Insurgency: Sandstorm

Insurgency: Sandstorm

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Sandstorm上級テクニック集
By 義希:Пазфа:すみよし
上級者が知っている、使いこなすとそれだけで優位に立ててしまう裏技を紹介。
但し「バグ技」として開発元に報告し、かつ仕様として認識されているものだけを掲載。単にバグ技・グリッチであるものを無法地帯のごとく掲載する意図は無いのでその点をご理解の程。
   
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はじめに
Insurgency: Sandstorm 上級者テクニック

上級者が知っている、使いこなすとそれだけで優位に立ててしまう裏技を紹介。
但し「バグ技」として開発元に報告し、かつ仕様として認識されているものだけを掲載。単にバグ技・グリッチであるものを無法地帯のごとく掲載する意図は無いのでその点をご理解の程。

項目については右側の目次を参照。項目には「●移動系」や「★戦術系」といった分類を付しておく。
分類の一覧
再現難度: 中
ある程度ゲームに慣れれば多少の練習で再現可能になる技。
再現難度: 高
複雑な入力や、タイミングが難しい等、再現困難な技。
再現難度: 極
きわめて複雑な入力・高度な技術を要する再現困難な技。
○移動系
専ら移動加速・移動技術に関連するテクニック。
レベル構造による条件がある場合は○位置系に掲載。
○装備系
装備の組み方や使い方で可能になるテクニック。
装備品の高度な効果説明も掲載。
○位置系
レベル別の位置取りや射角の類。
※適宜その位置のカウンター方法も掲載。
○戦術系
複数人で行動する際の立ち回りや連携。
野良プレイヤーの動きを利用する方法も掲載。
○設定系
ゲーム設定関係の小技。
一部グラフィック設定についても触れる。
●装備系 手榴弾タイマー短縮
手榴弾タイマー短縮
概要
グレネード投擲の際、ピンを抜くボタンと逆のボタンを入力することで、スプーンを外してタイマーを起動してから投げることができる。通常5秒で起爆する炸裂弾は、単純投擲ならば敵が投げ返すチャンスすら与えうるほどの起爆時間だが、これを可能な限り短くしつつ、しかし投擲前の準備段階で無防備な状態を続けないような動きが可能だ。
手順 (再現難度: 中)
オーバーハンド(遠投)は左クリックでピンを抜くところから始めるが、左クリックを入力した直後に右クリックを入力し、スプーンを外してしまえば、投擲完了までの0.7秒程度を短縮できる。
逆に、アンダーハンド(近投)は、右クリックでピンを抜くので、直後に左クリックを入力して投げれば、同様に短縮できる。

いずれにせよ、ピンを抜く入力の直後に、逆の入力を入れ、かつピン・スプーンの入力は押し続けないというのがミソになる。

グレネードの一度の操作にかかる時間は……
スプーン解放なしの場合
ピンを抜く入力から構えのモーション(1.3秒)保持(任意、最短0秒)投擲モーション(0.13秒)投擲物発生、スプーン解放導火線時間(下記参照)起爆
スプーン通常解放の場合
ピンを抜く入力から構えのモーション(1.3秒)保持中にスプーン解放(0.5秒)投擲モーション(0.13秒)投擲物発生導火線時間(うち0.65秒+保持時間は短縮済み)起爆

となるので、通常解放の場合、保持の間にスプーン解放するため、無駄で無防備な時間が生じる。この間に頭を抜かれれば擲弾が足元に落ち、それが炸裂弾や焼夷弾ならば味方を巻き込む大惨事を誘発する(なおその際の攻撃者はその擲弾の所有者となるため実質フレンドリーファイア扱い)。

即時スプーン解放の場合
ピンを抜く入力から構えのモーション(1.3秒)←この1.3秒の中にスプーン解放を含める保持(任意、最短0秒) 投擲モーション(0.13秒)投擲物発生導火線時間(下記参照)起爆

