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新宿三丁目(metro_Hibiya07)のブログ

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【2024年07月22日】

やってきました、毎月恒例にさせている金沢旅行。今回は2024年7月度...となる訳ですが。未だに北陸地方に梅雨明け発表がなされていない状況で、先月のような悲劇にならないと良いが...?

 

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という事で、大宮(埼玉)で迎えた朝。どうせ翌日は北に向かうから、わざわざ家に帰るより泊まっていく方が賢明だと判断してお宿を確保。いつもよりゆっくり朝を迎えられる有り難さね。

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ゆっくりといっても、普段よりは早い朝なので着替えて東横イン名物の無銭朝食をしばく。ここでのご当地要素は彩の国産コシヒカリを使ったおにぎり。美味しかったです。

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朝食を終えたら、出発の準備をしてホテルをチェックアウト。朝の通勤通学の人の流れに混じりながら大宮駅へ。

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ここからは上越新幹線北陸新幹線)の「かがやき503号敦賀行きに乗車。初めて東京駅以外から乗った。

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昨日のライブ後の打ち上げで酒をしこたま飲んだので、この日は朝から飲酒せず...というのはまあまあ建前で。ホテルで朝食をしばいたので弁当は買わなかったが、余裕ぶっこいていたらマジでギリギリの駅到着となってしまい、何とか買えたのがこの緑茶だけ...という経緯。

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それにしても、関東はこの日も晴天で。駅構内を激走したら汗かきまくって大変な事になったが、昨日のライブ用に持ってきていたタオルがあったので救われた。

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夜勤明けでライブに参戦した疲れが残っていたでいか、碓氷峠をもりもり寝て通り過ぎていたら長野駅まで来ていたので、今回も忘れずに花帆に故郷の景色を見せてあげた。

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またさらに死ぬように寝ていたら日本海側まで来ていた。こっちも天気は大j

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おはようございますゲリラ豪雨本当に一瞬だったよ。やめろ、来るな。

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ほとんどを睡眠に費やしながら2時間ほど乗って金沢駅で下車。

今月も来たぜ、金沢───

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宿泊用の荷物をあんとのコインロッカーにぶち.comしたら、金沢駅兼六園口にある鼓門を見て金沢観光への気持ちを高めて...

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金沢駅バスターミナルから偶然止まっていた北鉄金沢バス 12系統 湯涌線 北陸大学太陽が丘行きに乗車。

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10分ほど乗って橋場町バス停(①金城楼前)で下車。

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やってきたのは金沢市立安江金箔工芸館。ぶっちゃけいうとね、この日の旅程なんも決めてない。いや、一部は決めてるけど、それまでの部分が何も決まってない。なので、まだ行ったことない博物館系を攻めていこうと思って。暑いし...

ここは文字通り、"金箔"に特化した博物館である。この街が𝐔𝐥𝐭𝐢𝐦𝐚𝐭𝐞 𝐊𝐈𝐌𝐏𝐀𝐊𝐔 𝐂𝐢𝐭𝐲たる所以を学べる...ってこと。

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金箔という名前だから1000%で作られているのかと思いきや、ちょっとだけも入っているらしい。それを"金合わせ"という作業で約1300℃の炉で溶かして金型に流し込む。これがどれくらい熱いかは私は知ってる。ガラスを作った事があるので...そうやって出来た合金を無限に伸ばしまくって、厚さ約1/20mmの"延金"を作る。完成品が薄すぎるので、1/20mmでも厚く見えるバグが起きてた。

そうやって出来た延金を、今度は紙を挟んで徹底的に薄く伸ばす、紙の種類を変えていきながら。最終的には厚さ約1/1000mmの"上澄"を作る。1ミリの1000分の1って意味わからん。

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仕上げの"箔打ち"に必要な箔打紙を作るのも重要な工程らしい。その中でも灰汁汁が紙の出来を左右するという事で、その日の湿度や気温によって混ぜるものを職人が微調整していたんだって。

