企業内調査に関するよくあるご相談
社員の勤務状況に関するご相談
- 数ヶ月も結果が出ない営業マンがいる。真面目に営業活動をしているのか調べて欲しい
- 勤務時間中に適当な理由をつけて会社を抜け出す不良社員がおり、社内の雰囲気が悪化している
- 顧客データの持ち出し疑惑がある社員がいるが、証拠がないので問い詰められない
社員の私生活に関するご相談
- 遅刻の多い社員が副業をしているとの噂がある。副業は禁止なので事実確認を依頼したい
- ギャンブルや風俗にハマっている社員がいないか調査して欲しい
- 社内の風紀が乱れてきたように感じる。特に気になる社員の交友関係を調べて欲しい
損害賠償請求・休業補償の不正受給等に関するご相談
- 勤務中の怪我(労働災害)による損害賠償金の請求をされているが、怪我の程度がそれほど酷いと思えない。事実を調べてほしい
- うつ状態の社員が休業中であるが、頻繁に外に出かけているとの情報がある。本当だろうか?
- 工場内での事故により「杖がない状態では歩くことができない」との報告を受けているが、事実関係の確認を依頼したい
社員や従業員一人ひとりの勤務態度や日常生活、素行が、企業全体の雰囲気や体質をつくるといっても過言ではありません。
しかし「最近◯◯さんの様子がおかしい」「不正行為に関係しているのでは?」と思ったとしても、証拠がない状態で問い詰めることはおすすめできません。
単なる噂であった場合や全く問題がなかった場合は、本人からの信頼や仕事に対する意欲を失うだけでなく、周囲に対しても悪影響を及ぼしてしまいます。
また、仮に実際にトラブルに関わっていたとしても、素直に認めるとは限りません。中途半端な状況では、逆ギレして逃げようとする可能性も高いです。またずる賢い社員・従業員であれば、SNS等に公表し企業の価値を下げ、対応に追われているうちに逃げようとすることも考えられます。
だからこそ、企業内調査はプロの探偵に依頼すべきです。
「もしかして?」「あくまで噂のひとつだけれど…」といった疑惑の段階でも構いません。単なる噂か、真実かを見抜くための調査は、少しでも早いほうが良いのです。
まずは一刻も早く、ご相談ください。
企業内調査を行うことで判明する事実とは?
- 営業成績が悪い社員は、取引先に行かず社用車でパチンコ屋に入り浸っていることがわかった
- 従業員の勤務態度が目に見えて酷くなっていた理由が、過度のギャンブルによる借金の悩みによるものだと判明した
- うつ病で休業中の社員が、海外旅行に行くなど遊びまわっていることが判明した
- USBに機密情報をコピーし、持ち出している社員を突き止め懲戒解雇にした
- 就業規則で禁止されている副業を行なっている社員を見つけることができた
- 怪しいと感じていた従業員が、ライバル企業と頻繁に会い自社製品の情報を流していることが確認できたので損害賠償請求に向け、裁判の準備を進めている
プロの探偵に調査を依頼することで「事実の確認」「調査対象人物の素行・行動の把握」が可能です。
就業時間中の行動であっても、会社が全てを監視するには無理があります。就業時間外の行動、私生活における行動であればなおさらです。
しかし、社員・従業員の行動ひとつ、発言ひとつが、企業のイメージや利益に大きなダメージを与える可能性は少なくありません。特にSNSを用いて個人が発信できる現在は、なおさらです。
また、一人の不良社員の行動・発言が、他の真面目に働いている社員・従業員に悪影響を与えることも多いため、問題の芽は早めに摘む必要があると言えます。
企業内調査のすべて
企業内調査とは?
