ツーリング用のヘルメットには，ＳＨＯＥＩのネオテックを使っています。小浜に行ったとき，久しぶりに使いました。脱ぐと，なんか黒い粉のようなものが落ちてきます。そのときは特に気にしませんでした。

　何度か脱着するうちに粉の正体が判明しました。頭頂部に当たるクッションのスポンジが劣化していたのです。スポンジは粉々になっていて，原型をとどめていませんでした。もうクッション機能は全くなくなり，布1枚の状態でした。頭のてっぺんがちょっと痛く感じていたのはこのせいだったか。

　伊吹山に行く前に，かねてから用意していた交換用の内装一式を引っ張り出してきました。全部そろっていたので，総取り替えしました。スポンジの粉は手で取るには多すぎたので，掃除機で一気に取りはらいました。


　ヘルメットって，こんなにしっかり守ってくれるものだったのですね。ほほもがっちりホールドしてくれるんだ。シールドを上げ下げするときにヘルメット全体が動かないんだなあ。

　と，当たり前なことに感動しながら伊吹山を目指していたのでした。