とある映画の広報をお手伝いしていたときの話

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3年くらい前、私はとある映画の広報のお手伝いをしていました。

とある映画、と言うか、うちの母がプロデュ―スした映画。なので、まあ身内のお手伝いではありましたが、公式サイト作って管理したり、SNSを開設したりみたいなことをやっていました。

映画の公式サイト

映画「どこかに美しい村はないか」...

母が作った映画は、岩手県遠野市を舞台にしたドキュメンタリー。

2020年の12月に遠野でも上映させていただきました。当時、本当はもっと早く上映するつもりだったけれど、新型コロナウイルス感染拡大が来てしまって延期を何度も重ねた後にようやくできた上映会でした。

この遠野上映に向けて、私が作った動画が「遠野上映までの47日です。

当時、遠野上映に向けて、SNSでのカウントダウン企画を実施。上映の47日前から当日まで映画に関わってくださった方々によるカウントダウン投稿をツイッターとインスタグラムにアップし続けました。

上記の映像は、SNSで公開したカウントダウンの画像を映画の音楽を担当してくださったRakiraさんの曲にのせてまとめたものです。

これは、たぶん私が作った動画の中で一番他の人に喜んでもらえて、役に立った作品。

遠野の上映会の開場でも流してもらいました。

少し前に、久々に見返したら、やっぱりこの動画いいなあと我ながら思いました。

カウントダウンを繋いでくださった中には、悲しいけれどもう会うことができない方もいる。

それもあって、上記の動画はいろいろと思い入れが詰まったものになっています。

映画の広報の仕事、もちろんプロの方のそれに比べたら、全然へっぽこだったと思うけれど、なんだかんだいろいろ価値のあることをさせてもらえました。

映画を作って上映するというのは、なかなか大変なこと。その過程でさまざまな人達とつながり、助けていただき、応援していただいた。上記動画はその結晶でもありますね。

映画の岩手県釜石上映の際にご尽力いただいて、カウントダウンを繋いでくださった一人でもあり、2022年に亡くなられた釜石のライター・平松伸一郎さん。遅ればせながら、ここで改めてご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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この記事を書いた人

映画、音楽、文房具をこよなく愛するフリーライター。趣味はヴァイオリン。
執筆、取材等のご依頼はお問い合わせからか、startofall@gmail.comまでご連絡ください。