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仕上げの工程にあたる"箔打ち"。上澄を小さく切り分けて、約1800枚の箔打紙(小間紙)の間に交互に挟み、ずれないように革で固定して箔打機で叩く。前途のように薄いので基本は数百枚単位でやるらしい。10cm四方に打ち伸ばしたら、仕上げ用の"主紙"に移してさらに伸ばし、出来上がった金箔は1枚ずつ「広物帳」という保存用の冊子みたいなものに移して、様々なものに使われていく。

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因みにこれが箔打機。意外と大きくてびっくり。

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金箔の制作に必要な道具の色々。鼻息のひとつも許されない繊細な作業。伝統ってすごいな...

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様々なものを1000倍にしたコーナー。や、金箔の原型は1/1000mmっつってんだから1000倍にしたところで1mmなんだよね?薄すぎだろ。

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これは金箔をたくさん重ねたもの。それぞれはマイクロミリの厚さなのに、こうやって何十枚も重なるとひとつの塔のように見えるの、一種の芸術作品だと思う。

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金箔がふんだんに使われている?金沢仏壇。金色の面積が多いはずなのに、妙に仰々しすぎないのは気の所為?

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そういえば、入口近くにあった椅子が金箔だけでデザインされていて凄かった。

 

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金沢の名産に触れたところで、通り過ぎてしまったひがし茶屋街へ。

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ちょっと早いけど、昼飯にしようと探していたら、茶屋街をはずれて子来坂という坂に来てしまった。

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そのまま坂を登っていって、向かったのは「卯蕎」。こう見えて蕎麦屋

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昼時ともあって店内はそこそこ混んでいたが、すぐにご案内された。ちょっと早いが、もうすぐ土用の丑の日という事で土用そばを注文。蕎麦が入ってるのは斬新に感じたが、普通に美味しかったです。

 

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昼飯の後は、虫の鳴き声で賑わう子来坂を下って橋場町バス停まで戻って、西日本JRバス 24系統 名金線 金沢駅行きに乗車。

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10分ほど乗って広坂・21世紀美術館バス停で下車。

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やってきたのは石川県立美術館。そろそろ美術館も履修しておきたいと思い立ったので。

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この美術館、「常設展示」と「企画展示」の2種類があるのだが...後者が"まるごと奈良博"と題して、奈良国立博物館から所蔵品をお借りして展示をしているんだって。いや、すっげぇ気になるんだが...ここは金沢だよな?

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入場券もさ、企画展示の主張が激しすぎるのよ。

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まるごと奈良博、フラッシュを焚かなければ写真撮り放題という事だったのでじゃんじゃん撮るわよ。という事でまずは瓦塔。綺麗な五重塔ね。

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奈良県川原寺で出土したという複弁八弁蓮華文軒丸瓦。最近は""という単語に強く反応するようになってしまったのでね。

f:id:Shinjuku_3chome:20240727001617j:image薬師如来坐像重要文化財

台座の蓮華座が如来蔵の着衣で覆われている、あまり見ないタイプの仏像。でも蓮華の形はしてるんだよね。

f:id:Shinjuku_3chome:20240727002141j:image十一面観音菩薩立像重要文化財

おみゃーどこに残り10個の顔面おるねん、と思ったら頭におった。めっちゃ細部までしっかりしてるやん...

f:id:Shinjuku_3chome:20240727002541j:image金光明最勝王経国宝

出た!国宝!やばいって。写真じゃ分かりづらいんだけど、この写経...文字が金色だった。

f:id:Shinjuku_3chome:20240727003015j:image蓮唐草蒔絵経箱国宝

革を漆塗りで固めたという漆皮製の箱。蓮の花が繊細に描かれていて凄かった。

f:id:Shinjuku_3chome:20240727071427j:image弘法大師御勘文重要文化財

"弘法大師"こと空海に関する出来事をまとめた伝記。これを読めば空海について知ることが出来るらしい...?

