノルマ設定であると思うのだが、そのノルマとは関係なしに突如として
「今週末は利益を取れ!」
という司令が入るケースが存在するのだ。
そして、そのような司令が入った時に
「いえ。その日はシバターと約束したので利益を取りにいくことはできません」
と言う店長はいるだろうか?
答えは否。
そのようなことを言う店長は一人もいない。
せいぜいエリア長に「シバターとの約束を破るとディスられるんで勘弁願いたいですね~」と苦笑して、本部の指示に渋々従うということが目に見えている。
このように店長にとってはシバターとの約束よりも、本部からの司令が優先されるのは当たり前の話だ。
それは、マルハンに限らずどこの会社でも当然のことだろう。
それでいて、マルハンにおいては中小企業の法人よりも、縦型の組織で風通しが悪く遊びがないことが予想されるんで、余計に上層部からの命令には従わざる負えないということが想像できる。
あとはまあ、そこまでのものではないとしてもエリア長から
「7月7日は出したわけだから、この日はほどほどにしとけよー」
と釘を刺されたのかもしれない。
その為、店長も思い切った設定配分にはできなかったのではないだろうか。
最初から裏切るつもりだった
可能性:★☆☆☆☆
これは通常のライターや雑誌イベントであれば、普通にあるのだがシバターに限ってそれはないだろう。
っていうのも、シバターを怒らせるとヤバいということはマルカの動画にもあるように店側もわかってるハズである。
だから、最初からシバターをダシに使って集客し、そこから利益を搾り取るということを考えていた可能性は低い。
逆に、雑誌イベントや通常のライターであれば容赦なく抜きに走るのがマルハンだ。
というかむしろ、他の法人が公約を守って実施しているのに、それを守らずに雑誌イベントの価値を下げて食い物にしているという状況を度々見てきた。
その為「でちゃう」などで「今度の週末はどこに設定狙いに行こうかな~」と思って、雑誌を開いてみても羅列してある店舗の中でマルハンだけはどうも行く気にならない。
ただ、これはあくまで私のイメージとなるので、皆さんがマルハンの雑誌イベントを信頼できるのかどうかは是非とも以下のアンケートにて答えていただきたい。
シバターとクロロ店長の共通点
上記は、動画の9分台でシバターが話していたことの要約だが、この考え方は間違っている。
実際にマルハンが業界の売上の10%を占めている一人勝ちの現状を見ても、それは明らかだろう。
別に客に嘘をつきまくっても、ブランディングがあれば潰れることはない。
そもそも、シバターのやってることはプロと代理店が喜ぶだけのイベントであり、集客のためとはいえ喜んで赤字を打つホールなど基本的には存在しない。
例えば、1GAMEなどで頑張っていたBUNBUN(東京蒲田)や大将軍AX(長野県)も潰れたわけだ。
このような中小企業を盛り上げるための1GAMEの活動や、上記のシバターの発言においては賞賛に値するが、やはりパチプロというかガチ勢を相手にしての商売は成り立たない。
マルハンはそれがわかってるんで、そういった人たちを裏切ることを何とも思ってないし、もっと金を掛けるべきところをよく理解しているということであろう。
(実際にごはんどきのクオリティはヤバい。定食屋代わりにマルハンのごはんどきは毎回利用している)
ただ、それが現実だとしても私はブランディングに関係なく優良店には残って欲しいし、ボッタ店には潰れてほしいと思ってるんで、みんパチを立ち上げたわけである。
そういう意味では私とシバターはそこが紛れもない共通点であるといえる。
ちなみに、そういう自分はどうなんだってツッコミが入りそうだが、私は客の信頼を裏切る営業はしてませんよ。
旧イベント日にはバジ絆とまどマギに20台中1~2台は設定4入れてるんでかなりの優良店です(ドヤ顔)