1: YG防衛軍 ★@\(^o^)/ 2015/10/28(水) 22:38:46.35 ID:???*.net
現地時間24日に行われた2015?16シーズンのオーストリア・ブンデスリーガ第13節・SVリート戦。
レッドブル・ザルツブルクの背番号18をつける20歳のアタッカー・南野拓実はリーグ戦10試合連続で先発出場を果たした。
今季の彼はここまで7得点。チーム内ではキャプテンマークを巻くホナタン・ソリアーノの8点に続く2位、リーグ全体でも
得点ランク3位という好位置につけている。4日のラピッド・ウイーン戦、17日のアドミラ・メドリング戦と
直近2戦で連続ゴールを決めており、8月11日に行われたSVリートとの前回対戦でも2点をたたき出す
活躍を見せたことから、この日も得点への大きな期待が寄せられた。
ザルツブルクの基本布陣は4?4?2。2列目右サイドが南野の定位置だ。最近は2トップにソリアーノと
オメル・ダマリ、2列目左にバロン・ベリシャが陣取り、ナビー・ケイタとベンノ・シュミッツの2人がダブルボランチを
組む形が多い。「試合出場を重ねていくごとに周りからボールの来る回数が増えている。自分もどこで
(ボールが)欲しいかを要求できるようになった」と南野本人は連係面での劇的な進化を実感しつつ、ピッチに立っている。
勝利にも、異国で戦う厳しさを語る
この試合も開始早々、右から相手の背後を突いてフィニッシュに持ち込めそうな場面が2度続けてあった。
「ドリブルでゴールへ行こうかと思ったけれど、思ったより速いボールだったし、下も滑る。結果的に2本とも
クロスを狙った。自分で行けるところはもっと行ってよかったかもしれない」と彼は大いに悔しがったが、
得点への意欲はより一層、高まった。その後、ザルツブルクは前半8分にソリアーノが先制。
27分にカウンターから同点に追いつかれたが、32分にケイタが試合を決定づける2点目をもぎ取る。
決勝点の起点を作ったのが南野だった。ペナルティーエリア内の右サイドをえぐった彼は鋭いクロスを
ゴール前のソリアーノへ。これはいったんクリアされたが、味方がインターセプト。最終的にはシュミッツとの
ワンツーからケイタがゴールし、前半を折り返す。後半は相手の粘りにあって苦しんだが、1点を守り切って
2?1で勝利。南野自身も後半37分までプレーし、1万人超のサポーターから温かい拍手と「ミナミノコール」
を送られた。連続得点こそ途切れたものの、周囲から絶大な信頼を勝ち得ていることが色濃くうかがえた。
「チームの勝利が一番なので、それはうれしく感じますけれど、個人としては攻撃面の物足りなさを感じた。
僕としてはもう少し流動的にポジションを変えながらチャンスを作りたいけれど、FWの2人があまり動かないので、
自分が中に入るときつい。だから外で待ってチャンスをうかがうしかない。相手との力関係もあって、
片方のサイドで崩し切れる試合が多いので勝てていますけれど、もう少し逆サイドを意識して攻めることも
必要かなと。そういうことをもっと積極的に言いたいけど、日本語みたいに正確に伝えられへん。
ドイツ語のレッスンは週3回やっていますし、来た当初に比べればコミュニケーションはかなり取れるようになりましたけれど、
やっぱりまだ難しさはありますよね……」と彼は異国で戦う厳しさをあらためて吐露していた。
そんな南野が中学時代から慣れ親しんだセレッソ大阪を離れ、オーストリアへ渡ったのは今年1月だった。
J2降格に直面した古巣を離れるのはつらい決断だったが、自らの飛躍を期して海外行きを優先した。
10チームが4回戦総当たり制でタイトルを争うオーストリア・ブンデスリーガはドイツに比べるとレベルは
やや下がると言われるが、海外初挑戦の彼には数多くの驚きがあったという。
「『日本との大きなの違いは1対1の強さとスピード感』だと海外組の人が帰ってくるたびに言っていたけれど、
まさにその通りだなと感じました。ボールを奪った瞬間、縦に入るパスの質もこっちはレベルが高い。
