実はここを訪れるのは二度めだ。
2021年11月、深川の蕎麦を食べてみたくて十割蕎麦を食べさせてくれるというこちらの店を訪れた。
もちろん定休日の確認もした…が、「店主療養のため、臨時休業」とのこと。
仕方なく、その時は他の店に行ったのを覚えている…
が、どうしても忘れられなかった。
何か惹きつけられるものがあるような気がしたのだ。
「手打ち 手切り 十割そば」の文字に思わず車を止めた、
“ななつほし”
今回は営業中の札が掲げられている…
チャンス到来!
扉を開けて店内へ…
あ、まだもうひとつ扉がある、雪が深い場所だから当たり前か。
もう一つの扉を開けて中に入れば、奥から店主らしき人の声が聞こえる。
「いらっしゃーい、ちょっと待ってくださいね!」
どうやら奥で調理の最中らしい。
空いている席に座って待つことに。
躊躇うな、勇気を出して入店すべし!
店内は、4人掛けのテーブルが4卓。
そして、カウンター席(この時は使っていない様子だった。)
とりあえず、メニューでも見ながら待つことに…
やはり、初回なので『もりそば』かなぁ。
「なんこつそば、お待たせ〜」
「あ、こっちもなんこつそばだね〜」
店主が出来上がったそばを持って、常連さんらしき人たちのところに。
ところで『なんこつそば』って何だ?
あ…メニューにおすすめの◯が付いている。
どんな感じの蕎麦なんだろ?
隣のお客さんのを覗き込もうとしていると…
「あ、ここ初めて?」
「はい、そうです。」
「それだったら、こっち座って」
と、テレビの前にあるテーブル席をすすめられる。
「初めての人にはね、見てほしいものがあるんだ〜」
と、自分が出た番組の録画が流れ始める。
「あと、『もりそば』と『なんこつそば』がオススメね。」
『なんこつそば』は、豚の軟骨をトロトロになるまで煮込んだものがタップリ入っているのだという。
そして、『ギャルそば』というのは、蕎麦が食べ放題で、名前は「ギャル曽根」から付けたものなのだとか。
棚の上に飾られているのが、何枚食べたかというもの。
5枚、6枚、7枚…中には、16枚食べたという猛者もいる。
とは言うものの、流石にそこまでは無理があるので、『もりそば(大盛)』と、『なんこつそば』をお願いしてみた。
「今から蕎麦を作って打つからちょっと待ってて!」
え…今から?
注文が入ってから、蕎麦を打つ。
当店は
できるだけ打ちたてを食べてもらえるよう
註文を受けてから そばを打ちます
若干時間を要しますが
自称「日本一の速さ‼」
きっと満足して頂けるものと思います 店主
その様子は、テレビでも放映されたらしい。
大泉洋が出ている番組の中でも、蕎麦を打っているのが映っている。
「え、5分でそばを打つ⁉ 出来るわけ無いでしょ!」
なんて言われている。
これがその時の写真のようで、店内に飾ってあった。
店主、素敵な笑顔の方だ。
製麺室で寡黙にそばを打つ店主。
自称日本一の速さは、本当に日本一かもしれない。
何故ならば、本当に5分ほどで打ち立ての蕎麦が出てきたのだから。
食べた瞬間に広がる、心地よい甘みの蕎麦。
「先ずは何も付けずにそのまま食べてみて!」
店主に言われた通り(言われなくても、もちろんそうする。)、蕎麦そのものの味わいを楽しむ。
香りよし、そして咀嚼すれば上品な甘みが口中に広がっていく…
わ、これ凄いぞ! 今まで長野で食べた蕎麦が一番だと思っていたけれど、こっちのほうが上かも⁉
もちろん、ツユに浸して食べても文句なしの味わい。
十割そばってボソボソした食感…そう思っている人に是非食べていただきたい。
「ななつほし」の蕎麦はそんな食感が微塵も感じられず、いくらでも食べられてしまいそうな気さえするのだ。
並盛だったら、楽に3枚は食べてしまいそうだ。
今度は「ギャルそば」行ってみるか⁉
山葵ではなく、山わさびというところも北海道らしい。
ちなみに山わさびは、つゆのなかに入れるのではなく、そばに乗っけて食べるのがおすすめだ。
そうすれば、蕎麦、山わさび双方の香りを存分に楽しむことが出来る。
いろんな意味で想定外!
