20分くらいしてめまいは治まってきたが、吐き気が残っていたので、頭を動かさないようにしてゆっくりゆっくり体を横にした。横になったまま頭を動かさないようにしていたら、お昼前になっていた。

「おおーい、そろそろお昼ご飯にしよう」

先に1階に降りていた夫が（コロナ禍で在宅ワークになり定年後も継続雇用中）、何も知らず階下から声をかけてくれたが、大きな声では返事できなかった。

何時まで経っても降りてこない私を変だと思ったのか、夫が上がってきて私の部屋をノック。「どうした？食べないのか？」というので、朝からのことを話した。



めまいが治まったのは午後一時半ぐらい。でも、まだ体がだるく、吐き気も残っていた。

「変だな、いつもならもうちょっとすっきりするんだけど」と思いつつ、またとろとろと眠ったようだ。

夫が軽く食べられるものを作って持ってきてくれたのが3時頃。こういうとき、夫に家事を覚えておいてもらってよかったと思える。



夕方になり、ようやく眩暈と吐き気の両方がおさまってきたので、下に降りて、おかゆを作った。

ご飯一膳なんとか食べて、もう一度セファドールを飲んで休んだ。

夜になり夫と話してわかったのは、私がまた軽い熱中症になっていたのではないかということ。




じつは……私はエアコンがとても苦手で、前夜もつけて寝たものの、寒くて明け方に切った。そのまま朝まで眠れたけれど、身体が怠かった。

義母や母には、さんざん、エアコンをつけて寝るようにと言っているのに、私は寒くて朝方どうしてもエアコンを切る。

逆に言うと、エアコンを切らないともう一度眠れないぐらい寒い。

お年寄りが「エアコンは苦手、寒いから」というが、まさにそれだ。



昨日の朝起きたときに見た気温計は、29度。湿度は63％だった。水を飲んで寝たし夜中にも飲んだが、喉がカラカラだった。

特段忙しかったわけでも寝不足が続いていたわけでもなかったし、頭位めまいは何ヶ月に一回はなるので慣れている。

だからこそ、昨日のめまいと吐き気は、いつもの頭位めまいとは違ったように思う。や、これも想像。



ちなみに、熱中症の症状と対策の主なものを調べてみたら、次のようになった。

症状…めまいや顔のほてり、筋肉痛や筋肉のけいれん「こむら返り」、体のだるさや吐き気、汗のかきかたがおかしい等。酷くなると、呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない、水分補給ができない等になる。

対策…涼しい場所へ移動する、身体を冷やす、水分補給（経口補水液やスポーツ飲料に食塩を少量加えたものを推奨）。意識がない、反応が鈍いなどの場合は救急車を呼ぶ。



夫は26度設定にしてエアコンをつけ、夏布団をすっぽり被って寝ている。

私はそれでは寒くて眠れないと思う、と言ったら、「7分袖じゃなく長袖のパジャマにして、設定温度も下げて、合い掛け布団で寝るくらいにしていいんじゃないか？」と。

私はエアコンが寒いと思って消すけれど、気づかないうちに汗をかいていたのだろう…



記録しておきたいのと読んでもらいたい気持ちがあり、ザーッと書きました。しっかり食べて、なるべく良い状態で眠れるよう、あれこれ見直してみます。

私のようにエアコンが苦手な人はいらっしゃいますか。お互い、気を付けたいですね。

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