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サッカーW杯ブラジル大会準決勝でアルゼンチンに敗れたオランダ代表のルイス・ファン・ハール監督は、
PK戦で控えのGKティム・クルルを起用したかったと語った。

アルゼンチンがPK戦を制し1990年大会以来の決勝へ

ファン・ハール監督は、交代枠を使い切っていなければ、
準々決勝のコスタリカ戦と同じように再びPK戦でヤスパー・シレッセンに代えてクルルを投入していただろうと明かした。

クルル投入の考えがあったかと問われたファン・ハール監督は、
「起用したかったが、すでに3人の交代枠を使い切っていたのでできなかった」とコメントした。

コスタリカ戦で2本のPKを止めたクルルはその結果、
2-4で破れたアルゼンチンとのPK戦をベンチから落胆しながら見つめることになった。

さらに、ファン・ハール監督にとってはアルゼンチンのGKセルヒオ・ロメロが2本のPKをセーブしたことが皮肉をもたらした。
ファン・ハール監督は、オランダ・エールディビジのAZアルクマールの指揮官時代に4年間、ロメロを指導していた。

「ロメロにはPKの止め方を教えた。それだけに堪えるね」

7月10日(木)10時13分配信
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