悪役御曹司の勘違い聖者生活~二度目の人生はやりたい放題したいだけなのに~ 作者:木の芽
【旧題:悪徳領主の息子になったので楽して異世界生活楽しみます~なのに『聖者』様だと崇めるのはやめてくれ!~】
悪徳貴族として名高いヴェレット家の長男――オウガ・ヴェレットは転生者である。
ブラック企業に勤め、過労死した彼には一つの夢があった。
「可愛いハーレム作って、美味い物を食べる。領民の税金で楽して好き放題な生活を送ってみせる!」
素晴らしき異世界ライフを夢見た彼は実現へ向けて、努力を始めた。
ハーレムを築くためにいじめられてる平民の子を助けて恩を売ってやったり。
労働力を手に入れるために多くの孤児を雇って教育したり。
反乱を起きても鎮圧できるように魔法学院へ通って魔法を極める。
「クックック……! 順調、順調! 未来は明るいなぁ!」
――オウガはまだ知らない。
楽な生活を送るためにしてきたことが評価され、世間から『聖者』様として呼ばれる未来を。
カクヨム
千早ちゃんの評判に深刻なエラー 作者:氷純
「――なんなんだ、あのボマーは!?」
異世界へのゲートが開発され、各国は新資源を求めてそれぞれが特区を建設。それぞれが新界と名付けられた別の異世界を探索、開発している世界。
人間が直接異世界に行くと、未知のウイルスなどで影響が出る可能性があるため、各国は専用の遠隔操作ロボット『アクタノイド』を送り込んでいた。
臆病、コミュ障ゆえに就活に失敗していた兎吹千早は完全在宅業務の文字に惹かれてアクタノイドの操縦者アクターとなる。
その選択こそが、新界関係者を震え上がらせるボマー誕生の瞬間だった。
小説家になろう
【完結】【書籍化】錬金術師のなかなかスローライフにならない日々 作者:コウ
VRMMO『碧の迷宮』にログインした健司は、レンというアバターの姿で見知らぬ森の中に現れた。
人間の感覚全てを擬似的に再現できるVR機器には、当然ながら様々な法的規制があり、それらが満たされていないことから、そこがゲームの中ではなくゲーム内に酷似した世界だと認識した健司は、アバターのレンとしてその世界で生きることを決意する。
しかし、『碧の迷宮』のマップの大半は森林地帯である。下手に動き回るのは危険と判断したレンは、手持ちのアイテムを用いて森の中に拠点を築く。
錬金術師としてアバターを鍛えまくっていたレンは、その技能を用いてスローライフを目論むのだが、レンはエルフだった。
「エルフの寿命って……マジかよ」
スローライフを成立させるための前提となる寿命が人間と違いすぎることに気付いたレンの、長く険しい、スローライフへの道が今始まる。
経験値を稼いでレベルアップするゲームではなく、職業と技能でアバターが成長するタイプの『碧の迷宮』の世界で、レンが目指す平和で穏やかな日常に手が届くのはいつの日か。
2024/08/21追記
BKブックスさんから書籍化します。
イラストはひづきみや先生。
とても素敵なイラストです。
発売時期は秋から冬。Amazonさんでは予約が始まりました。
小説家になろう
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