f:id:Shinjuku_3chome:20240727073147j:image胎蔵図像重要文化財

密教の世界を表す"胎蔵界曼荼羅"に出てくる像たちを描いた図像集。描かれている尊像が𝐈𝐧𝐝𝐢𝐚𝐧 𝐒𝐭𝐲𝐥𝐞なのが特徴らしい。

f:id:Shinjuku_3chome:20240727074035j:image如意輪観音菩薩坐像重要文化財

6本の手でどんな願いでも叶えてくれるらしい。腕が6本あったらどんなに同時に作業がこなせることか...

f:id:Shinjuku_3chome:20240727074711j:image獅子重要文化財

元々は文殊菩薩像の台座にいるものらしいが、口を閉じて正面を向いているタイプは珍しいんだとか。

f:id:Shinjuku_3chome:20240727080334j:image牛皮華鬘国宝

極楽浄土に住む人面鳥・迦陵頻伽や空想上の花・宝相華を透彫と彩色で表したもの。確かに色使いが彩やかに見える。

f:id:Shinjuku_3chome:20240727081220j:image独鈷鈴三鈷鈴宝珠鈴重要文化財

鈴の上部の意匠のデザインによって「独鈷鈴」「三鈷鈴」「五鈷鈴」「宝珠鈴」「」の5種類があり、5種類コンプされたものは"五種鈴"と呼ばれるんだとか。

f:id:Shinjuku_3chome:20240727151253j:image入峰斧重要文化財

山伏が山林修行で使っていたなんだって。へぇ...デカすぎだろ。害獣とでも戦う気なんか?

f:id:Shinjuku_3chome:20240727190525j:image十王図重要文化財

いいえ、高萩の隣ではないです。人が死後に行くとされる冥界にいる10人の王の事。十王子?そんな街は無ぇよ。

f:id:Shinjuku_3chome:20240727191355j:image薬師如来坐像国宝

最初の方に載せたやつとは違って、こっちは濃ゆい顔面が特徴。

f:id:Shinjuku_3chome:20240727192809j:image山水図(水色巒光図)[国宝

"詩画軸"という、絵とそれに合わせて詠んだ詩が一緒に描かれているもの。なんかね、"国宝"っていうオーラを感じる。どういうことだよ

f:id:Shinjuku_3chome:20240727194236j:image十一面観音像国宝

金箔をめっちゃ使って装飾されてるやつ。約800年前に制作されたって考えたら、めちゃくちゃ保存状態良くね?

f:id:Shinjuku_3chome:20240727194716j:image越中国射水郡鳴戸村墾田図国宝

これは碁盤目状に区画された条里には地名(今でいう大字)と開墾された場所とされていない場所の面積がそれぞれ書かれているもの。国宝の地図が出てきたのでキャッキャしちゃった。

こんなにひょいひょいと国宝とか重要文化財が展示されていて普通に凄かったよね。流石は歴史ある地の国立博物館...といったところ。

f:id:Shinjuku_3chome:20240728143333j:image青手桜花散文平鉢(石川県指定文化財

ここからは「常設展示」のターン。という事で石川県の伝統工芸である九谷焼。この"青手"というのはで絵付けして全体的に青っぽく見える事からそう呼ばれている。

f:id:Shinjuku_3chome:20240728144257j:image色絵鶴かるた文平鉢(石川県指定文化財

ここに展示されているのは九谷焼の中でも初期にあたる1640年代に誕生した"古九谷"と呼ばれるもので、ドセンに鶴が描かれているの作品のように高度な絵画的表現と大胆で斬新な意匠構成が特徴なのだそう。

f:id:Shinjuku_3chome:20240728145457j:image色絵百花散双鳥図平鉢(石川県指定文化財

この"色絵"というのは素地の地色を活かしつつの5色で絵付けをするもの。この作品も底の部分に"絵画"があって、周りにも鳥や木々が描かれていてお洒落に見える。

f:id:Shinjuku_3chome:20240728150740j:image加賀友禅

ここからは「いしかわの工芸」特集。加賀友禅もかなり色彩豊かだけど、石川県の伝統産業ってそういう傾向ある?

