リップクリーム以外のブルガリア土産いろいろ。
フットクリームとセットになったバラ人形と,バラ人形単体,羊のドアベル?
バラの香りのフットクリームは,3日ほど使ったら踵がすべすべになった。
ブルガリア土産としては,これより少し大きめのローズオイル人形が有名らしい。
検索するとすぐに出てくる。
マトリョーシカのように胴体を開けると,中にローズオイルの瓶が収納されているらしい。
この小さいタイプのバラ人形は「こけし」のような木製の胴体を持ち,胴体は開かない。
その代わり,お人形とローズオイルの瓶がセットになって一緒に袋に入っている。
大きさは足から頭の天辺まで6cm,帽子の先まで測ると9cm。
民族衣装がお洒落で素敵だ。安定して自立するので飾りやすい。
帽子を被って壺を持っているのが男の子,頭と手にバラを付けているのが女の子。
単純な作りだが,男の子と女の子は見ただけでわかる。よくできている!
女の子の首がちょっと寒そうだったので,
フットクリームと男の子が入っていた袋の上部を縛ってあったリボンを巻いてみた。
リボンの色はブルガリア国旗の三色だ。可愛くなったのは?!
この子たちに名前をつけてあげよう。
女の子はブルガリアの首都の名前をとってソフィアちゃん。
男の子は? ネットでブルガリアっぽい男性名をさがしたけれど難しい…。
「ソフィアちゃんの彼氏」じゃダメ? ><
そしてこれがお人形とセットになっていたローズオイル。
4cm丈の可愛らしい瓶だ。
素晴らしい香りだが,アロマを楽しむ道具を何も持っていない。
どう使うとよいのかな?
ブルガリアは何故世界有数のバラの産地なのだろうと調べてみた。
黒海近くの晴天の多い気候と乾いた土壌がバラ栽培に適した環境らしい。
ソフィアの東の「バラの谷」と呼ばれる地域では,
200年以上に渡るダマスクローズの栽培の歴史があるとのことだ。
(バラの谷はワインの産地でもあるらしい。)
始まりはオスマン帝国時代の17世紀頃。
ローズオイルを作る文化を持ったトルコ人によってバラ作りが伝えられ,
栽培に適したバラの谷で栽培されるようになった。
やっぱブルガリアってオスマントルコの影響が大きいのね!
ちなみに「ブルガリア・ローズ」とは,ブルガリアのバラ全般を指すわけではないらしい。
ダマスクローズの中でも最も香り高い,ブルガリアを代表するバラのことですって。
(分かったような分からんような…品種名?)