前記事に続きやって来たのは、比較的庄内からは割と攻略しやすい距離であることから長年温めていた現在は休止されている陸羽西線“古口駅”から目と鼻の先にお店を構える『巴食堂』さんへようやくの初訪店!
県内のラーメン好きな方ならご存知、過去に地元ローカルのラーメン番組で“タクシードライバーが選んだオススメの店”として最上エリアで第一位に輝いたことでも知られる老舗店であります♪
その当時はやはりテレビの影響もあり行列ができるほど激コミしたそうですが、この日はアイドルタイムでの入店ともあり先客は1名と絶好の環境で、コンクリートの土間に使い込まれた2人掛けテーブル×4に小上がり2卓の店内は実にノスタルジックな昭和の空気感が漂いもっすご落ち着きますね。
メニュー
全メニューが思わず2度見必至の物価高にあえぐ令和とは思えない価格帯に驚愕(大汗)
元々はご夫婦で始めたお店だそうですが、旦那様が他界され現在はお母さんと後を継ぐ決心をされた息子さんとのツーオペで営業中であります(拍手)
食堂だけにバラエティ豊かで魅力的なメニューが目白押しでご飯ものも当然候補に挙がる訳ですが…
▼味噌ラーメン ¥550
過去にはお友達の雷軒さんや筋肉酒店さんがデフォのレポをされていたことから、ここは定番の味噌ラーを。
ちなみにデフォの中華そばと醤油ラーメンの違いは後者に野菜が載ることだそう(←ココ何気に重要)
鶏ガラ・豚骨なんかの動物系に野菜がベースと思われるタップリ注がれたスープは、見た目とは裏腹に一口目からニンニクの風味がガツンと効いた味噌ダレが主張し過ぎないこれぞ昭和の王道食堂スタイル!
この素朴な味わいがホント滲みますね~(懐)
具材には挽肉・モヤシ・ニンジン・タマネギの茹で野菜にネギとシンプルながらしっかり野菜の旨味が溶け出し、さらにこの価格にもれなく小皿にお漬物サービスて(驚)
麺は他メニューに応用が利く万能型のちぢれのある中細麺で、意外にも硬めのコンディションが嬉し過ぎ!歯切れも良く食堂ならではの美味しい麺は持ち上げる度にニンニクの風味が食欲を刺激する無限ループに誘われます!
このご時世にこれほどまでに我々庶民に寄り添う価格帯・通し営業スタイルは稀有でしょう。
でも、さすがに値上げ推奨(笑)
リピは絶対(断言)テレビで拝見した優しそうなお母さん、とっても美味しかったです!ごちそうさまでした!!
【住所】最上郡戸沢村古口345-3
【電話番号】0233-72-2737
【営業時間】11:00~19:00
【定休日】毎月第2日曜日(都合により変更有・その他店内に掲示)