シュートのうまさと意識の差も感じます。
レッドブル・ザルツブルクの背番号18をつける20歳のアタッカー・南野拓実はリーグ戦10試合連続で先発出場を果たした。
今季の彼はここまで7得点。チーム内ではキャプテンマークを巻くホナタン・ソリアーノの8点に続く2位、リーグ全体でも
得点ランク3位という好位置につけている。4日のラピッド・ウイーン戦、17日のアドミラ・メドリング戦と
直近2戦で連続ゴールを決めており、8月11日に行われたSVリートとの前回対戦でも2点をたたき出す
活躍を見せたことから、この日も得点への大きな期待が寄せられた。
ザルツブルクの基本布陣は4?4?2。2列目右サイドが南野の定位置だ。最近は2トップにソリアーノと
オメル・ダマリ、2列目左にバロン・ベリシャが陣取り、ナビー・ケイタとベンノ・シュミッツの2人がダブルボランチを
組む形が多い。「試合出場を重ねていくごとに周りからボールの来る回数が増えている。自分もどこで
(ボールが)欲しいかを要求できるようになった」と南野本人は連係面での劇的な進化を実感しつつ、ピッチに立っている。
勝利にも、異国で戦う厳しさを語る
この試合も開始早々、右から相手の背後を突いてフィニッシュに持ち込めそうな場面が2度続けてあった。
「ドリブルでゴールへ行こうかと思ったけれど、思ったより速いボールだったし、下も滑る。結果的に2本とも
クロスを狙った。自分で行けるところはもっと行ってよかったかもしれない」と彼は大いに悔しがったが、
得点への意欲はより一層、高まった。その後、ザルツブルクは前半8分にソリアーノが先制。
27分にカウンターから同点に追いつかれたが、32分にケイタが試合を決定づける2点目をもぎ取る。
決勝点の起点を作ったのが南野だった。ペナルティーエリア内の右サイドをえぐった彼は鋭いクロスを
ゴール前のソリアーノへ。これはいったんクリアされたが、味方がインターセプト。最終的にはシュミッツとの
ワンツーからケイタがゴールし、前半を折り返す。後半は相手の粘りにあって苦しんだが、1点を守り切って
2?1で勝利。南野自身も後半37分までプレーし、1万人超のサポーターから温かい拍手と「ミナミノコール」
を送られた。連続得点こそ途切れたものの、周囲から絶大な信頼を勝ち得ていることが色濃くうかがえた。
「チームの勝利が一番なので、それはうれしく感じますけれど、個人としては攻撃面の物足りなさを感じた。
僕としてはもう少し流動的にポジションを変えながらチャンスを作りたいけれど、FWの2人があまり動かないので、
自分が中に入るときつい。だから外で待ってチャンスをうかがうしかない。相手との力関係もあって、
片方のサイドで崩し切れる試合が多いので勝てていますけれど、もう少し逆サイドを意識して攻めることも
必要かなと。そういうことをもっと積極的に言いたいけど、日本語みたいに正確に伝えられへん。
ドイツ語のレッスンは週3回やっていますし、来た当初に比べればコミュニケーションはかなり取れるようになりましたけれど、
やっぱりまだ難しさはありますよね……」と彼は異国で戦う厳しさをあらためて吐露していた。
そんな南野が中学時代から慣れ親しんだセレッソ大阪を離れ、オーストリアへ渡ったのは今年1月だった。
J2降格に直面した古巣を離れるのはつらい決断だったが、自らの飛躍を期して海外行きを優先した。
10チームが4回戦総当たり制でタイトルを争うオーストリア・ブンデスリーガはドイツに比べるとレベルは
やや下がると言われるが、海外初挑戦の彼には数多くの驚きがあったという。
「『日本との大きなの違いは1対1の強さとスピード感』だと海外組の人が帰ってくるたびに言っていたけれど、
まさにその通りだなと感じました。ボールを奪った瞬間、縦に入るパスの質もこっちはレベルが高い。
シュートのうまさと意識の差も感じます。
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