自転車の買い替え時期は何年？買い替えた方が安い？下取り・引き取りは？

自転車の買い替え時期は何年に1回？　
ママチャリの寿命を自転車屋さんに聞いてみた
一番最初に傷むのは虫ゴム
自転車の劣化のスピード
ママチャリは劣化が早い
修理・交換より買い替えをオススメ
無料で下取りしてくれる自転車屋さんも
まとめ

自転車の買い替え時期は何年に1回？　

　先日、自転車のタイヤがパンクしており自転車屋さんに直しに行きました。ですが、その数週間後にまたパンクしていたので、とうとう、タイヤやタイヤの中のチューブが経年劣化で裂けやすくなっているのだと思い買い替えることにしました。

　その際に、インターネットで自転車の寿命を調べてみると10年と書いてあって驚いてしまいました。恐らく、この10年の寿命というのは何十万円もするスポーツサイクルに限ったことで、スポーツサイクルは本体が高く性能が良いため、使う方々もこまめにメンテナンスにお金をかけているであろうから10年も寿命があるのだと思いました。

ママチャリの寿命を自転車屋さんに聞いてみた

　私は、いわゆるママチャリ（別名：シティサイクル・婦人用軽快車）しか乗れないので、安いママチャリをいつも買うのですが、自転車を買う際に店員さんに「自転車の寿命は何年くらいですか？」と聞いてみました。すると「2年くらいですね。」という答えが返ってきました。

　私の体験談から言っても、ママチャリは長くて5年、短くて2～3年でタイヤやチューブが劣化してしまい、チューブの交換代だけで8,000円かかったことがあります。その時に、「これなら、新しい自転車が1/3台買えるじゃん…」と思ってしまいました。

　輪ゴムを例に出すと分かりやすいですが、ゴムというのはある程度の年月が経つと、弾力を失い切れてしまいます。タイヤやチューブもある程度の年月が経つと、弾力を失い裂けやすくなるので、交換するしかないのです。

一番最初に傷むのは虫ゴム

　自転車の買い替え時期の指標になるのが、空気の抜けやすさです。空気が抜けやすくなり、頻繁に空気を入れ替えなければいけなくなるということは、自転車の空気穴をふさぐ「虫ゴム」の劣化が始まっているということです。こうなると、買い替えの時期が近づいていると考えたほうがよいでしょう。

　というのも、上記の通りゴムというのは劣化しやすく、虫ゴムが劣化してきているということは、タイヤもチューブも劣化してきていると考えられます。劣化したゴム類は新しいものに交換するしかなく、修理ではなく「交換」なので、かなりのお値段になります。

　ゴムが劣化しているということは、チェーンやブレーキなどのサビなども進んでいる可能性があるので、安全性を考えると買い替えるのが無難だと推測されます。

自転車の劣化のスピード

　自転車の劣化のスピードは、駐車環境、搭乗者の体重、走行距離、普段のメンテナンスなどによって大きく変わってきます。

　屋根などのない雨ざらしの環境で保管していると劣化が早まりますし、搭乗者の体重が重いとタイヤに負担がかかりタイヤがすり減りやすくなります。また、自転車で長距離走ることも自転車の劣化を早めます。

　また、こまめにタイヤの空気を入れたり、サビやすい部分に油をさしたり、虫ゴムを交換したりと、メンテナンスをしていると寿命が延びるとも言われています。

ママチャリは劣化が早い

　ママチャリは、お忙しい主婦の方々が乗っているため、こまめなメンテナンスに手が回らず、劣化が早い可能性が高いようです。さらに、単価が安いため高価なスポーツサイクルのように、頻繁にお金をかけてメンテナンスをしないこともあり、やはり、劣化が早いようです。

修理・交換より買い替えをオススメ

　私の場合は長くて5年で自転車を買い換えていました。5年も乗り続けていると、タイヤの中のチューブがたわんでしまって、自転車がぐらぐらして危険になったからです。チューブだけ交換という選択もあったのですが、上記の通り、自転車の部品を「交換」するとなると、かなり高価ですし、他の部位も劣化していることを考えると、新しい自転車に買い換えるほうが安全だと考えられます。