地獄をさまよう生ける死者。

普段はエリア内を徘徊しているアンデッド・ウォリアーだが、テンプル騎士（あなた）を発見すると俊敏な動作で走り寄り、かぎ爪のついた拳で殴打してくる。動作スピードが意外と速いため、銃器等による攻撃が命中しにくいので、カタナによる接近戦や至近距離での銃撃を行うなどして上手に攻撃していこう。

単発式ライフルを装備した生ける死者。

黄色く変色した死体のようなアンデッド・ガンナーは、テンプル騎士（あなた）を見つけると、手にしたライフルで銃撃を加えてくる。スナイピングが正確であること、相当な遠距離からも当ててくるなど、複数で登場されると厄介な敵といえよう。

暗い地下に潜む人面グモ。

普段は地面を徘徊しているだけの存在だが、テンプル騎士（あなた）を見つけると音もなく接近し、その鋭い口吻で噛みつき攻撃をしかけてくる。1発の攻撃で倒せるザコ敵だが、的が小さいうえに複数で登場することが多いため、甘く見ない方がよいだろう。

大量の爆弾を背負った巨漢の悪魔。

動きそのものは緩慢なボマーだが、中距離から手にした爆弾をテンプル騎士（あなた）目がけて投擲してくる。爆弾は敵味方問わずキャラクターに接触するか、投擲後に一定時間が経過すると爆発し、周囲の存在に大ダメージを与える。狭いエリアでボマーと出会ってしまった場合は脅威だが、逆に広大なエリアで複数の敵と対峙する際は、この悪魔が投げる爆弾を有効活用できるだろう。

人間の身体とクモの胴体を持った半人半獣の怪物。

不気味なビジュアルのステッチ・スパイダーだが、テンプル騎士（あなた）を発見すると、その尻尾からトゲを弾丸状にして射出してくる。このトゲが意外と攻撃力が高く、さらに３点バーストにて撃ってくるため、撃破に手間どると大ダメージを受けてしまうため注意が必要だ。

テンプル騎士をつけ狙う地獄騎士。
E1M2「The Prison 1/2」に登場するボス敵。

ヘルナイトの攻撃方法は２つ。１つ目は手にしたメイスから衝撃波を放つもので、広範囲を薙ぎ払うウェーブ状と大ダメージを与える爆発状の２パターンが存在する

２つ目はブラックホール状の球体を召喚するもので、球体自体に攻撃力は無いが、接触するとテンプル騎士（あなた）の機動力を大幅に低下させてしまう（２枚目画像）

ヘルナイトとの戦闘は円形状の広々としたエリアで行われるが、上記の球体を次々と召喚するヘルナイトは確実にテンプル騎士の可動域を狭めてくるため、強力な銃火器を持っている場合は早期決着が望ましいだろう。

両手に剣を持った屈強な悪魔。
アンデッド・ウォリアーの上位互換種。

おぞましい姿形をしたキーパーは、テンプル騎士（あなた）を見つけると手にした剣にて切り裂こうと突進してくる。注意が必要なのは、この悪魔がテンプル騎士と同じダッシュ能力を持つことで、遠くから狙撃しようとしても突然懐に潜りこんでくることがある。さらに一度接近されてしまうと、鎌による連続攻撃を加えられてしまうため、キーパーの接近を極力許さないようにしなくてはならない。

千の仔を孕みしクモたちの大地母神。
E1M5「The Lair」に登場するボス敵。

非常に巨大な体躯を持つこの母グモは、テンプル騎士（あなた）を捕食しようとのたうち回りながら襲いかかって来る。攻撃方法は「前足でなぎ払う」「口吻で噛みつく」「毒液を散弾銃のように発射する」「背中の卵管からスパイダーを召喚する」「エリア内に冬眠するステッチ・スパイダーを召喚する」など様々だ（2枚目画像）

スパイダー・クイーンそのものは的も大きく、攻撃も単調なため大した脅威ではないが、上述のクモたちを召喚する能力が意外と危険で、撃破に時間をかけてしまうと瞬く間にエリア内にザコ敵が溢れかえることになるため、窮地に追い込まれてしまうことになる。
一部のザコ敵は倒すと銃弾や回復アイテムを落とすが、彼らは無視してこの巨大グモを倒すことに全精力を注ぐようにしよう。