f:id:Shinjuku_3chome:20240728151008j:image鋳鋼モニュメント「ある都市空間へ

なんだろう...別に街並みやビル群があるわけでもないのに、街の中(の一部)を想わせるような表現。

f:id:Shinjuku_3chome:20240728152105j:image直刀 七星剣写

四天王寺(大阪)に伝来する宝刀。これはレプリカだけど、やっぱりモノホンの"刀"はいつ見ても凄いと感じる。

f:id:Shinjuku_3chome:20240728152421j:image波兎蒔絵小箪笥

うさぎさん...あ...花帆......すごいもちもちしてそう...

f:id:Shinjuku_3chome:20240728152744j:image耀彩十二稜壺・恒河

これが眩耀夜行ですか...違う?でも、なんとなく色合いが衣装と似てないか?

 

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𝐀𝐧𝐜𝐢𝐞𝐧𝐭 𝐃𝐀𝐈𝐁𝐔𝐓𝐒𝐔 𝐂𝐢𝐭𝐲の力を思い知り、石川県の伝統産業を見まくった後は広坂・21世紀美術館バス停からちょうど来た北鉄金沢バス 14系統 医王山線 金沢駅行きに乗車。

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10分弱乗って武蔵ヶ辻・近江町市場バス停(⑤金沢エムザ・黒門小路前)で下車。

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やってきたのは近江町市場

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その中にある「金沢おでん いっぷくや」へ。やっぱりここに来ちゃう。

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今回はばい貝ばくだんふかし白山𝐉𝐚𝐩𝐚𝐧𝐞𝐬𝐞 𝐒𝐀𝐊𝐄菊姫」。とても美味しかったです。

 

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念願の酒をこの日初めてしばけたところで武蔵ヶ辻・近江町市場バス停(③かなざわはこまち前)から偶然来た北鉄金沢バス 11系統 錦町B線 石川県立図書館行きに乗車。

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15分ちょい乗って崎浦・県立図書館口バス停で下車。別にここが目的地じゃない。じゃあなんで降りたか、それは一日フリー乗車券の元を取る為である。

この日は800円の"金沢市内1日フリー乗車券"を使って動いていたのだが、近江町市場に行くまでに210円区間を3回(630円分)しか乗っておらず...このままでは170円分損してしまう。なので、次の目的地まで行くバスに乗る前に、フリーエリア内かつ途中まで同じ経路を走るバスに乗って無理矢理元を取ってしまおうと思いついたわけ。

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そんな事をしつつ、北鉄金沢バス 16系統 犀川 上辰巳行きに乗り換え。ここからはICaちゃんで乗車。

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なんか、景色めっちゃ開けてきたんだけど。

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地元住民に混じる一般観光客の面をしていたら、誰もいなくなっちゃった...

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来るところまで来ちゃった感を抱きながら20分弱乗って終点の上辰巳バス停で下車。

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あー、すげえ。一面のクソミドリが広がってる。もう虫の鳴き声しか聞こえん。

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その坂道を下った先がここでの目的地...辰巳ダム。高さ47.0m、幅195.0mの重力式コンクリートダムで2012年に完成した。

途中ですれ違った、おそらくダム管理人の方と思しきおっちゃんにダムの見どころを教えてもらった。「こいつ、ダムを見に来たんやろな」感が凄かったんか?まぁ...観光でわざわざ街の外れにあるダムに公共交通機関で行く奴がいるかっての。

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ダムの堤体には道路が通っているが、毎時十数台程度の交通量はあった。

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ダムまでの道路の足元から何かがぶつかって響き渡る音がしたので、振り返ってみたら全力で崖の途中に造られてた。

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辰巳ダムの特徴として、ダムの用途が洪水調節だけなのでダム湖たそが存在しない。"犀清の湖"などと清らかそうな名前が付いているが、普段は貯まってないよ、

