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credit:J-Novel Club

アニメの人気から日本のライトノベルも徐々に海外に向けて販売されるようになってきています。
そして先日、J-Novel Clubというサイトが全世界に向けてサービスを開始しました。
これは日本のラノベを英訳した電子書籍を配信するサービスで、ユーザーは月額4.5ドル(約500円)で会員になる事が出来ます。
このサービスに登録されている作品は毎週40ページほどが英訳されて配信され、会員はAndroidやiOSのアプリで読む事が出来ます。
J-Novel Clubはホビージャパンとオーバーラップ文庫とパートナー契約を結んでおり、現在は『オカルティック・ナイン』、『僕の妹は漢字が読める』、『君から受け継ぐ英雄系譜<ブレイブ・クロニクル>』、『姉ちゃんは中二病』、『最果てのパラディン』、『灰と幻想のグリムガル』、『異世界混浴物語』、『俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!?』等が配信されています。
J-Novel Clubに対する海外の反応です。

公式サイト:J-Novel Club


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●グランドラピッズ、ミシガン州、アメリカ
これは本当に興味深いアプローチだしライトノベルが英語圏に進出しているという兆候でもあるね。
会員価格で読める初期章と後に電子書籍化される完全版の間で上手い事出来るかもしれない。
自分としてはiOSアプリはスクロールビューよりもページ単位でやってほしいけど、数年前に仕事でやって電子書籍の仕事ではCSSをいじる必要があったから、仕様に関しては理解できる。
それを踏まえて気になるんだけど日本のライトノベルの電子書籍はスクロールなんだろうか?ページ単位なんだろうか?
日本式のスタイルを踏襲してるのかな?

※J-Novel Clubで会員向けに配信するのは校正前のプレパブ版で、Kindle等で配信するバージョンとは若干違うとの事。

●日本
↑ページ単位での切り替えはアプリの最終目標ではあるけど、自動ページ切り替えの方法が無いしユーザーがフォントやフォントサイズを変更したいのであればそれ程重要ではないかな。
ウェブビューを使うように改造してもいいんだけど、モバイルでウェブページを見る以上の事は出来ないと思う

●不明
>遥か昔、書物に血の繋がらない妹が兄に下着を見せてのっぴきならない状況に陥る以上の事が出来た事があっただろうか?
>あり得ない!
>日本人全員が漢字を読み、総理大臣が3次元の人間であったなど、想像も出来ない
※『僕の妹は漢字が読める』の説明

OK、笑った。
自分はラノベのファンではないからこのサービスのターゲットではないんだろうけど、これはアイディアだと思うし成功してほしいね。

●不明
B's Log文庫の『おこぼれ姬と円卓の騎士』シリーズや他の作品の様に女性向けのライトノベルもリリースしてほしいな。
それはそれとして、全世界向けなのに私は使えないっぽい。
でも他の国では使えるだろうし、これは成功してほしいね。

●日本
↑女性向けライトノベルシリーズの拡充は将来絶対やりたい事だよ!
目標にしてる。

●不明
面白そうだから会員登録した。
記事でもサイトでもはっきりしない事があるんだけど、最終版を全世界に向けて配信するというのはサイト上で?
それともKoboのようなサービスで?

●グランドラピッズ、ミシガン州、アメリカ
↑サイトのどこに載ってたかは忘れたけど確か最終版の電子書籍は一般的な配信業者(Kindleはあった…KoboやiBookがあったかは覚えてない)でも配信されると書いてたはず。
Kindleに行けば出版社がJ-Novel Clubで『僕の妹は漢字が読める』が登録されてるのが見つかるよ。
で、自分も月5ドルの一般会員に申し込んだ。
一味違う少数のタイトルで始まる辺り、初期のクランチロールみたいな感じだね。
クールな存在に成長するかも。

●オースティン、テキサス州、アメリカ
>OK、笑った。
同じく。
あらすじに笑ったのか(読むまで何の予想もしてなかったから)タイトルに笑ったのか(驚く事なんて何もない故のくだらなさから)はよく分からない。

●不明
My Big Sister Lives in a Fantasy World(姉ちゃんは中二病)
My Little Sister Can Read Kanji(僕の妹は漢字が読める)

『僕の妹は漢字が読める』はとある男がトップ10ラノベの動画で紹介しててチェックしたいと思ってたんだ。
オーバーラップ文庫なら後は『異世界迷宮の最深部を目指そう』と『ありふれた職業で世界最強』か。
ホビージャパンなら『はぐれ勇者の鬼畜美学』と『俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!?』はチェックしてみたいね。
オーバーラップ文庫とホビージャパンには面白い作品がたくさんあるよ。

●不明
ふーむ、残念ながらローンチタイトルにはブレークアウトするような作品やビッグタイトルは無いようだ。
『オカルティック・ナイン』がそれにあたるのかもしれないけど、アニメのレビューも芳しく無いようだし…
ローンチタイトルには『空ろの箱と零のマリア』や『ハイスクールD×D』、『Fate/Zero』なんかが良かったと思うな。
他にも10作品程アナウンスがあるけど。

