庄内平野グルメ行脚・Ver.2

コチラは山形県庄内地方を中心に味はA級・値段はB級な絶品グルメを求め彷徨い歩く庶民派食べ歩きブログです♪

カテゴリ: 村山市 グルメ



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前記事に続きこの日2軒目にお邪魔したのは2022年12月に国道13号沿い旧紺のれんさん跡地に居抜きでOPENされた新店『きなり』さん。 


OPENから間もなく地元ローカルのラーメン番組に出演されたことからしばらく激コミが続いていた模様でありましたが、現在は夜営業も開始されたことから少々緩和されたようですね。


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いざ初訪店!どうやら店内ウエイティング客がいるようですが、そこは2軒目だけにヨユーの待機(笑)

風除室から店内へ入ると右手小スペースに券売機がありその周りが待機席になっていることから、購入しづらく一般的にもブロガー的にも券売機は風除室設置希望(汗)


なんとかメニュー


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デフォ・G系・限定と大きく3種類のメニューを用意。


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“レッチリ”の文字から鋭い方ならご存知、どうやら新庄市でG系をやっていた『ロックオブエイジズ』さんに師事されたお店のようですね。


リサーチ済みな為わりとすんなり発券できましたが、予備知識ナシの訪店だと難易度は高く後客なんかが居た場合は無言の圧力も加わり狼狽必至か?


さて無事に食券を手渡し真新しい店内を見渡せば、厨房対面式のカウンター×5に4人掛けテーブル×4、奥には小上がり2卓のレイアウトで店主さん含めた4オペ営業はオペレーションもかなり良好。


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席に案内されると間もなく到着。

ちなみにお冷や・G系で利用できるニンニクや野菜タレは必要に応じてセルフで取りに行くシステムとのことです。

   ▼中華そば 【中太麺】¥800
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パッと見天童市の人気店『麺屋いばらき』さんなんかを思い起こすビジュアル。


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肝心のスープは一口目からショウガの風味が先行する動物系ベースでキレのある醤油ダレとのバランスも上々、背脂効果で激アツ仕様!


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具材には珍しい褐色のザクザクメンマに海苔・ネギ・嬉しい半割煮卵・獣臭を残した噛めばハラハラとほぐれる大判チャーシュー。


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細麺or中太麺から選べる自家製麺は後者をセレクトしましたが、滑らかで僅かにウェーブしたハリのある逞しい麺でサイズ的には完全に太麺の域(笑)

G系以外は硬さの指定が無いのも頷ける硬めの仕上がりは押し返してくるような弾力が特徴的で、まさしくロックオブエイジズさんのソレであります。

きっと極太麺は強烈インパクトでモゴモゴしそうだな…(苦笑)

遅ればせながら開店おめでとうございます!ごちそうさまでした!!
【電話番号】未確認
【営業時間】11:00~14:00/17:00~20:00
【定休日】火曜日・月曜日の夜


お盆休みにノープランの日があった当日 。

思い切ってこのところ久しくお邪魔できていなかった“お気に入り店”のハシゴでもしようか?なんて思案するも、激コミ必至でこの灼熱の気候で行列に加わるのも…(汗)

そこで行ける範囲内でプチ遠征を試みることに。

基本、当ブログのポリシーとして食べ歩きでは未開の新店よりもその土地のソウルフード的なものであったり、地元の方々が足繁く通うというお店なんかを最重要課題とする訳であります!

そこで今回ターゲットにしたのは村山市。

以前から多方面の情報を元にぜひともお邪魔してみたい宿題店として温めておいたお店が…



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創業は不明ですが、かなりの老舗でこのエリアではレジェンド店と言っても過言でないであろう人気店『松月』さん。


通し営業と比較的攻略しやすいところでありますが、過去日曜定休がネックとなってこの日遂に初訪店(嬉)

まずは駐車場を探しますが、どうやら向かいのクリニックがお休みしており利用できるとのことで一安心。

いよいよワクワクの突撃開始!


年季が入った店内は入り口を入ると右手が厨房になっており、意外にもババちゃん連合軍が3オペでバリバリ営業中(凄)

てっきりいぶし銀のオヤジさんが調理されているとオモタ(思い込み汗)


左手にはカウンター風に設置された一人用の席が2席に4人掛けテーブル×2、奥には広めの小上がりが設けてあると思われ、家族連れの方々が次々吸い込まれていきます(笑)

メニュー

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ここはモチのロンで初志貫徹のデフォを。

ご覧の通り中華そばの札が両サイドから他メニューをサンドイッチするほどプッシュされているものか?と思わずニヤニヤしてしまいますね(笑)

オーダー時には“中華そばお願いします!”と伝えるとババちゃんから“ラーメンね!”となぜか言い直されることに疑問を感じますが(書いてあるのに謎)

しかしながら外は炎天下でも店内には冷房設備は見られませんでしたが、コンクリートの土間に窓から入る風が心地良く不思議と暑さを感じないこの昭和レトロな空間での待機時間は実に落ち着きます。


   ▼中華そば ¥700
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この素朴な佇まい…、もうゼッタイ旨いやつやん。

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主に牛骨ではなく、贅沢にも山形牛を使用した牛肉から抽出されるという牛ダシ独特の甘さやコクが穏やかに広がり醤油ダレと絶妙に調和するスープはいきなり期待値を大きく超える旨さで驚き!

( ゚Д゚)コリャウメー!!

