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「ウズベキスタンでの0-3完敗。監督の解任説も流れた」いよいよ日韓両国によるファイナルまであと一日。韓国メディアの間では“永遠のライバル”との決戦ムードが高まっている。中国・杭州で開催されている第19回アジア大会。現地10月7日には男子サッカーの決勝が予定されており、U-22日本代表とU-24韓国代表が雌雄を決する。日本が勝てば12年ぶり2度目、韓国が勝てば3大会連続6度目の戴冠。同大会決勝で日韓戦が実現するのは2大会連続で、通算2度目だ。韓国メディア『News1』は「決勝のキーワードは『リベンジ』。日本と韓国はお互いに借りがある」と題したプレビュー記事を掲載。「日本とのファイナルが決まり、韓国の戦士たちの血はさらに騒いでいる。『ジャンケンでさえ日本には負けたくない』というほどのライバル心があり、彼らにとっては1年前に喫した完敗のリベンジの機会でもあるからだ」と記し、次のように説明している。「昨年6月にウズベキスタンで開催されたU-23アジアカップの準々決勝で、韓国は日本に0-3で敗れ去った。その少し前のA代表戦でも0-3で負けており、兄に続いて弟も苦杯を舐めたことは韓国サッカー界に大きなショックを与えたものだ。敗戦後、ファン・ソンホン監督の解任説まで流れた」「監督はこの暗い雰囲気を一掃する決意を固めているはずだ」怪我を抱えているイ・ガンイン(写真)の先発はあるのか。韓国メディアにとっても最大の関心事だろう。(C)Getty Images今大会のメンバーであるMFホン・ソンヒョクは「去年日本に大敗したリベンジを果たしたい」と意気込み、FWチョ・ヨンウクも「決勝の相手が日本になって、また違う良いモチベーションができた」と興奮気味に話しているという。一方、ファン・ソンホン監督は準決勝(中国戦)後の会見で、「なにがなんでも日本戦には勝たなければいけない」とコメントしていた。『News1』は「最近A代表と年代別代表が5試合連続で日本に0-3で敗れている。ファン・ソンホンはこの暗い雰囲気を一掃する決意を固めているはずだ」と期待を込める。日本にとっても5年前の悔しさを晴らす好機だ。2001年のジャカルタ大会決勝では、ソン・フンミン、キム・ミンジェ、ファン・ウィジョら強力なメンバー構成の韓国を向こうに回し、大学生が主体のU-21日本代表は大健闘をみせたものの、延長戦の末に1-2で敗れた。同メディアは「アジア大会における日本は決して強くない。優勝は2010年の広州大会だけだ。日本も前回敗北の借りをきっちり返して、金メダルを獲りたいと願っているはずだ」と記している。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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