脅されて設定を見せたパチンコ店長
今回はちょっと思い出話をします。
もう10年以上前の話ですが自分の手駒の中のホールの一つにとんでもないパチンコ店がありました。
ちなみにその店はもう潰れています。
当時その店に地域最速で猛獣王が導入されるってことで朝一から並びに行きました。
台数は不明ですが、1時間前に行って7番目にいたのでまあ打てるだろうと思っていたのですが、導入直前になって風除室に誘導されたときに列が一気に乱れて、店側もそこら辺の列の管理を一切していないために私は導入口から大分離れた場所になってしまいました。
さらにその後、直前になってチンピラ風の男が最前列に割り込んだ為にもう滅茶苦茶な状態でオープンとなり
当然、猛獣王を取れなかった私は泣く泣く大花火を打ちました。
ただ、大花火で偶然4万以上勝ちましたが。
まあ、そのような光景は当時のホールではごく当たり前でした。
パチンコ・スロットは今でこそエンターテイメントな雰囲気でお店もスタッフも綺麗ですけど、当時は賭博場といった雰囲気で荒んでいたものがあります(全てがそういうわけではないですが)。
脅されて設定を見せたパチンコ店長
以下はその店であった出来事です。
その無法者が蔓延るパチンコ店であったことで、ある日アラジンで大負けしてブチ切れたチンピラが店長の胸ぐらを掴みました。(かなり激しく掴んだそうで掴んだ時に胸ポケット内のボールペンが折れたそうです)
そして、そのまま車道まで連れてってアラジンの設定を見せろと脅したのです。
その結果、店長はチンピラに設定を見せました。
そして、その台の設定は…
「1」でした。
で、次に設定6確定台の札の刺さっているアラジンがあったので、その台の設定も見せろ言いました。
すると、その台の設定は…
「2」でした。
私はその出来事が起こった時に店内がざわついてるなとは思いましたが詳細までは見ていないので(スロットを打っていたので)、これはその時にいた知り合いから聞いた話です。
これって今でいうと胸ぐらを掴まれた時点で警察に連絡するべき出来事です。
ただ、当時としてはそれは全く珍しいことではなかったですね。
普通にスタッフが笑顔を意識してホールを巡回していると、負けた客から「気に入らねえ」といきなり顔面を殴られるのも珍しくない時代でした。
それと比べると今は遊技人口少なくなりましたけど随分いい時代になったものです。
それにしても設定の件は当時の私もちょっとウケましたね。
アラジンの設定が1だったのはまあいいとしても設定6確定台で「2」ってw