※ この翻訳はAIの支援を受けて作成されました。※

こんにちは、皆さん。<ラットピア>の開発者であるCasselです。
来週で早期アクセスを開始してからもう1年が経ちます。当初は約1年ほどで完成度を高めるのに十分だと予想していましたが、まだ満足のいくボリュームとクオリティには至っていないため、来年の上半期まで早期アクセス期間を延長する必要がありそうです。

現在は正式リリースの日程も考慮しながら開発を進めており、年末が近づくにつれて焦りを感じるとともに、忙しい日々を過ごしています。開発に集中するため、参加したかった展示活動を最小限に抑えていますが、コンテンツ拡充への欲求が大きく、時間が足りないと感じることも多いです。

今回の開発日誌でも、呪術と宗教システムの企画がある程度完成し、詳しく紹介できると思っていましたが、企画が拡大し、技術的な検討に時間が必要となったため、多くの作業は進んでいません。そこで今回は、呪術と宗教システムの登場背景と概要のみを簡単にご紹介し、来週更新予定の疾病システムについてお伝えしたいと思います。



呪術師のテーマは、<ラットピア>の開発初期から航海士のテーマと共に核心コンセプトとして構想していました。呪術師のテーマでは、ラット市民と敵の死を利用して都市の効率を高めるメカニズムが中心となっていました。しかし、電力システムのような大規模なシステムを追加するのは、限られた開発期間内ではリスクが高く、現実的な目標ではありませんでした。そのため、正式リリース後にゲームがうまく売れて余裕ができればDLCとして追加するのが現実的だと考えました。このようにして呪術師のテーマは長い間、記憶の片隅に計画として残されていました。


開発効率を上げる呪術さえあれば…！


そんな時、前回の開発日誌で触れた敵撃退報酬の改善について話し合っている際、呪術師テーマを活用すれば、この報酬システムも一緒に改善できるかもしれないというアイデアがひらめきました。敵撃退報酬を拡充するためには、呪術師テーマと連携させるのが自然で効率的だと考え、チームメンバーに呪術師テーマの開発を優先するように“呪い”をかけてみましたが、うまくいきませんでした。呪術師テーマはテーマコンテンツなので小規模に追加するだけでは満足できない可能性があり、単に敵撃退報酬のために多くの開発時間を費やして呪術師テーマまで開発するのはリスクが高い判断でもありました。

最終的に、敵撃退報酬と呪術師テーマを分けて進行することに決定しましたが、記憶の片隅にあった呪術師テーマが開発軌道に乗り、詳細な基盤が整い始めました。その過程で、たくさんの議論とブレインストーミングを重ね、いくつもの新しいアイデアを整理することができました。

寿命を定める呪術のアイデア

過去にユーザーの皆さんからの意見を聞き、市民の年齢に応じた育児、繁殖、死亡システムを構想して整理した文書がありました。しかし、100人以上の市民が年老いて亡くなる際に発生する管理の手間を解決する方法が見つからず、悩みが大きかったのです。市民の職場を指定するというゲーム構造上、定期的に市民を一人ひとり再配置する必要があれば、プレイヤーに大きな不便をもたらす可能性がありました。


子ネズミは作業できず、老ネズミは作業すると効率が下がる方式。


しかし、呪術を活用したらどうでしょうか？特定の市民の能率を高める呪術を使用し、その使用を重ねるごとにその市民の死亡確率が高まるなら、プレイヤーの抵抗感を減らせるかもしれません。このようにすれば、プレイヤーは市民の能率向上と死亡リスクを天秤にかける選択をすることで、市民管理の難易度や不便さをプレイヤー自身が調整できるよう改善できると考えました。

このような呪術は、市民や敵の死によって発生する魂を集めて使用するように設計されており、賛成する市民グループと反対する市民グループに分かれることで、プレイヤーがどのように魂を収集し、どれだけ呪術を使用するかを考えさせる狙いがありました。

宗教に焦点を当てたアイデア

一方で、魂や呪術のような非現実的な要素を強調するのはリスクがあるとの意見もありました。<ラトロポリス>では呪術や魂が登場しましたが、経済や都市管理を重視する<ラットピア>において、呪術で現実的または経済的な問題を解決する設定は適さないかもしれないと考えられたためです。

そこで今回は「呪術」よりも「宗教」に近い方式での企画を試みました。プレイヤーが直接宗教を創設できるようになり、その過程で教義のプラス効果とマイナス効果をそれぞれ1つずつ選択します。その後、都市の各地に礼拝堂を建設し、市民がこれを利用することでプレイヤーの創設した教義の影響を受けるように設計しました。信徒が増えるほど教義に追加の効果を適用できますが、都市設計を細かく調整しないと、信徒の追加獲得が徐々に難しくなる構造になっています。


これは<リムワールド>のイデオロギーDLCや<クルセイダーキングス3>の宗教創設に似ています。


このシステムを活用することで、市民が都市に娯楽施設がなくても不満を持たない代わりに、菜食主義のみなど、プレイヤー独自のコンセプトプレイを促進できると考えました。ただ、市民や敵の死亡に直接影響を与える要素は多くなく、自由度が高まるほどパラメータの調整以外に追加できる建築物の種類やコンテンツのボリュームには限界がありました。

2つの宗教の間でバランスを取るアイデア

今回は、プレイヤーにとって新しいメカニズムを中心に追加し、これを既存のシステムと組み合わせる方法を考える仕組みを試みました。ゲーム内にはアンブラ教とパーゴン教の2つの宗教が登場し、それぞれ異なる独自の伝道方法を通じて信徒を増やすことができます。アンブラ教は呪術と知識を崇拝する集団で、市民や敵の死によって発生する魂を活用して都市の効率を向上させます。一方、パーゴン教は精霊を扱う好戦的な集団で、市民の犠牲を通じて都市の秩序を維持するのが特徴です。そして、新しい機能を持つ建造物は、各宗教の信徒が一定数を超えると使用できるように設計されています。