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辰巳ダム記念碑。ちゃんと行った証を残しておかないとね。

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辰巳ダム銘板。県の河川総合開発事業で造られて、発電を目的としてないから石川県の管理。

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ダム管理棟の横には土木学会選奨土木遺産の銘板が設置されている。ただ、対象はダムではなく"辰巳用水関連施設群"である。

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その一部が展望デッキから見える、この東岩取水口である。ここから11kmの用水路を経て金沢城へと繋がっている。いわばここが辰巳用水の"起点"とも言える場所なのだが...石川県は何をとち狂ったのか、辰巳ダム建設に際してこいつをぶっ壊すと言ったのだ。そりゃ地元住民は反対するわな。

そんな事してるから計画から着工まで30年以上もかかるんだよ。

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他にも隧道建築のために開けられた横穴がいくつか見えるらしいんだけど、草木が生え散らかしてて何も見えんのだわ。

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ダムに隣接するさくら広場でちょっとひと休み。

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Twitterのスペースをやってみるなどしてゆったりしてたら、いい感じにダム夕日が撮れた。もしかしたらこれも残陽なのかもしれない。

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バス停の方へ戻ってみると、道路脇に瀬戸伊三郎顕彰碑というものがあった。瀬戸伊三郎とは当時の石川郡犀川村で生まれ、 犀川村議会議員などを歴任したのち、この場所にある板屋神社の創建に携わったりと様々な活躍をした人物したそう。

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次のバスの発車時刻まで時間がまだあるので、周辺を散策していたらごつい導水管のようなものが。この先にあるのが新辰巳発電所

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こいつは、その新辰巳発電所で2代目水車ランナーとして活躍していたB号水車ランナー。日本の発電所に多いフランシス型で、水の圧力と速度を利用して発電するスタイル。

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その隣には、新寺津発電所で稼働していた水車ランナークロスフロー型と呼ばれるもので、水の圧力と速度を利用して発電するスタイルだが、規模が小さい発電所に用いられる。

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夕日石川県道207号倉谷土清水線

 

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金沢の治水を学んだところで、上辰巳バス停から北鉄金沢バス 16系統 犀川 金沢駅行きに乗車。

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ほぼ当然ながら、このバス停から乗ったのは私1人だけなので、車内に誰もいないチャンスを狙って、数日前から掲出開始している蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの3rdシングルの広告を回収。

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沈みゆく夕日を横目に40分ほど乗って、終点の金沢駅バスターミナルで下車。

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駅まで戻ってきたので飯かホテルか。の...その前に、入場券を買って在来線の金沢駅改札内へ。

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実はここにもあった、蓮ノ空の3rdシングルの広告。しかもこっちは掲載がこの日までだったので、絶対に回収しないといけないやつ。

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撮るものも撮り終えたので晩飯に。やってきたのは「8番らーめん 金沢駅」。

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お酒がご用意されました!一日の〆に...ハイボール

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肝心の飯は、 夏季限定という事で冷やしラーメン。とても美味しかったです。

 

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晩飯の後はコインロッカーから荷物を引きずり出して、本日のお宿である「東横イン金沢駅東口」へ。

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お部屋でダラダラするお供、北陸𝐁𝐄𝐄𝐑北陸ビール」を片手に...

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Link!Like!ラブライブ!のスクールアイドルコネクトでWith×MEETS練習配信にチャレンジします!」を視聴。

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3rdライブツアーで9人バージョンのOn your mark、めっちゃ楽しみにしとるよ。

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チェックインしてから視聴までに風呂に入る余裕が無かったのでWith×MEETS視聴後にホカホカ入水し、風呂上がりはもう1本買っていた金沢𝐉𝐚𝐩𝐚𝐧𝐞𝐬𝐞 𝐒𝐀𝐊𝐄金色のしずく」をしばきながらまったり。

酒をしばき終わったタイミングで、明日も色々と動く予定なので就寝。

 

 

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それでは、お疲れ様でした!

by 新宿三丁目

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