記事一覧

カタカナ語と新しい概念


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2022-3-14(月)私が、私の父と話しているときに、こんな話題となりました。 “カタカナの言葉は年寄りにわかりにくい” T都の知事とかが好んで使うあれです。(私は、小池語と呼んでいます) 例えば、“ダイバーシティー・サスティナブル・オーバーシュート・モンブラン・カナシイ” などです。 私も、カタカナ語は難しいと思いますし、なるべく使わないようにしています。 相手が理解しやすい言葉で、かつ正しく伝えるのが、会話や...

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こわいとおっかない


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2021-8-27(金)“こわい” と “おっかない” についての話です。怖い話ではありません。私が小学生だったころでしょうか。私の家族で車に乗っていたときの話です。父「ずっと運転してるから、“こわい” わ」私「運転したら “怖い” の?」父「“こわい” って、そういうことじゃなくて、疲れたほうね」このあとは、家族で、“こわい” と “怖い” の言い換えをあーだこーだと話し合いました。結果……こわい→疲れた怖い→おっかないと言い換える...

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日本語の修飾語


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2021-6-28(月)日本語の修飾語について、私が最近になって気づいたことです。人によっては、当たり前のことかもしれません。さっそく、こんな問題があるとします。() の中から、正しいものを選びましょう。“(大きい/大きな/大きく) 声を出す。”まあ、すべて正解なんですよね。実際に発音してみると、どれも違和感のないことがわかります。これだけではつまらないので、もう少しソレっぽく考えてみましょう。 まず、さっきの3つを品...

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日本語の長音記号


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2021-5-8 (土)今回は、久々の言語ネタです。日本語のお話ですが、決してイルボノマンセーの意図はありませんよ。突然ですが、カタカナの文字や記号のうち、もっとも発音のレパートリーが多いのはなんでしょう?正解は、長音記号 “ー” です。“ー” は、前にある文字によって発音が変わります。例えば、“ア段” が前にあるなら、“ア” の長母音 “アー” という発音になります。同じように、“イ段” なら “イ” の長母音 “イー”,“ウ段” な...

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日中韓言語比較論 (発音)


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2019-6-12(水)日中韓言語比較 (発音編)学術的みたいに大層なタイトルですが、私の気づいたことを書くだけです。まず、こんな話があります。「“現代文” だけより、“現代文と古文” を勉強した人のほうが、“現代文” の点数が高い」つまり、古文もやった人のほうが、現代文をより理解できている、ということです。“日本語 (国語) だけをガリガリ勉強するよりも、外国語も合わせたほうがよい”、と単純に言えるかはわかりませんが、一理...

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日本語 “ども”


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2019-4-3(水)4月なのに、まいあさ雪が降っています。いわゆる“なごり雪”ですね。少し切ないです。さて、久しぶりに日本語の話題です。“ども”という接続語がおもしろかったのでわざわざ記事にします。3月31日の記事から。“子どもの“ども(供)”は“わたしども”のように複数をあらわす接尾語であり、集団性をうかがえます。”上のように書きましたが、“子ども”の“ども”は“野郎ども(共)”に近いようです。“目下の”複数の者をあらわす接尾語...

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フォントをつくりました。


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2012年に、遠くから見やすい看板のために作ったフォントがあるので書いておきます。Google検索でも見つからないので、たぶん初だと思います。特徴は縦横ななめ45°の線のみで構成していること。角ばった文字の漢字・カタカナ・数字に対応。とりあえず『米ゴシック』や『四方ゴシック』と呼んでおきます。全半角数字  日本語(漢字・全半角カタカナ) ひらがな(仮) 中国語(簡体字・繁体字) (応)画数が多い漢字や丸い文字は...

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日本語 動物名の漢字


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日本語の漢字には音読みと訓読みがあります。昆虫図鑑を見た際に気になったことです。虫などの名前では圧倒的に訓読みのものが多いのですが、蝶(チョウ)と蛾(ガ)だけは音読みです。(古くは獣・鳥・魚以外の動物を虫と呼んだ)蜻蛉-トンボ蟋蟀-コオロギまたはキリギリス蟻-アリ蚊-カ蜘蛛-クモ蛞蝓-ナメクジ牡蠣-カキ蛸-タコ蜥蜴-トカゲ蛙-カエル例外:蝶-テフ→チョウ例外:蛾-ガ蝶と蛾は日本にいなかった生物なのでしょうか。(実際は...

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漢字廃止論に


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現在の日本語では”漢字かな混じり文”を使っていますが、過去には漢字廃止論もあったようです。例えば、早くから漢字を廃止した韓国では同音異義語の問題も出てきているとか。それでも日本語より韓国語の方が子音母音ともに多く、日本語での漢字廃止は同音異義語でより大変なことになるでしょう。また全てひらがなとカタカナで書くことになるはずですので、とても読みにくくなると思います。自己紹介の記事の一文でたとえると・わた...

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日本語 外国語から学んだこと


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普段、日本語のみを使っていると気づきませんが、外国語の勉強により気づくことがありますので書きます。外国語を勉強する人、日本語を勉強する人の参考になればうれしいです。一部はNHKの教育番組でも紹介されています。■三種類の「ん」日本語での「ん」は表記は同じですが、発音は大きく分けて3種類あります。 “アンカ”“アンタ”“アンマ”のそれぞれの“ン”外国語でよくある“-ng”は“アンカ”のンです。「Hongkong」■三種類の「っ」...

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(言) ラ行日本語


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久しぶりに言葉に関する話題です。「しりとり」で勝つ秘訣としてラ行を狙いましたよね。そして、ルビーなんかが救世主でした。日本語(和語)にはもともとラ行から始まる言葉が少ないのです。(擬態語以外)例えば、ランラン→擬態語リス→栗鼠(漢語)ラッパ→喇叭(漢語)ラッコ→アイヌ語由来…などことごとく和語ではありません。地名も、留萌市(るもい)→アイヌ語由来六本木→漢数字動詞は、ラリる→若者言葉で薬物中毒の意…怪しいですね。こう...

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漢字の読み方 ガ行


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私は中国語と韓国語を勉強していますが、気になることがあったので書いてみます。中国も韓国も日本も漢字文化圏であり、ともに漢字の意味や読み方にはある程度相関があります。漢字は日本人が中国語や韓国語を学ぶ際の大きなバックアップとも言われています。数字の読み方一  二  三  四  五イチ ニ  サン  シ  ゴYī  èr  sān   sì wǔ(イー、アル、サン、スー、ウー)일  이  삼   사  오(イル、イ、サム、サ、オ...

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プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

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