母が大事にしていたものは、今の老人ホームへ入居する際に持っていっています。

私も、実家を売却する話が出る前に、母の着物や写真を整理したため、必要なものは持ち帰っています。

だから、もう残しておきたいものが実家にあるはずはなかったのですが、ついつい思い出のあるものだけでなく、使えそうなものも探してしまいました。



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庭の花の思い出

6月末、母が好きだった額紫陽花は終わりに近づいていました。画像は6月上旬に実家へ片付けに行ったときに撮影しておいたものです。

この額紫陽花を見ることはもうありません。母がよくその花を切って、玄関やトイレに飾っていたのを思い出しました。

切り花を長持ちさせるのに使っていたのは、キープフラワーという切り花延命剤。

これを使うと花が長持ちするし水が臭わないので重宝しました…これは私も常備しています。

おわりに

空き家になったままの実家が、予想外に早く売れたことは良かったと思っています。

雑草や庭木の手入れにいかなくてすむし、なにより、ご近所に心配をかけなくてすみますから。

でも今、「もう実家がなくなるんだな」と思うと、どこか寂しい気持ちになります。

そういう意味では、私が最後に持ち出したマグカップ等は、自分が後悔しないようにするためのもの、といえるかもしれません。

というわけで少し感傷的ですが、実家へ最後の片付けに行ってきたことをお伝えしました。

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