日本でココだけ『なんこつそば』。
コリッとした食感⁉
それとも、ヤゲン軟骨が入った肉団子でも入っているの?
全く想像がつかなかった『なんこつそば』。
しかも、それがおすすめだと言い、常連さんも注文している。
そんなの気にならないわけがない。
「ななつほし」のなんこつそばは、豚の軟骨が入っている。
しかも、トロトロに柔らかくなるまでシッカリと煮込まれた状態のものが。
なんこつと言っても、トロトロで柔らかい。
箸で持ち上げれば、トロっと滑り落ちそうになるくらいに。
それを玉子でとじて仕上げているのだ。
そのまま食べれば感動的な味わい。
これが食べたくて、ここを訪れる人も少なくないだろうなぁ…
そして、「ななつほし」の蕎麦は、温かいそばでもダレることがない。
シッカリとした食感を持ち、なんこつの濃厚な旨味にも負けないくらいの香りも併せ持っている。
クルマの運転がなければ、これをつまみに一杯やりたいくらいだ。
「お客さん、ここ初めて? 蕎麦、好き?」
「あ、蕎麦好きなんだ〜 じゃぁ、やめといたほうが良いよ…ここで食べたら、他の店に行けなくなるから!」
あとから来たお客さんにも、そんな冗談を言って和ませる店主。
定休日は、水曜日と木曜日。
1月〜3月は、臨時休業することもある…とのことなので、行かれる際には電話して確認を!
【ななつほし】
住 所:北海道深川市音江町豊泉8 MAP
電 話:0164−25−1191
営業時間:11:00〜15:00
煙 草:
定休日:水・木
駐車場:あり
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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Mail:hitoshi.o.saichan@gmail.com
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2021年11月、深川の蕎麦を食べてみたくて十割蕎麦を食べさせてくれるというこちらの店を訪れた。
もちろん定休日の確認もした…が、「店主療養のため、臨時休業」とのこと。
仕方なく、その時は他の店に行ったのを覚えている…
が、どうしても忘れられなかった。
何か惹きつけられるものがあるような気がしたのだ。
「手打ち 手切り 十割そば」の文字に思わず車を止めた、
“ななつほし”
今回は営業中の札が掲げられている…
チャンス到来!
扉を開けて店内へ…
あ、まだもうひとつ扉がある、雪が深い場所だから当たり前か。
もう一つの扉を開けて中に入れば、奥から店主らしき人の声が聞こえる。
「いらっしゃーい、ちょっと待ってくださいね!」
どうやら奥で調理の最中らしい。
空いている席に座って待つことに。
躊躇うな、勇気を出して入店すべし!
店内は、4人掛けのテーブルが4卓。
そして、カウンター席(この時は使っていない様子だった。)
とりあえず、メニューでも見ながら待つことに…
やはり、初回なので『もりそば』かなぁ。
「なんこつそば、お待たせ〜」
「あ、こっちもなんこつそばだね〜」
店主が出来上がったそばを持って、常連さんらしき人たちのところに。
ところで『なんこつそば』って何だ?
あ…メニューにおすすめの◯が付いている。
どんな感じの蕎麦なんだろ?
隣のお客さんのを覗き込もうとしていると…
「あ、ここ初めて?」
「はい、そうです。」
「それだったら、こっち座って」
と、テレビの前にあるテーブル席をすすめられる。
「初めての人にはね、見てほしいものがあるんだ〜」
と、自分が出た番組の録画が流れ始める。
「あと、『もりそば』と『なんこつそば』がオススメね。」
『なんこつそば』は、豚の軟骨をトロトロになるまで煮込んだものがタップリ入っているのだという。
そして、『ギャルそば』というのは、蕎麦が食べ放題で、名前は「ギャル曽根」から付けたものなのだとか。
棚の上に飾られているのが、何枚食べたかというもの。
5枚、6枚、7枚…中には、16枚食べたという猛者もいる。
とは言うものの、流石にそこまでは無理があるので、『もりそば(大盛)』と、『なんこつそば』をお願いしてみた。
「今から蕎麦を作って打つからちょっと待ってて!」
え…今から?