●不明
TokyoPop(かつてアメリカで日本の漫画等を出版していた会社)が完結させてないタイトルを配信してほしいな。
どちらにせよチェックしてみるけど。

●不明
アメージング!
『オカルティック・ナイン』が出るなんて信じられない!
しかも全世界に向けて!
会員価格も凄く良心的だし、残りのシリーズのアナウンス次第で加入するつもりだ。
ちなみに面白い事に(ちょっと悲しい事でもあるけど)今や自分は日本語版のラノベを読んでて英語版以上に理解できるんだよね。
もし日本語版も配信してくれるんなら速攻で加入する。

●不明
自分はこういう風に断片的に本を読むのが好きじゃないんでKindle版を待つかな。
ビジネスモデルとして問題が出ない事を願ってる。

●不明
サイトに飛んでみたんだけど”"J-Novel Club is Loading..”のメッセージと死のホイールが回るだけだった…

●日本
↑JaveScriptを有効にして最新のブラウザーを使う必要があるんだ。
それから回線速度が遅いと最初は時間がかかるかも。

●不明
JavaScriptは有効にしてるし回線速度もそこそこ早いはず。
ブラウザはIE11。
追記:Chromeで開いたら上手くいった。

●不明
ライトノベルが世界に広がっていくのが素晴らしいというのには同意なんだけど、個人的にモニター/iOS/Androidは長時間読む場合に紙媒体と比べて心地が良くないんで、これが後の紙媒体での出版に影響ない事を願ってるけど、それはそれとして6年越しくらいになりそうな『百花繚乱 SAMURAI GIRLS』の英訳版が出るチャンスになるとしたらハッピーだ。

●不明
これは凄くクールだし成功してほしいな。
もうちょっとカタログが拡大されたらすぐに加入するよ。
自分は漫画を読むことで絵の勉強もしてるから電子版の漫画は読まないんだけどラノベとなると話は別だ。
『とらドラ!』や『冴えカノ』みたいに漫画版は(英語で)リリースされてるんだけど原作は無視されてる他社の作品も配信する事は可能なんだろうか?
それから、続きや前日譚である”特典ラノベ”を加える事に興味は無いかな?

●不明
速攻で会員登録した!
アイディアが良いし、かなりの可能性を秘めてると思う。
今は『オカルティック・ナイン』に興味があるけど他の作品もチェックしてみるつもり。
ちょっとずつ色々消化できるからこのフォーマットは興味を引き続け安いと思うな。

●バージニア州、アメリカ
これは素晴らしいアイディアだね。
ラノベはあまり読んでないけど(『傷物語』、『デュラララ!!』、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』位)、上手くいく事を願ってるよ。
何か面白そうな作品が上がってきたら会員登録したいね。

●不明
悲しい事に今のところ興味を引く作品は無い。
でも幸運を祈ってるよ!
それはそれとして、集英社の作品のライセンスをゲット出来たりはするのかな?
それともライトノベルは出してないけど(小学館集英社プロダクションの関連会社である)Vizが要となってるんだろうか?

●不明
これは本当にクールだね。
『百花繚乱 SAMURAI GIRLS』のライセンスをゲットしてくれないかな。

●不明
ラノベが益々英訳されるのは素晴らしいね。
他にどんな作品がライセンスされるのか楽しみだ。

●不明
電子書籍版がリリースされた時に地元の図書館にリクエストしたらJ-Novel Clubの助けになるかな?
自分が寄付してる図書館はどこも電子書籍にOverDrive(電子図書館サービス)を使ってるんだけど、このプラットフォームでリリースしてる?
(検索してみたけどヒットしなかった)

●日本
↑今のところそういう仲介サービスは利用してないね。
でもいずれ電子書籍がある程度揃ったら図書館への売り込みもしてみたい。

●不明
第2段で挙がっている4作品はMyAnimeListやLight Novel Databaseによるとどれも今のところ1~2巻のものばかりだ。
ライセンスプロセスの観点からも、現行人気作品はどれも10巻以上だという事を考えてもこれは良いスタートだと思う。
翻訳の意味からも良いアイディアだね。

●日本
↑我々は長いシリーズと出たばかりの新シリーズ両方のライセンスを得ようと頑張ってるよ。
我々がライセンスした作品のうちの1つは10巻以上出てるし、大作に及び腰という訳じゃない…けどまだまだ先は長いから!
(あるいは破産するまで)

●バージニア州、アメリカ
↑是非とも前者であってほしい!
大成功する事を願ってるよ。
全てのラノベを読みたいんだ!







ビジネスモデルとしてはまずJ-Novel上で会員向けに毎週少しずつリリースし、1巻分となった時点でKindleやiBook、Koboでリリースとなるようです。
(無料でも一部読めるようになっています)
毎月10.95ドルのプレミアム会員は高解像度の挿絵や特典が付いたePub3形式の電子書籍を毎月ゲット出来、更には編集者や翻訳者と掲示板でやり取りもできるとの事。
パートナー契約を結んでいるホビージャパンとオーバーラップ文庫はなろう系に強いので、なろうから世界デビューも可能に?



異世界迷宮の最深部を目指そう 8 (オーバーラップ文庫)
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