アンブラ教とパーゴン教の構想には、<ラトロポリス>のカードやコンセプトが大いに役立ちました。

宗教テックツリープロトタイプ。まだ空虚ですが、いつか30以上の研究要素で埋め尽くされる日が楽しみです。

アンブラ教とパーゴン教の建造物のコンセプトアート。既存の建造物もシャーマンのテーマに移行して、テーマカラーを高めようとしました。

これにより、プレイヤーが宗教を広めながら新しい機能を次々と体験し、他の宗教の機能も活用するために受け入れていく構図を意図しました。各宗教が混在したときのメリットとデメリットを考慮しながら、宗教をどのように活用するかをプレイヤーが考え、空間の分離や市民の管理を通じて都市の効率化を促進することを目指しました。

このアイデアは、実装に必要な作業量が多いため、最も開発コストがかかりますが、それだけテーマに適した大規模なコンテンツになる可能性があり、少しずつ具体化を進めているところです。まだ技術的な検討が完了していないため、確定的にはお伝えできませんが、共用ベッドや市民特性の変更機能など、ユーザーから提案されたさまざまなアイデアを反映する方向で設計しています。もしシャーマンテーマに適した面白いアイデアがあれば、ぜひコメントでお知らせください！



病気は、市民の衛生状態が低いまま長期間続くか、特定のイベントによって発生する負の状態です。ゲーム内の説明にはかなり前から含まれていましたが、実装されていなかった機能でもあります。

市民が長期間食事を供給されないと飢えで死亡するように、病気も放置すると市民が死亡するリスクを追加したいと考えました。特にシャーマンテーマでは市民の死亡に関連する効果を扱う予定であるため、その前に病気システムを実装するのが時期的に適切だと判断しました。

飢えと病気の大きな違いは、病気には状態の段階があることと、感染が広がることです。病気は初期、中期、末期と段階的に進行し、初期段階では大きな問題はありませんが、一定の時間衛生を管理しないか治療を受けられないと中期に移行します。中期に達した市民が建物を利用すると、その建物が感染し、その後利用する他の市民が低確率で病気の初期にかかる仕組みになっています。そして末期に達しても治療を受けられなかった市民は高確率で死亡するため、迅速に治療や隔離を行わないと都市の状況が急速に悪化する可能性を意図しています。

ただし、市民が訪れた建物に病気を残す機能の実装は難しい課題でした。建物の種類と形態が多様で、感染状態を一つひとつ追加するには多くの作業が必要でした。そこで、既存の市民同士の会話システムを活用してみました。感染した市民が会話の代わりに周囲の市民に病気を感染させるようシステムを変更する方法です。


動作を真似させる病気なのか…？


しかし、<ラットピア>の市民は、他にやることがなくなったときにのみ周囲の市民と会話するように設計されていました。忙しい現代社会のように、市民には常にやることがあり、会話の機会はほとんどありませんでした。そのため、感染した市民が他の市民と会話しようとする場合、穴を掘るように命令して感染を防ぐことができました。本当に奇抜な予防方法ですね。

テストの結果、期待していた病気の危機感があまり感じられず、感染を効果的に広げるための別の方法が必要でした。その時、最近追加されたカタツムリAIが移動する際にマップに粘液を残す方式を思い出しました。これを応用して、病気にかかった市民が睡眠、食事、娯楽活動など特定の行動を終えた後に分泌物を残し、その分泌物に触れた他の市民が一定の確率で感染するようなシステムを構築できると考えました。


病原菌がいっぱいの分泌物を残す市民たち


病気にかかった市民は、病院で治療を受けたり、石鹸のような生活用品を供給されたりすることで、感染を100％防ぐことができます。しかし、このような問題解決の方法があまりにも単純で画一的だという残念な点がありました。そこで、これを補完するために、病気にかかる確率を決定する「免疫力」のような値を追加し、都市が発展するにつれて免疫力を高める要素が増え、病気を容易に予防できるようにしたいと考えました。ただし、新しい能力値を説明して表示する際、チュートリアルやUIでの不足が多く、病気以外にも開発すべき作業が山積しているため、今すぐこの変更を試みるのは難しい状況です。


ゲームに病気の概念が追加されたことで、既存のイベントにも病気に関連する効果を追加し、マイルストーンでも病気を予防または活用する効果を入れてみました。ユーザーの皆さんがこれらの要素をどのように体験し、活用するかが楽しみです。

ただ、一つ心配なのは、病気によって平和な都市が危機に陥るシナリオを意図していましたが、基本的な衛生管理を行っているプレイヤーには病気が発生することが少なく、多くの方がこの体験をする機会があるかどうか、また初心者には厳しすぎないかという点です。病気が都市にどれほどの影響を及ぼすかについては、引き続き観察し調整していく必要がありそうです。来週のアップデートで病気を体験していただける予定なので、ぜひ多くのご意見をお寄せください！


ネズミたちが安心して排泄できるように、トイレを十分に建設しましょう。


今回の開発日誌ではすべてを紹介できませんでしたが、新しい発電建造物やゲーム内ハロウィンイベントも準備しました。来週、病気システムとともにアップデートされる予定ですので、ぜひご期待ください。また、まだゲームを購入されていない方がいらっしゃる場合、11月10日から割引が予定されていますので、この機会にぜひおすすめいただければ幸いです！寒くなってきましたので、病気に気を付けて、健康な1か月をお過ごしください！