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image credit:westworld/HBO

2016年に放送され好評を博したアメリカのSFドラマ『ウエストワールド』。
アンドロイドがキャストを務める西部開拓時代を模した未来のアミューズメントパークが舞台となっていますが、現在放送中のシーズン2には日本の江戸時代や時代劇から着想を得た『ショーグンワールド』も登場しています。
海外のサイトで『ショーグンワールド』を見た人にお勧めの日本の時代劇映画を紹介していました。

引用元:io9.gizmodo.com

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紹介している作品は以下の通り
1)七人の侍
2)子連れ狼 三途の川の乳母車
3)修羅雪姫(1973年版)
4)里見八犬伝
5)忍者武芸帖 百地三太夫
6)十三人の刺客

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『七人の侍』は幾ら語っても語り足りない。
あと黒澤明版リア王こと『乱』もお勧めだ。

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↑自分もだ。
18歳になる息子が『七人の侍』を好きなのはかなり上手く子育てしたと思ってる。

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『乱』は美しいよな。

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『乱』は史上最も美しい映画かもしれない。
自分が住んでる所の空は『乱』に出てくる空にそっくりだから空を見る度に『乱』の事を思い出す。
しかし『用心棒』の事が出てないのは驚きだな。
これこそ西洋における時代劇の標準だと思うんだが。

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『乱』はまだ見てないけど『蜘蛛巣城』はマクベスを上手く解釈してると思う。

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黒澤明の後期の作品である『夢』も日本のおとぎ話が満載で素晴らしいよ。

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↑『夢』は『乱』に次いで最も芸術的でスタイリッシュな映画だね。

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『七人の侍』は何度か見たことがあるけど見る度に驚きがある。
3時間45分というのはちょっとの時間ではないんだけど、この映画を見てると時間が短縮されたように感じる。
時間が過ぎたのに気付かない感じだ。
自分ならこのリストに『座頭市』シリーズを追加するかな。
リメイク版もコメディ要素があって楽しかった。

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黒沢作品なら『影武者』も好きだな。
(ジョージ・ルーカスとフランシス・フォード・コッポラの助勢を得て黒澤明が撮った)
『乱』の方が断然良く撮れてるんだけど、こっちの方がきごちなさとシンプルさで上手く出来てる。

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サムライ三部作。
※『宮本武蔵』シリーズの事
三船敏郎が宮本武蔵を演じていて、『ウエストワールド』に出てくるムサシは明らかにそれをベースにしてる。
二刀流まで使ってるしな。
※『ウエストワールド』のムサシは真田広之が演じている

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↑どちらも実在の武蔵を基にしてるのでは。
二刀流は実在の武蔵の代名詞な訳だし。

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↑稲垣浩監督の『宮本武蔵』シリーズは宮本武蔵の生涯を描いてる。
有名な戦いも含めてね。
『ウエストワールド』の方のムサシは二刀を頭上に掲げるシーンはあるけど、この作品のムサシはより複雑なパラレルワールドの始まりというよりはイースターエッグ的な名前だと思う。
(三船敏郎的な髭も生やしてるし)

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↑成程。
作中におけるウエストワールドの製作者達が宮本武蔵をオマージュしたキャストとしてムサシを作ったという訳だな。

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吉川英治の『宮本武蔵』も宮本武蔵の人生を描いてるぞ。

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image credit:gizmodo.com

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武蔵は日本国外で最も有名な侍だから、そりゃショーグンワールドのキャラにその名前を使うだろうな。
いずれ柳生十兵衛や用心棒の名前が出てくる確率も高いと思うぞ。
でも他のキャラと同じように神話的歴史的人物としてであって正確さが重要となるのは稀だ。
名前と役割を使うだけだな。

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このリストには『大菩薩峠』(1966年)、稲垣浩監督のゴージャスな『宮本武蔵』シリーズ、五社英雄監督の『獣の剣』を加えたい。
まだあるけど上記の作品が好きだ。