注文が入ってから、蕎麦を打つ。
当店は
できるだけ打ちたてを食べてもらえるよう
註文を受けてから そばを打ちます
若干時間を要しますが
自称「日本一の速さ‼」
きっと満足して頂けるものと思います 店主
その様子は、テレビでも放映されたらしい。
大泉洋が出ている番組の中でも、蕎麦を打っているのが映っている。
「え、5分でそばを打つ⁉ 出来るわけ無いでしょ!」
なんて言われている。
これがその時の写真のようで、店内に飾ってあった。
店主、素敵な笑顔の方だ。
製麺室で寡黙にそばを打つ店主。
自称日本一の速さは、本当に日本一かもしれない。
何故ならば、本当に5分ほどで打ち立ての蕎麦が出てきたのだから。
食べた瞬間に広がる、心地よい甘みの蕎麦。
「先ずは何も付けずにそのまま食べてみて!」
店主に言われた通り(言われなくても、もちろんそうする。)、蕎麦そのものの味わいを楽しむ。
香りよし、そして咀嚼すれば上品な甘みが口中に広がっていく…
わ、これ凄いぞ! 今まで長野で食べた蕎麦が一番だと思っていたけれど、こっちのほうが上かも⁉
もちろん、ツユに浸して食べても文句なしの味わい。
十割そばってボソボソした食感…そう思っている人に是非食べていただきたい。
「ななつほし」の蕎麦はそんな食感が微塵も感じられず、いくらでも食べられてしまいそうな気さえするのだ。
並盛だったら、楽に3枚は食べてしまいそうだ。
今度は「ギャルそば」行ってみるか⁉
山葵ではなく、山わさびというところも北海道らしい。
ちなみに山わさびは、つゆのなかに入れるのではなく、そばに乗っけて食べるのがおすすめだ。
そうすれば、蕎麦、山わさび双方の香りを存分に楽しむことが出来る。
いろんな意味で想定外!
日本でココだけ『なんこつそば』。
コリッとした食感⁉
それとも、ヤゲン軟骨が入った肉団子でも入っているの?
全く想像がつかなかった『なんこつそば』。
しかも、それがおすすめだと言い、常連さんも注文している。
そんなの気にならないわけがない。
「ななつほし」のなんこつそばは、豚の軟骨が入っている。
しかも、トロトロに柔らかくなるまでシッカリと煮込まれた状態のものが。
なんこつと言っても、トロトロで柔らかい。
箸で持ち上げれば、トロっと滑り落ちそうになるくらいに。
それを玉子でとじて仕上げているのだ。
そのまま食べれば感動的な味わい。
これが食べたくて、ここを訪れる人も少なくないだろうなぁ…
そして、「ななつほし」の蕎麦は、温かいそばでもダレることがない。
シッカリとした食感を持ち、なんこつの濃厚な旨味にも負けないくらいの香りも併せ持っている。
クルマの運転がなければ、これをつまみに一杯やりたいくらいだ。
「お客さん、ここ初めて? 蕎麦、好き?」
「あ、蕎麦好きなんだ〜 じゃぁ、やめといたほうが良いよ…ここで食べたら、他の店に行けなくなるから!」
あとから来たお客さんにも、そんな冗談を言って和ませる店主。
定休日は、水曜日と木曜日。
1月〜3月は、臨時休業することもある…とのことなので、行かれる際には電話して確認を!
【ななつほし】
住 所:北海道深川市音江町豊泉8 MAP
電 話:0164−25−1191
営業時間:11:00〜15:00
煙 草:
定休日:水・木
駐車場:あり
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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