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搾取される少女たち【児童婚・性的搾取】

児童婚とは

児童婚とは、未成年と結婚することです。そしてその大部分は少女と成年男性の間で行われ、少女の意思など関係なく行われているかなり深刻な問題です。

要因として挙げられるのは、貧困、伝統、宗教的または社会的な圧力、教養の欠如、などありますが、根本にあるのは男尊女卑の考え方ではないでしょうか。

そしてこの児童婚は歴史的にも”ごくありふれたもの”であり、今日に至るまで広範囲にわたって行われています。主に発展途上国、具体的には、アフリカ、アジア、ラテンアメリカ、オセアニアで行われていますが、先進国とされるアメリカにおいても、児童婚が行われた例はいくつもあります。

世界的に児童婚の発生は減少傾向にありますが、アフリカではなんと60%の未成年者が児童婚を経験しているそうです。

ユダヤ教のタルムードによると、女性は3歳を数えた時から結婚の対象となるとされています。にわかには信じられないでしょうが、現実にそう記述されているのです。そして3歳の少女と〇交することによって婚約するとも書かれています。

世界では約5人に1人の少女が18歳未満で結婚しているそうです。彼女たちは自分の未来を自分で選択することが出来ません。日常の幸せも、未来を描くことも奪われるのです。そして理不尽な暴力に晒され、日々絶望の中で生きています。

彼女たちが自分で未来を選択できるよう我々にもできることがあります。どうか活動にご協力ください。下のバナーから支援できます。

 

性的搾取

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この問題で私がすぐ頭に浮かぶのは、先進国の男性(社会的、経済的に高い地位にある者)が途上国に行って児童買春を行う売春ツアーです。日本においても、どこぞの有名企業のお偉いさんたちが、東南アジアにツアーに行っていたというのはよく聞きました。

そしてその被害者になる子供たちの多くは誘拐や人身売買によって無理矢理働かされているのです。

この問題を扱った『闇の子供たち』という映画では、更に臓器売買にも子供たちが利用されている描写があります。十数年前映画館でこの作品を観たとき、眼をそむけたくなるような場面もありましたし、受け入れるのに少し時間がかかりました。かなりショッキングな内容ですが、一度は観ておくべき映画だと思います。

1990年に行われたチェンマイ会議では次のような現状報告が行われました。

タイでは、20万人~80万人の子供が売春させられています。そのうち90%が女子。

スリランカでは、組織の元で売春させられているのが約1万人。90%が男子。彼らは「ビーチボーイ」と呼ばれているそうです。

フィリピンでは、2万人の子供たちが売春させられ、男子が60%、女子が40%。

インドでは、売春を含む児童労働が4500万~5000万人と言われ、売春婦全体のうち控えめに見ても20%は未成年だそうです。

台湾では、人数は報告されていませんが、騙されたり借金のかたに売られた少数民族や農村部の少女たちがほとんどです。少女たちは1日に30人~40人の客を取らされ、逃げようとすればひどい暴行を受けます。ある温泉場では買春客の80%が日本人男性だったそうです。

これは30年以上前の報告なので今はかなり減ってきているとは思いますが、インドの状況を見ればわかる通り、まだ多くの子供たちが搾取され苦しんでいます。

全ての子供たちを救うことは不可能ですが、多くの人が関心を持ってくれれば大きな力になります。あなたにとっては僅かな支援でも、遠い国の子供たちにとっては人生を変えるほどの大きな支援になるかもしれません。

 

 

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