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『大菩薩峠』と『獣の剣』は良いよな。
この2作と『切腹』(1962年)は武士道の暗黒面を描いた三大映画だ。

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>このリストには『大菩薩峠』(1966年)、稲垣浩監督のゴージャスな『宮本武蔵』シリーズ、五社英雄監督の『獣の剣』を加えたい。
俺も同意見。
Filmstruck(クラシック映画の配信サービス)はまだどれも配信してたはず。
あとは『異聞猿飛佐助』(話は追いにくいけど)、『座頭市』シリーズも。

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↑『ウエストワールド』の今シーズンで座頭市を模したキャラが出てきてくれれば。
最高に美しい事になりそうだ。

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五社英雄監督の作品がこのリストにあると良かったんだけど『獣の剣』は個人的に好みだな。

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『大菩薩峠』は映画として素晴らしかった。
好きな映画だ。

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何年か前に仲代達矢のコメントを最後に入っている『切腹』を見たことがある。
時代劇全盛の時代にどういう事をしていたのかを聞くのは魅力的だったな。

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自分なら『たそがれ清兵衛』を入れるぞ。
個人的に山田洋二監督、真田広之両人にとっての傑作の1つだと思ってる。

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↑これ!
『たそがれ清兵衛』は素晴らしい映画だった。
侍の生き様/文化の別の面を見事に描き上げてたな。
今まで見てきたほとんどの時代劇とは全然違ってたし凄くクールだった。

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>自分なら『たそがれ清兵衛』を入れるぞ。
↑これと『隠し剣 鬼の爪』を入れたい。

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>自分なら『たそがれ清兵衛』を入れるぞ。
『ウエストワールド』の脚本家は作品に出てる俳優(※真田広之の事)の出てる作品を見落としたんだろうか?

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何故『レッド・サン』がないんだ?
※三船敏郎、チャールズ・ブロンソン、アラン・ドロンが共演したフランス・イタリア・スペイン共作の西部劇。wikipedia


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自分なら『ラストサムライ』を入れるな。
好きな映画だし『ウエストワールド』に登場してる俳優(※真田広之)が最高にかっこいい侍役を演じてる。

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↑同意。
みんなトム・クルーズの事しか言わないけどこの映画は音楽が素晴らしくて渡辺謙と真田広之がかっこよかった。

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あとは『用心棒』が入っていれば問題ない。

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↑ぶっちゃけこのリストの場合は黒澤明のチャンバラ映画の名作で埋めておけば問題ないよな。
多作だし、自分の知る限りでは駄作が1つもないから。

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三船敏郎の『用心棒』と『椿三十郎』はもう挙がってるかな。
あと『十三人の刺客』は最高だ。

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↑『用心棒』は面白過ぎるな。
変なペースや過剰な演技を引いたブルース・ウィリスの『ラストマン・スタンディング』だ。
※『ラストマン・スタンディング』は『用心棒』をベースにしたギャング映画

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詳しくはないんだけど五社英雄監督の『牙狼之介』1、2は?
何故か知らないけど『用心棒』、『椿三十郎』のコンボよりもこの2作の方が好きなんだ。

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北野武版の『座頭市』が好き。

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十代/若者の忍者ファン向けの忍者映画としては『あずみ』を推したい。
アニメ的な面白さのある映画だ。

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『切腹』は元の映画も最近三池崇がリメイクしたバージョンも傑作。

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忍者映画だったら『忍びの者』も良いぞ。

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どれも素晴らしい映画だし『十三人の刺客』は最高。
でも『乱』がないんだけど?

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自分も『用心棒』を推したい。
『荒野の用心棒』の元ネタであり、三船敏郎演じる主人公の浪人アクションが最高に良過ぎる。





様々な名作が挙げられています。
『ウエストワールド』シーズン2に登場するショーグンワールドでは全編ほぼ日本語が使われているのだとか。




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