社員・従業員の素行調査(行動調査)を行うことで、企業内の問題解決、トラブルの早期解決を目指す調査です。調査対象者は、部下や営業マン、役員から、退職者まで様々なケースが考えられます。
「うちはそれほど大きな会社ではないから・・・」「社員全員顔見知りの関係だから」と言われる企業もありますが、残念ながら規模の大小に関わらず、意図的に会社に不利益を与えようと行動する社員・従業員は存在するものです。
さらに、近い関係であればあるほど「信頼している部下が・・・まさか」「●●さんに限ってそんなことはない」などと、見る側にもフィルターがかかってしまい、冷静に判断することができません。
しかし、第三者の立場である探偵が調査を行うことで、様々な角度から判断することが可能です。
また、探偵事務所SATでは、警察・弁護士との連携などにも対応しています。依頼内容に応じて問題解決までの完全サポートが可能です。
企業内の問題にお悩みの方は、まずは一度ご相談ください。
企業内調査の方法
企業内調査を行う場合の方法をご説明します。企業内調査の場合、調査内容が幅広く、依頼内容によって調査方法が異なります。
そのため、ここでご紹介する内容は、あくまで一例であるとお考えください。
撮影調査
依頼主の同意を得た上で、企業内部に隠しカメラを設置し、問題のある社員の行動を監視する方法です。情報の持ち出し現場やサボりの現場、セクハラやモラハラなどの現場の証拠を押さえたいときにも有効です。
また、状況によっては写真だけでなく、動画撮影や音声録音を行うこともあります。
聞き込み調査
取引先会社や同業他社、顧客、頻繁に出入りする店の関係者、友人や知人、近隣住民など様々な人物から情報を得る調査方法です。勤務時間外の素行調査の場合、特に聞き込み調査で得た情報が重要となることが多いです。
企業内調査だと気付かれないよう、他の調査を装い情報収集を行うことが一般的です。
張り込み・尾行調査
依頼内容に応じて、特定の人物を張り込み・尾行し、行動パターンを確認する調査方法です。例えば営業マンの行動調査であれば、車で後をつけ、立ち寄った店や滞在時間、店員との会話内容までしっかり記録します。
企業内調査におけるプロと素人の違い
「企業内調査なのだから、社員一人ひとりと直接面談をすれば良い」「話し合えばわかるはず」とお考えの方がいらっしゃいます。
しかし、問い詰めたからといって真実を話す人間だけではありません。
だからと言って、一人の社員に企業内調査係として内部事情を調べさせるには、あまりに荷が重すぎます。
調査の方法がわからず、結果が出せないだけでなく、周囲に不信感を与えてしまい、結果的に社内や部署内の雰囲気が悪くなったというパターンは少なくありません。
企業内調査は、素人が簡単にできる分野ではないと考えておいた方が良いでしょう。
素人が企業内調査を行い失敗した例
- 営業チーム内部で、他の営業マンの動きを監視するよう依頼したため、社内の雰囲気が悪化した
- 素人が隠しカメラを設置したが、全く証拠が入手できない
- そもそも社員の勤務時間外の行動を監視すること自体、無理がある
- 休業中の社員の様子を探るため、家の付近で張り込みをしたところ、近所の住民から不審に思われ通報されてしまった
- 調査に気付かれ「部下を信頼していないのか!」と逆ギレされた
素人の場合、調査を行う方法にミスがあることが多いです。また、見よう見まねで張り込みや聞き込みをしたとしても、どこかぎこちなく調査対象者に気付かれてしまうことがほとんどです。
求めている結果が得られないだけでなく、他の真面目に働いている社員にまで悪影響を及ぼしてしまう可能性が高いと言えるでしょう。
「素人でも企業内調査ができるのでは?」などと思わず、信頼できるプロに任せることをおすすめします。
企業内調査の期間
企業内調査に必要な期間は、数日〜1ヵ月と内容や状況によって大きく異なります。
「調査の難易度」「事前に提出できる情報量」によって、調査期間が変わるとお考えください。
調査が長くなる場合
- 不正を働いている社員の見当がついていない
- 怪しい行動を起こす日時が不規則である
- 調査を依頼したい人物の私生活に関するデータが全くない
- 人物を特定した後は、刑事告訴や慰謝料請求を考えているため確実な証拠が欲しい
調査が短期間で終わる場合
- 不正を働いている社員の見当がついている
- 調査対象者に関する情報が既にある
- 怪しい行動を起こす日時がある程度予測できる
- 告訴などは考えておらず、まずは問題行動を止めさせたい
企業内調査では、勤務時間内・時間外問わず、問題を抱えている社員の素行・行動調査を行います。
また、調査期間について心配される方のために、探偵事務所SATではお見積もりをお渡しする際に、予想される期間についてもお伝えさせていただきますのでご安心ください。
