モトローラの国内市場向けのミッドレンジモデル、moto g52j 5G。
同モデルで最新アップデートが原因と思われる不具合が広範囲に発生していることが明らかになりました。
moto g52j 5Gでアプリが開かなくなる不具合
具体的には7月の初めごろから、複数のアプリで起動しようとすると「応答していません」というメッセージでアプリが動かなくなり、開くことができないという症状。
価格.comだけでも数名、X上でも3~4件の報告がみられます。
また、アプリによっては開くことはできるものの、強制終了をしたり、何度も再ログインを求められるといったケースもでているようです。
一方、症状が出ているアプリとしてはLINEなどの有名どころアプリが多い一方で、GmailなどのGoogle系アプリに関しては症状がでないという報告も散見されます。
moto g52j 5GはSnapdragon 695搭載の2年前のモデルですが、同社の国内モデルとしては初めてFelicaや防水防塵対応した機種という事で、かなり人気の高かった機種。
また、同モデルにはmoto g52j 5G IIやmoto g52j 5G SPECIALといった派生機種もおり、おそらくこれらの機種でも今後のアップデートで同様の不具合が出てくる可能性も十分にあります。
6月分のセキュリティアップデートと7/1のGoogle Playシステムアップデートが提供されており、これらいずれかのアップデートがトリガーとなっている可能性が高そうです。
いずれにせよ、今のところユーザー側でできる対処法は再起動で一時的にアプリが立ち上がるようにするということくらいで、改善策はなさそう。
また、現在のところ、メーカー側も問題を認識していないようなので、とりあえず症状が出ている方はまずはメーカーに不具合報告を上げる、というプロセスから始めるしかなさそうです。
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