地獄より来たる、魂なきもの。

名状しがたい不気味な容姿のソウルレスは、普段は荒野を徘徊しているがテンプル騎士（あなた）の発見すると、凄まじいスピードで向かってくる。攻撃方法は遠距離からは不潔な血痰を弾丸状に吐きかけるもの、近距離では強力な殴打を繰り出してくるものの2種類となっている。
動作こそ素早いが、上記の攻撃を行うモーションに隙ができるため、その瞬間を狙って攻撃を加えるようにしよう。

複眼にて生者を監視する下級悪魔。

普段は空中をフワフワと漂っているアイボールだが、テンプル騎士（あなた）の発見すると、血痰を弾丸状にして浴びせてくる。耐久力は極めて低いが、銃撃が命中しにくい空中に留まっていることが多いため、的確なスナイピングが求められる。

地獄の使徒を名乗る黒魔術師。

テンプル騎士（あなた）を打倒することに心血を注ぐダーク・アポストルは、手にした杖からドクロ状の光線を放ち攻撃してくる。このドクロは軌道が可変なため、避け方には工夫が必要だ。

また、悪魔を召喚する能力を持つダーク・アポストルは手にしたランプを用いて、次々とレヴェナントやガンナーを生み出しテンプル騎士を襲わせようとする。この黒魔術師の撃破に時間をかけてしまうと、量産された敵たちに包囲されてしまうため注意が必要だ。

地獄の神の誘惑に屈した堕天使。

禍々しくも神々しい姿をしたフォールンは、テンプル騎士（あなた）をレーザー状の攻撃魔法を駆使して苦しめてくる。このレーザーは高威力なうえ、発射と着弾がほぼ同時であるため、フォールンが攻撃モーションに入った瞬間に高火力の攻撃を浴びせて倒すか、遮蔽物に隠れないと瞬く間に体力を削られてしまうため要注意だ。

地獄に生息する捕食生物。

洞窟の岩肌に張り付くようにして生息するコープス・フラワーは、獲物が近づくとその口吻から酸性の消化液を散弾銃のように浴びせかけてくる。こちらから接近しない限りコープス・フラワーは無害なので、遠くから狙撃して仕留めてしまうのがリスクの少ない攻略法だろう。

地獄の誇る重兵器級の悪魔。

動作自体は緩慢なベヘモスだが、テンプル騎士（あなた）を視認していようが、していまいが、背中にある醜い膿疱を迫撃砲のように射出してくる。この膿疱は標的や地面に着弾すると大爆発する性質を持ち、爆発範囲の敵味方に甚大な被害を与える。命中率は大したことないが、一定間隔で射出されるこの迫撃砲は、非常に危険なため注意が必要だ。

なお、ベヘモスは倒された際に身体を爆発四散する習性をもつ。こちらも迫撃砲同様に大ダメージを受けてしまうため、この悪魔が死ぬモーションに入った際は大急ぎで離れるようにしよう。

コープス・フラワーの変異種。

アルゴリズムは先述のコープス・フラワー・ホワイトと同様だが、鋭利な牙のついた触手を攻撃方法としており、テンプル騎士（あなた）が横を通り過ぎようとすると４本の触手を伸ばして突き刺してくる。この触手が意外とスピードが速いため、触手が射出された瞬間にダッシュで回避するか、通り過ぎる前に撃破してしまうのが無難だろう。

生ける者すべてを絶望させる暗黒の心臓。
E2M4「Soul Melting Factory」に登場するボス敵。

エリアの最深部に鎮座する、この存在は自ら動くことはないが、テンプル騎士（あなた）を亡き者にしようとあらゆる邪悪な魔法を駆使してくる。
攻撃方法は３つ。１つ目は空飛ぶ眼球のような使い魔を次々と召喚するもので、この悪魔は触れるとダメージを受けるレーザー光線を放ち続けたまま空中に静止する。この悪魔を放置すると、いつの間にかレーザーによる包囲網が構築されてしまうため、テンプル騎士の稼働域は激減することになる。

