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ブラジルワールドカップ1次リーグ敗退後、日本代表を辞任したアルベルト・ザッケローニ前監督がイタリア地元メディアの取材に応じ、 MF本田圭佑の起用法に関してACミランのフィリッポ・インザーギ新監督にトップ下での起用を提言している。

地元衛星テレビ局「スカイスポーツ24」に語ったもの。

ワールドカップ1次リーグで2敗1分けと惨憺たる成績に終わった日本代表でトップ下を務めた本田は1ゴール1アシストと結果は出したが、 それ以外に失点に直結する致命的なミスも目立った。
だが、ザッケローニ前監督はACミランでの新シーズンに臨む教え子を強く推している。

「スピードはないが、パワーがある選手。真ん中の方がいいプレーをする。
技術も高く、個性も強い。ミランに複雑な時に移籍して来た。
司令塔の彼の位置にはカカもいた。

他のポジションで慣れるように努めていたが、特段スピードがあるわけではないので、そのポジションでチームメイトを助けるのは難しかった。
でもアシスト、シュートもできる。日本人はゴールよりもアシストすることを好む。彼にも香川にも叩き込んだ」

ザッケローニ前監督はこう話し、昨季ミランでは右サイドを主戦場とした教え子について、「本田は司令塔でプレーさせればいい」と提言。
スピードの欠如を再三に渡り指摘した上で、サイドアタッカーとしての資質のなさを説明し、昨年ミランでは戦力となり得なかったことも認めている。
それでも、日本代表で起用し続けた「トップ下」のポジションでは良さを発揮できるとしている。

インザーギ監督のシステムは3トップでトップ下が存在しないと地元メディアは予想しているが、ザッケローニ氏はかつての教え子の生きる道を説いていた。

7月6日(日)21時18分配信
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