となり、スプーン解放から起爆までの時間を短縮しつつ、保持時間を設けないことで隙を作らない動きが可能になる。

投擲物別の導火線時間
M83白煙手榴弾
起爆2秒、白煙噴出までさらに0.5秒
実用サイズの白煙噴出まで3.5秒前後かかる
M84閃光手榴弾
起爆2秒
限界まで短縮すれば、水平投射でも着地前に起爆できる。
炸裂弾を無解放で投げた直後に閃光弾を即時解放で投げると、ほぼ同時に起爆させる妙技も可能。
瞬発的なクリアリングの安全性を高める上級技となりうるだろう。
但し、即時解放の理論値1.4秒で解放してしまうと、1部屋程度の距離しか飛ばないまま起爆するため、一瞬だけ遅らせてから解放すると使い勝手がよくなるだろう。
AN-M14焼夷手榴弾
着火1.5秒
焼夷弾は見た目以上に着火が早く、なにより着火の瞬間は爆発ダメージ扱いで持続ダメージよりも強い。
両開きドア1組やバスルーム1つ程度ならば、これ1個で完封できるほどの防御適性がある。
敵の侵入を食い止める防衛側のときは当然のことながら、攻撃時にも拠点制圧中に敵の増援が来ないように経路を遮断するときにも必携といえるだろう。
但し、即時解放の理論値1.4秒で解放してしまうと、オーバーハンドでも着火時に自分がダメージを受けることもあるので、解放タイミングは少し遅めにしておくとよい。
M67破片手榴弾
F1破片手榴弾
起爆5秒
炸裂弾の起爆時間はかなり長い。
中級者以上で炸裂弾を使うならば積極的に即時解放を取り入れたい。
但し、焼夷弾・白煙弾のような残存性のほうが正直いろいろ工夫しやすい。
あくまでも対面せず敵を仕留めるため、仕留められなきゃリソースが無駄になりがち。
なお実物と異なり、F1炸裂弾の起爆も5秒となっている。(3.5で起爆できたら相応に強いし)
●装備編 NPC車両の奪取
NPC車両の奪取(と無力化)
時折見かけるDShKやらM2やら積んだブーブー、とりあえずぶっ壊す工兵も居るが、実績狙いでできるだけ無傷で回収したいというわがままもあるだろう。

NPC車両に対して有効な攻撃とその効果
白煙弾
効果: 事前に索敵されていなければ12秒前後、敵が自分を認知しなくなる。
【注意】既に敵の機銃が制圧射を始めている場合に白煙を撒いても、
敵はその制圧射を続けてくる(寧ろ見えないから執拗に撃ち続ける)
閃光弾
効果: 3秒前後、敵が行動できなくなる。
短時間だが、敵の機銃が射撃をやめ、運転手は車両の外に出られなくなる
機銃のタゲを取っていた味方はタゲが解除される(が再度タゲを取ることも可能)。
車両が接近中に機銃手を一撃で抜き、車両が止まる前に閃光弾複数で運転手を黙らせ、その間に機銃に乗り込んでJ.R.50、といった方法なら談合なしに実績解放も可能。
なお運転手が外に出られなくなるのは対人戦でも割と多い(システム的には可能だが真っ白で正確にドアを操作できない)。こっちのほうがJ.R.50が狙いやすいかも。
エンジン攻撃
効果: エンジンから出火した場合、NPCは車両を放棄する。
【注意】出火した時点で車両の耐久は3割程度まで落ちている。あくまでも「その場しのぎ程度の車両確保」しかできない。
しかし、車両をスクラップにできなくともNPCが車両放棄するように仕向けることは可能、という手札を把握しておくとよい。
とくに高難度のOutpostを含めた上級者向けCOOPサーバー等で切り札となるだろう。
エンジンから出火するには……
M60E4およびM240B、PKMやMG3の直撃弾なら僅か30から40発程度
・Mk.18 CQB-Rの直撃弾なら300発程度
・40mm炸裂弾なら1発では黒煙だが、2発でスクラップなので不都合
・炸裂手榴弾なら2個で燃えるが、その時点で耐久はほぼ全損
と、汎用機関銃とくに徹甲弾クラスの特権みたいなところがある。
●戦術系 ラストマン・スタンディング検知
ラストマン・スタンディングの検知法
概要
Pushモードにて確認できた、敵部隊が最後の一人となったことを検知する方法。ラストマン・スタンディング発生直後、ラウンド残り時間が90秒(1:30)に短縮される。残り時間を意識して動く習慣があれば、ラストマン・スタンディングに気付くこともできる。
なお、ラストマン・スタンディングとなった本人は専用のヴォイスラインでそれを知らされる(ついでに周囲の敵にもそれを自己申告する)ので、まぁ、声は聞こう。
◆装備系 完全遮蔽を取るバイポッド展開
完全遮蔽を取るバイポッド展開
デスカメラの先に軽機関銃や選抜射手が居るというのに、その姿が一切見えないという疑問を持ったことはないだろうか。決して遠くないはずの、視認可能な距離のはずなのに、その姿が見えないというものだ。
……実は、遮蔽物に全身を隠したまま、バイポッド展開による反動超低減・照準速度加速・再装填加速を同時に獲得するという方法が存在する。

