もう2年も経ってしまいました・・・
まもなく2023年モデルの新型「iPhone15」が発表・発売される見込みですが、今から2年前の9月、2021年モデルのiPhone13シリーズを発売当時に購入したユーザーは「2年で買い替え」のタイミングに来ています。
今どきは2年では買い替えず、3年~4年くらいのスパンで機種変更するユーザーも多いと聞きますが、
iPhone13シリーズに関しては「中古価値が高いうちに買い替える」という作戦を検討すべきです。
というのも、iPhone13シリーズは2021年→2023年にかけて激動の為替相場変化・物価高の影響もあって、中古価格・下取り相場が異様に高い状態が続いているためです。
昨年のニュースを覚えている人も多いと思いますが、AppleはiPhone13シリーズを含む多くの製品を2022年7月に価格改定しており、途中で価格相場が上がりました。
現在アップルストアオンラインではiPhone 13 Proシリーズの販売は終わっているものの、iPhone 13/miniは継続しており、以下の価格となっています。
・iPhone 13 128GB 107,800円 (発売時 98,800円)
・iPhone 13 mini 128GB 92,800円~ (発売時 86,800円)
現在は14シリーズによって型落ちしているので2022年7月の値上げ時より安くはなっていますが、それでもiPhone 13なら1割ほどアップしている状態です。Androidスマホなら発売から1年も経っていない状態で「1◯万円引きの投売り!」なんてやっているのに。。。
例えばソフトバンクで発売当時にiPhone 13 128GB/iPhone 13 Pro 128GBモデルを当時の残価設定型プログラムに加入していた場合(乗り換え割引などを併用していない、本体負担部分のみの価格)、2年分の負担は、
・iPhone 13 128GB 57,960円 (2,415円/月)
・iPhone 13 Pro 128GB 72,000円 (3,000円/月)
となっていたはず(
参照記事)。それぞれ本体代金の全額は上記の2倍である115,920円と144,000円ですから、上記の数字より下取り・中古買取額が上回れば、キャリアに返却するより有利ということになります。
目立たない程度の傷あり/Bランク程度~傷が全くない状態/Aランクを維持していれば、購入当時の半値をゆうに超える査定がでます。逆に、明確にわかる傷があるは携帯ショップに返却して押し付けたほうが有利かも、という水準。
iPhone 13 Pro 128GBの場合だと・・・
こちらも似たような相場でBランク相当以上なら半額以上、Cランク以下だと厳しいですね。
ケース・保護フィルムで完全防備して、大切に扱っていたiPhoneならA~Bランク級の査定は付くことが(イオシスに限らず)期待できますから、iPhone13/iPhone13 Proのユーザーは残価設定型返却・購入プログラムを利用する前に、一度査定に出してみることを強くオススメします。
*iPhone 15が出てしまう/為替相場がさらに変化するとiPhone 13シリーズの査定が変わる可能性がありますので、タイミングを逃さないようにしましょう。
ここで、キャリアの下取り(画面割れがない良品査定)も見てみましょう。
【iPhone 13 128GBの下取り】
ドコモ:44,000円
au:44,550円
SB:43,200円
楽天:48,000円
【iPhone 13 Pro 128GBの下取り】
ドコモ:54,000円
au:51,150円
SB:54,000円
楽天:59,200円
*それぞれ2023年8月28日時点の公式価格。
・・・中古買取店のCランク級程度が基準という感じで、まぁ、そんなものですよね~という感じの査定。現在の設定だとキャリアの下取りに出すくらいなら、中古ショップに売却/2年レンタルでの残債免除を使ったほうが有利です。
中古売却のほうが有利になるか、レンタル終了で残債免除のほうが有利になるかは購入したときの状況・本体の査定状況次第で変わりますから、「絶対に買取店のほう良い」とは言い切れませんが、iPhone13シリーズの中古人気は今でも衰えていません。
まだまだiPhone13シリーズなら現役で使えるスペック・機能を有しているとは思いますけれど、残価設定型購入補助プログラムの返却期限が迫っているという人は端末の状態と買取査定相場を確かめて、早めに行動したほうが良いかもしれません。