２つ目はスパイク状の突起物を自分の周囲に召喚するというもので、トゲ状の光臨が心臓の周囲に広がった瞬間、エリアの床からスパイクが飛び出してくる。このスパイクを回避する唯一の方法は、心臓から距離を置くことだが、前述の召喚された使い魔が放つレーザーの包囲網によって可動域が狭められることで、テンプル騎士は知らず知らずのうちに心臓の周囲に移動させられ、そこにスパイク攻撃が待ち構えているという悪循環に至る可能性がある（２枚目画像）

そして、３つ目が心臓についた眼球から発射される強力無比のレーザー攻撃であり、まともに食らうと（難易度によっては）一撃で倒されてしまうため、心臓がレーザー発射のモーションに入ったら、すぐに射程外に逃れるしか回避方法はない。だが、前述のように心臓は使い魔やスパイクを用いて巧妙にテンプル騎士の可動域を奪ってくるため注意が必要だ。

攻略法としては、ロケットランチャーのような爆発系の火器を用いながら心臓を攻撃しつつ、その爆風で使い魔も排除する。そして、心臓から安全に距離を取りつつ攻撃を加えていくことが無難かつ確実と言えよう。

地獄最強とうたわれる剣士。
E2M5「You Again」に登場するボス敵。

アリーナにて再戦を果たすこの地獄騎士は、テンプル騎士（あなた）を滅ぼそうと全力にて挑んでくる。ヘルナイト・極との戦闘は前半と後半の2パートに分かれており、前半は従前のヘルナイトと同じアルゴリズムだが、一定量のダメージを与えるとヘルナイトの身体は薄紫色の光に包まれ、最終形態へと変貌する。

ヘルナイト・極の攻撃は、これまでと打って変わってスピーディーかつアグレッシブなものとなっており、攻撃手段も「手にした剣による薙ぎ払い」「刺突＆連続斬り」「４方向に飛翔する光線」「ブラックホール状の球体の召喚」「天空からレーザーを乱射する」など従来のそれと全く異なるものとなっている。

注意が必要なのはブラックホール状の球体で、これは従来のものと異なり地面に着弾すると爆発し一定時間エリア内を汚染する。この球体に触れるとテンプル騎士の機動力が低下する点はこれまでと同じだが、ヘルナイトはその隙を見逃さず、体力を大幅に削り取る強力な斬撃を繰り出してくる。もし球体に触れてしまった場合は速やかにダッシュを用いて、球体の汚染エリアから脱出することが求められる。
さらにヘルナイトは一定間隔で天空に静止し、レーザーを雨あられと発射してくる。このレーザーの軌道は読みやすいが、ランダムに降り注ぐため回避が難しく、避けきれないと体力を削り取られてしまうため、動き回ることを余儀なくされる（２枚目画像）

攻略法としては、ひたすら動き回ること。ヘルナイトの周囲をぐるぐる回るようにして、可能な限り彼の射程範囲内に収まらず、攻撃を加えていくことしかないだろう。

氷結地獄に生息する甲虫。

地面をノタノタと進むアイス・ビートルは、テンプル騎士（あなた）を発見すると、それまでの緩慢さが嘘かのようなスピードで接近し、噛みつき攻撃を加えてくる。動作自体が素早いアイス・ビートルだが、攻撃のタイミングが捕捉しやすいため、強力な銃撃を浴びせて撃破するようにしよう。

氷結地獄を闊歩する凶暴な悪魔。

複数からなる鋭利なかぎ爪と氷の鎧に覆われたフローズン・クローは、テンプル騎士（あなた）を切り裂こうと、音もなく疾走してくる。
見た目の通りの強敵であり、かぎ爪の一撃が非常に強力なフローズン・クローは血も凍るような雄叫びで威嚇してくる。この雄叫びを至近距離で受けてしまうと、身体が麻痺し照準が定められなくなるため窮地に陥りやすい。

フローズン・クローの対処法としては、出合いがしらに強力な銃火器を叩きこむか、エリア内を動き回りながらこの悪魔の回避しつつ、粘り強く戦うかだろう。

氷結地獄にて亡者たちを監視する羽虫。

空中をフワフワと浮かぶだけのピンフライだが、テンプル騎士（あなた）を発見すると自分の分身である幼体を生み出して射出してくる。この幼体は一定距離を飛翔すると力尽きてしまうが、任意にて方向を変えられるホーミング機能を持つため、他の敵との戦いに忙殺されている際に登場するピンフライほど、いやらしい存在はないだろう。