また「もう少し短期間での調査は可能か?」等の質問も、受け付けております。
企業内調査に関する料金
企業内調査に関する料金は、基本的にご相談内容と事前情報に応じた料金設定となります。
できる限りスムーズに作業に入るためにも、調査対象者に関する情報、怪しいと感じる理由、不正が行われる日時など、わかる範囲での詳細情報のご提供をお願いしています。
探偵事務所SATでは、現段階での情報量と依頼内容をお伺いした上で、お見積もりを作成しております。
契約後の追加料金は一切いただいておりませんのでご安心ください。
お引き受けできない調査について
探偵事務所SATでは、依頼主のお悩み解決に繋がる様々な企業内調査をお引き受けしています。
ただし
- 違法性がある調査
- 差別に関する調査
に関しては、一切行っておりません。ご依頼いただきましても、お引き受けできません。
企業内調査の相場
企業内調査に関する相場は、2名体制の場合
- 1時間:1万5千円〜
- 1日:8万〜
です。
こちらの金額を基本とし、事前の情報量や求める調査内容に応じて増減すると考えてください。
ただし、相場と比べてあまりに高額な見積もりが提示された場合は調査内容や人数、調査方法を確認しましょう。人件費や経費が不当に追加されている可能性があります。
また、安すぎる場合は、経験の浅い人物1人だけが調査を行ったことで「証拠が得られなかった」「調査対象者に気付かれてしまった」という事例もあるため、注意が必要です。
効率よく企業内調査をするための3つのポイント
時間が解決してくれるといったことはありません。時間が経てば経つほど、問題や不正がエスカレートしていくことが一般的です。
効率よく、調査終了までの流れを作るために、依頼主側ができることをお伝えします。
情報を事前にまとめておく
探偵は、得た情報を元に計画を立てていきます。そのため、漏れや抜けのない状態で探偵に情報を伝えることが大切です。
下記のリストはあくまで一例です。依頼内容によっては不要な部分もありますが、幅広い内容に対応できるリストとなっておりますので、依頼内容に合わせて自由に削除してお使いください。
ご自身の会社に関する基本データ
- 企業名
- 本社所在地
- 電話番号
- 代表氏名
- 取締役氏名
- 設立年月日
- 資本金
- 売り上げ
- 従業員数
- セキュリティ会社への依頼の有無
調査対象人物に関する基本データ
- 名前
- 写真(顔のアップ・全身)
- 身長や体重、体格
- 住所
- 携帯電話番号(個人・会社支給両方)
- 勤務先
- 勤務先の住所
- 所属部署
- 頻繁に立ち寄る場所
- 車種、色、ナンバー(個人・会社支給両方)
- 家族構成
- 前職
- 過去のトラブルの有無
- ギャンブルや煙草を好むかどうか
- 勤務態度
- 友人関係(社内・社外共に)
- 恋愛関係
依頼内容に関するデータ
- 心当たりがある人物のリスト(人物特定ができていない場合)
- 問題に気が付いた時期
- トラブルが起きやすい日時(規則性の有無)
- 具体的な被害内容(あれば写真も)
また、上記以外の内容であっても、調査に関することは全て隠さずにお伝えください。
思いがけない部分から、調査の進展が見込めることがあります。
調査のゴール・目的を決めておく
探偵に依頼する以上、調査のゴールは「人物・行動を特定すること」「被害を食い止めるための証拠を取得すること」を目的として動いていることでしょう。もちろん、それも大切です。
しかし、それ以上に重要となるのが、証拠取得後の行動です。
- 得た証拠と共に警察に通報し、告訴を考えている
- 会社に被害を与えているため、慰謝料を請求したい
- 自主退職してくれればそれで良い。それ以上何もするつもりはない
依頼状況や現在の立場等と合わせて、次の行動を事前にお考えください。次の行動に合わせて、探偵の調査方法や計画は大きく変わります。
特に告訴や慰謝料請求を視野に入れている場合、裁判で通用する証拠を集める必要があります。探偵に相談する段階で、その旨を伝えておくことで、探偵も事前に綿密な計画を立てて動くことができるため、よりスムーズな調査が可能です。
見積もり、追加料金、アフターフォローについて確認する
企業内調査を依頼する場合、調査会社や探偵事務所など様々な選択肢の中から選ぶことになります。さらに同じ依頼内容であっても選択する料金形態によって調査費用も変わるため、調査の難易度や調査に必要な期間も合わせて相談しておきましょう。
特に、証拠収集後、刑事告訴や民事告訴、慰謝料請求を考えている方は、警察や弁護士に関するアフターフォローの有無も聞いておくと安心です。
また探偵事務所SATでは、契約後の追加料金は一切いただきません。契約時にお渡しする書類に基づき、調査結果報告書をお渡し致します。確認後の不明点につきましても、丁寧にお答えしますので、気になることは全てご相談ください。