今回の大会はアマチュアの部・プロ1部・プロ2部と3部に分けての大会。

まずはアマチュアの部に出場した中学生のマオ。おそらくアマチュアラストとなる試合。11月には仙台でプロデビュー戦がひかえています。

相手は1つ年上の高校生。相手の情報がほとんどなかったので、どうなるか不安でしたが、判定負け。アマチュアラストということで最後は勝ちたかったですが、相手選手が最高にいい選手で、良い試合でした。やっと今までのキッズ特有のグチャグチャした試合展開から、お互い技をしっかり出すような展開に。アマチュアラストにして、やっとキッズから一般へ成長したのかなといった感じでした。あんな相手と何度も試合ができたら、強くなるんだろうなと思えました。負けましたが、ありがたかったです。

プロの部に出場した宮城武蔵。
アマチュアでチャンピオンになり、プロデビューし、このまま良い感じでいくかと思いましたが、コロナウイルスにより、県内・県外でも試合が減り、試合に出たくても出れない状況に、それでも腐らずコツコツ練習を続け、やっとチャンスをもらえることに。しかし今回はオープンフィンガーグローブでのオファー。デビュー1戦しかしていなく、しかも久しぶりの試合。断っても良かったのですが、本人はやる気満々。しかも自分でオープンフィンガーグローブをまで購入してまで練習。

試合も普通のグローブとはまったく違い、一発当たれば倒れてしまう緊張感ある試合で、結局最初に武蔵がパンチでダウンを奪われてから、3ラウンドまでお互い合計7回のダウンの応酬のすえ、最後は武蔵の狙い澄ましたフック気味の右ストレートが入り、KO勝ち。

倒し倒されの展開で、最後に競り勝つのは、気持ちも強くないとできないことです。また競り勝ったことで自信も付いたと思います。顔面がヤバいくらい腫れ上がっていますが、腫れが引いて、練習を再開できるようになったら、早い段階で次の試合を組んであげたいと思います。


プロの部の2部目に出場したワンパンマン浦野。
前回の大阪での試合と比べると、試合勘も戻ってきて、距離感などは良かったですが、ダウンを2回取られての判定負け。
たとえダウンがなくても判定負けというような内容で、これといって良いところも悪いところもなく、最後までやりきったけど、完敗といった感じでした。とりあえず、浦野もオープンフィンガーグローブでの試合に果敢に望み、負けはしましたが、大きな怪我もなく良かったです。
せっかく奥さんやかわいい子供も応援に来てくれるので、なんとかして勝たせてあげたいですね。浦野は何かが足りないというよりも、ある物があるから勝てないんじゃないかと思っています。それさえ克服できたら、もう少し勝っていけると思います。

今回、私も久しぶりの福岡でしたが、街に出ると、普段沖縄の名護に住んでいると見られないような人の多さでビックリでした。宣言の解除とハロウィンが重なって、若者のはしゃぎっぷりに引きましたね。

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