氷結地獄の奥義を身に着けた黒魔術師。

先述のダーク・アポストルの上位互換に相当するハイ・アポストルは、ボマーやキーパーといった高位の悪魔たちを召喚する術を身に着けているため、非常に危険な存在と言える。
また、戦闘能力にも長けたハイ・アポストルは手にした氷のダガーにてテンプル騎士（あなた）を切り裂こうと突進攻撃や、中長距離から弾丸状の氷を射出する魔法を浴びせてくる。

上記のように強力な攻撃手段を有するハイ・アポストルが複数で登場するシーンは、作中屈指の難所と言えるかもしれない。

霧を自在に操る地獄の悪魔。

見た者にショックを与えるような不気味な容姿をしたフォグ・スポーンは、エリア内を縦横無尽に動き回りながらテンプル騎士（あなた）目がけて手にした鋭利な槍を凄まじいスピードで投げつけてくる。

また、霧を操るフォグ・スポーンは体内から濃霧を放出する能力をもち、その霧を煙幕のようにして自身の姿を巧みに隠してしまう。こちらからは姿は見えないが、上述の槍は的確な射撃で投げつけてくるため、常に動き回りながらこの悪魔が姿を現すのを待つようにしよう。

"深海から来たる怪物"を意味する巨大なカブトガニ型の悪魔。
E3M2「Stranger」に登場するボス敵。

普段は生息地である水底を泳ぎ回ってるジョクゥルゥは、テンプル騎士（あなた）の存在を確認するとその巨体をくねらせながら襲いかかって来る。
２体で１組の存在であるこのジョクゥルゥは「レッド」と「ブルー」の２種に分類され、レッドは水中を縦横無尽に泳ぎながら、自身の周囲を泳ぐヒル状の怪物もろとも体当たりしてさせる攻撃を、ブルーはその場から動かない代わりにヒル状の怪物を誘導ミサイルのように射出するなど、それぞれ攻撃スタイルやアルゴリズムが異なっている。攻撃スピードは速く攻撃力も高いため、水中に留まっていると、たちまち倒されてしまうため注意が必要だ。

攻略法としては、戦闘開始と同時にまずは厄介なレッドを先に撃破してしまうことが望ましい。こちらを先に倒してしまえば、こちらの稼働領域が一気に増えるため、残ったブルーの攻撃も回避しやすくなり、少ないダメージで攻略することが可能となるからだ。稼働が制限される水中での戦闘だが、落ち着いて攻撃を当てていけばこの怪物を倒すことは容易いだろう。

機械仕掛けの世界を管理する上級悪魔。
E3M5「The manipulator」に登場するボス敵。

これまで登場したクリーチャーの中で最大の体躯を誇るこの悪魔は、テンプル騎士（あなた）を葬るべく強力な魔法を繰り出してくる。
３つの頭部を有するキュレーターは、それぞれ攻撃方法が異なり、赤い頭部は大ダメージを耐える直線状の火炎攻撃を、青い頭部は氷を散弾のように放つ攻撃をそれぞれ繰り出してくる。

僧帽をかぶった中央の頭部はこちらの行動範囲を制限する魔法を使うことを得意としており、「魔法の柵を地上に召喚（2枚目画像）」「レーザーを放つ装置を天空から召喚（3枚目画像）」という2タイプの魔法を用いてくる。
前者は純然たる障害物と化すため、こちらの移動範囲が狭まること、また運悪く柵に囚われてしまうと、前述の2つの頭部による攻撃から逃げられなくなってしまうため注意が必要だ。一方、後者はレーザーを放ちながら移動するため、避けるのは容易いがその事ばかりに気を取られてしまうと、キュレーターが繰り出す魔法攻撃に対する回避がおろそかになってしまう。

キュレーターの攻略法としては、ひたすら動き回って頭部からの攻撃を回避しつつ、強力な銃火器による攻撃を加えていくことに尽きる。立ち止まれば先述の魔法の策に囚われてしまうし、レーザーの直撃も食らってしまう。キュレーターと戦うエリアは長いアーチ状になっているため、右から左へ大きく移動しながら攻撃を続けていけば勝機を見出すことは可能だろう。