牛ダシといえば山形市四天王の一角である八幡屋さんを始め内陸部では定番でありますが、庄内ではなかなか味わえないだけにやはりとっても新鮮。

例えるなら初めて山形風芋煮を食べたような?(伝わりづらい爆)


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具材にはザクザクと食べやすいメンマに海苔・ネギに極めつきとしてやわらかい牛チャーシューとハイクオリティな仕上がりはさすがの一言で、デフォで黒胡椒が振りかけられますが、これがメチャメチャ相性抜群でよりスープの美味しさを決定付ける絶妙な味変を担っていますね(拍手)


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麺は恐らく製麺所製と思われるゆるやかウェーブの中細麺で、麺量こそ多くはありませんがコンディションも上々!とにかくスープの完成度が高く一心不乱で食べるとあっという間の快速完食。


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食後に自家製と思われるお漬物を頂き、もれなく付属のアメちゃんは持ち帰り(笑)

ご無沙汰のプチ遠征だけにスープ全飲みはグッと堪えましたが、価格帯含め総じてハイスタンダードな一杯に大満足!

ぜひとも庄内住みのラーメン好きな方々にはオススメしたいですね♪


十分足を運んだ価値あるクリティカルヒットな一杯、ごちそうさまでした!!!

【電話番号】0237-55-3538
【営業時間】11:00~18:00
【定休日】日曜日


今まではコロナ禍で庄内から出ることすら御法度でありましたが、現在山形県内の感染者数もワクチン接種が進んだことによりほぼほぼ抑えられている状況を踏まえつつこの日の休日は急遽所用を済ませねばならず一路天童市を目指しデッパツ(古)することに。

そうなれば千載一遇のチャンスとばかり長らく自粛を強いられていたストレスを発散するべく、プチ遠征の麺活は到底無視できない訳であります!

前日から道中のプランを練るべく、新庄市を始め村山市・東根市なんかは気になる新店が続々とOPENしており県内的に見ても特に1級の激熱エリアで個人的な宿題店が目白押し(汗)

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その中で今回ターゲットにしたのは2018年10月OPENされた『山八金助』さん。

ズバリ訪店の決め手になったのは以前某ローカルラーメン番組に出演された女性店主さんのチャーミングな人柄や開店までの経緯にありました。

まず随分とシブイ店名の由来となったのは義理の父が魚屋をしていた屋号の‶山八″を譲り受け、更に義理の祖父である金助の名を頂き命名されたとのことで、使用されている丼などはいつかお店を開こうと山八さんが用意していた長らく倉庫に眠っていたモノなんだとか(凄)

なんてドラマチックなお話でしょう!

こんなエピソードを聞くだけでもきっとラーメン屋さんになるべくしてなった方なんだろうと思わずにはいられませんよね。

しかもコチラの店主さんは昔からのラーメン好きが高じてなんと育児をしながら新庄市内の鶏モツラーメンの有名店や尾花沢市のお店を掛け持ちしながらキャリアを積まれたそうで、その情熱には感服の一言。

そんな店主さんが作る一杯はどれほどのモノかと興味深々で念願の初訪店(嬉)

店内は縦長の造りで入り口から向かって奥に厨房があり、左手にカウンタ-3席と右手にはお座敷スタイルで2人~4人掛けテーブルが7席ほど設けてあり店内を見渡せば単独~子供連れで賑わうアットホームな雰囲気がとっても居心地良いです。

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調理担当は旦那さんと思われ、店主さんとスタッフさんがホールを仕切る3オペの模様。

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さらにフロア中央には数種類の自家製のお漬けものがセルフで食べ放題は嬉しいですね♪

メニュー

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本当なら全てが味わえる‶金助″といきたいところですが、やはりここはデフォと言うべきメニューを。

到着までは全集中の呼吸(笑)で瞑想していると店主さんから‶お漬物どうぞ~!″なんて優しくお声がけ頂きましたが‶店主さんよ、実はハシゴプランも想定しておりせっかくのお気持ちには応えられないのだよ…″(心の声)と無念の空返事をしたことは内緒です(苦笑)


   ▼とりもつ ¥750
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正直過去の個人的ラーメン史において鶏モツラーメンはひと昔前の苦手意識は克服してはいるものの、それほど得意な訳でもないというのが本音でありました。

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しかしながら思った通りアプローチしやすいほっこりするような醤油の風味に合わせる鶏ガラ・鶏皮・親鶏・モミジ等鶏オンリーからじっくり抽出された動物系スープは噂通り非常に旨し!

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特筆は国産鶏に拘る砂肝・ハツ・キンカン等5~6種類の部位を使用するという鶏モツで、特徴的な独特のクセをしっかり排除したお見事な下処理のおかげで全く抵抗なくそれぞれの部位特有の食感を楽しめる過去の苦手意識すらぶっ飛ぶほどのクオリティの高さ!!

おそらく本場である新庄の方々にすれば鶏モツのクセがないのは物足りなさを感じそうですが、初チャレンジしてみたいとお考えの方には断然オススメですね(キッパリ)

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麺は緩やかにウェーブした色白な自家製中細麺で初訪だけに敢えて硬さの指定はしませんでしたが、コンディションは抜群!

ウマー( ゚Д゚)

麺量180gほどとやや少なめながら滑らかでスルスルとした啜りが心地良く、勝手なイメージではスープや具材にウエイトを置いていると思っていましたがいやいや予想以上のハイレベル(凄)

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後半には唐辛子からのお酢で定番の味変を楽しみ大満足のフィニッシュ

村山エリアの方々にも鶏モツ文化を広めたいとこの地にOPENしたお店は今年めでたく4周年を迎え沢山のお客さんに喜んで頂いてる様子。

次回は中華そばに自重したお漬物&ライスでお腹いっぱいプランだな♪

店主さんの鶏モツ愛溢れる一杯、とっても美味しかったです!並びに4周年おめでとうございます!!

ごちそうさまでした!!!
【住所】村山市楯岡新町3丁目3-2
【電話番号】なし
【営業時間】10:30~14;30
【定休日】月・火曜日

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