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主婦も、ひとりになりたい

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ひとりになれる時間はほぼない


今の私は、日中、家でひとりになれる時間はほぼありません。義母が機嫌よくデイサービスに行ってくれても、夫は家にいるからです。3年前、2020年の 4月から、コロナ禍のため夫の仕事は99%リモートワークになりました。

「ひとりになりたい」と、ときどき無性に思います。大きな不満などないけれど、ひとりになりたい。主婦だけど、ひとりになりたい。

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目次
▶「ひとりになりたい」は、ないものねだり?
▶「たまにはひとりになりたい」「ひとりで何かしたい」と言っていた母
▶四世代同居で、しみじみ「ひとりになりたい」と思うようになった
▶一人時間を作るには
▶おわりに

キッチン掃除 手の画像イメージ

「ひとりになりたい」は、ないものねだり?


私が「たまには、ひとりになりたい」と思うのは、きっとないものねだりなのでしょう。

何度か書いていますが、夫はおおらかで優しい人ですから、いっしょにいるのが苦痛と思ったことはありません。義母も元気にデイサービスに行って機嫌よくしてくれています。文句など言えない。

でも、ときおり無性にひとりになりたいと思ってしまいます。

さて、そんな私は、今どのように”ひとり時間”を作っているか。それをエッセオンラインの今月のコラムで書きました。未読の方はぜひご覧ください。




「たまにはひとりになりたい」「ひとりで何かしたい」と言っていた母


母は50代に入るか入らないかくらいの頃から、「たまにはひとりになりたい」「ひとりで何かしたい」という話を、よく私にするようになりました。

母が私の弟を産んだのは39歳の時でしたから、その弟に手がかからなくなったあたりの話です。

私は弟とひと回り近く年が離れていますので、当時は大学生。母がなぜ「ひとりになりたい」などと言うのか、さっぱり分かりませんでした。

うちは自営業だったので、朝昼晩と父がいるわけです。母はそれが嫌なの?とは思うものの、仲が悪いわけでもない。むしろ父は母のことを、自分にはもったいない嫁さんだとよく言っていたほどです。

だから私は、母の気持ちがわからなかったし、父が家にいることに窮屈さも不自由さも感じませんでした。



ただそれは、私が日中は学校へ行ったりアルバイトに行ったりして留守だったからかもと後で気づきました。

そうなんです、今なら分かるのです、母のあのときの気持ちが。

ところがその母も、変わりました。「何日も人と話していない」「さびしい」。ひとりになりたいとあれほど言っていたのに、父が71歳で亡くなり、自分一人で暮らすようになってからは、寂しいと言うようになりました。

そういうものかもしれません、ないものねだりなんです。
 

四世代同居で、しみじみ「ひとりになりたい」と思うようになった


私は結婚してすぐ夫の実家で同居をはじめました。夫が出社したあとは、私と姑と大姑の女3人です。そのうち息子ができ娘ができ、家族は増えるいっぽう。

「出かけられなくてもいい、家の中でいい、ひとりになりたい」、あの頃がいちばん、そう思っていたかもしれません。

同居はわずか5年ほどでダメになり、人生初の賃貸住宅暮らしへ。



別居してやっと、家でひとり過ごせる時間を持てるようになりました。出社する夫を見送り、子供たちを幼稚園や養護学校へ送り出したあとです。

幼稚園や養護学校へ行っている間だったから、日中のわずかな時間です。節約の毎日で、外でお金を使ってひとりでくつろぐことなどできませんでした。

けれど、「家の中でひとりでいられる」ということが、こんなにも自由で気楽なものだとは思わず、しみじみありがたいと感じました。

このように、30代後半になってようやく、「ひとりになりたい」と言ったあのときの母の気持ちが少し分かるようになりました。子どもが独立した50代後半には、いっそう身に沁みて分かるようになったのです。


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ひとり時間を作るには


エッセオンラインでは「ひとりランチ」をする楽しみについて書きましたが、一人で出かけることだけがひとり時間を作ることではありませんよね。

家の中でくつろげるスペースを作ってみるとか、家族より早起きしてひとり時間を確保するとか。これは正確に言うと「ひとりになっている」ことにはならないでしょうが、ひとりになりたいときには有効です。



主婦でも、いえ主婦だからこそ、上手にひとり時間を作ることができるのではないでしょうか。

私は早起きだけが若いころからの特技?だったので、心が疲れきっているときほど、朝早く起きて朝家事をさっさと済ませ、ダイニングテーブルでゆっくりコーヒーを飲むようにしています。

こんなことひとつでも、「ひとりになりたい」という気持ちは満たされるものです。



おわりに


ないものねだりだと思っています。ひとりになりたい、と思うこと。

でも人生なんて、ないものねだりとの追いかけっこです。追いかけられるのはしんどいから、ときには横へ逃げられるよう自分をなだめつつ歩いていくのが、ちょうどいいと思っています。

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原田さよ

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考・衣・食・住、すべてをシンプルに。片付けやすい順番や罪悪感のないものの減らし方、家族のだれもがわかりやすい収納、身体も心もラクでいられる家事のやり方について書いています。少ない服でも楽しめる着回しの工夫なども。
ものを減らしてゆったり暮らせるようになりました。自分に使える時間が増えたことが一番嬉しいです。

整理収納アドバイザー
住宅収納スペシャリスト
生前整理アドバイザー1級


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