原理
伏射状態でバイポッドを展開すると、アクターの目ではなく、やや前方に視点が置かれる。(このことはプレイヤー自身の画面ではわからない)
バイポッドは、障害物が無い限り、左右に55°ずつ首を振ることができるが、伏射状態で視点が移動した状態で左右に首を振ると、本来頭がなかった位置から横を見ることができる。


これを利用し、遮蔽物の奥に照準をとる。具体的には、バイポッドを展開した瞬間には見えなかった角度が、横を向いたら見えるようになった場合、その角度から来る敵には少なくとも頭を出さずに一方的に攻撃できる。


対応策らしい対応策は、徹甲弾装填の機銃で該当位置を貫通キル狙いで掃射するか、航空支援で仕留めに行くか、位置不明ならばおよその方角に対して白煙弾を多めに消費して遮蔽とする(と言えど、機銃手が相手ならば白煙に対しての制圧射を心得ているだろうから、本質的な解決にはなっていない)。ぶっちゃけた話、これやると敵の頭数をごっそり落としながら、ついでに白煙リソースを無駄遣いさせる(もしくは抑々使えずに終わる)から、位置取り次第じゃ20連続キル0デス完封防衛勝利、とかも珍しくない。

★移動系 バニーホップ
バニーホップ
概要
スライディングによる瞬間的加速は、地面に触れている間に失われてしまう。逆に言えば、スライディング加速の直後に空中に滞留し続けることができれば、速度を保ったまま移動できる。これをバニーホップ(bunnyhop, bhop)と呼ぶ。
手順 (再現難度: 高)
  • ある程度走り回って速度を確保する。
  • 建物等の縁からスライディングする。
  • 着地の直前から スプリント→着地の瞬間にジャンプ→空中で屈み の順に素早く入力する。(ほぼ同時に入力するが、処理がこの順にならなければ成立しない)
  • 着地の直前のたびに同様に入力することで、数回ホップし続けることができる。

練習
練習するならば Mountain (Summit) の山の横にある2階建て+屋上のある場所が便利。
※掲載の都合で動画解像度は低めに抑えた。

発展技
入力タイミングが非常に難しいが、走りながら近接突進してドアブリーチできる際の加速も、バニーホップに適用可能である。ただし、直後の減速が大きいため、バニーホップというよりは突進の減速キャンセルに近い。ただし、バニーホップと違い、突進はジャンプを必要とせず、ジャンプのクールダウンを気にせずに実行できる。つまり、平坦な道でも使えるということだ。
平坦な道の途中にある土嚢や柵などにしゃがみジャンプで乗り上げ、直後に突進バニーホップすることで、およそ1.7倍程度の瞬間的加速を得られる。うまく使えば(味方を引き離して)敵地に突っ込んでザコ死即抜け……もとい、殿を務められるかもしれない。
今後書き足す予定のもの
◆装備系 弾道偏差
(選抜小銃射手クラスと一部の長距離適性火器のみ)
M110 SASS, Mk.14 EBR (850mpsクラス)
Mosin Nagant (865mpsクラス)
M16A4, M16A2 (960mpsクラス)

●位置系 機銃手・選抜小銃射手スポット

◆戦術系 COOP Frenzy攻略指南
Frenzied
Jumper
Flamer
Bruiser

◆装備系 リロード短縮可能な火器
MR73
Honey Badger (Loading Grip)

★装備系 高射擲弾筒とその角度

★次期アップデート実装予定の***・***・***について
おわりに
上級テクニックと初心者ガイドに分けて書いたものの、まぁ必要に迫られるという気もしないが、とはいえ相手プレイヤーの技量がある程度ないと面白くないし……ね?

一部のプレイヤーはチームを組んで三人称視点で壁抜きとか、グリッチ多用して挙動がおかしいとか、そういうことしてるのは知ってる。全否定する意図はそこまでないが、とはいえそんなチート紛いの方法で勝ったとして、それが実力だとは言えるはずもなく、ましてそれが楽しいというならば感覚麻痺にもほどがあるだろう。人の自慰に文句をつけるのはお節介だろうけれど、にしても作法外れどころか邪道を貫き通すのは……違うんじゃないのかね。それこそ、中華料理の店に来てハンバーグが無いからこの店は質が低いだとか、考古学はICチップの発展に寄与しないから世のためにならないだとか、そういう類の「違う」やつ。