ソニーモバイルの未発表新型Xperiaフラッグシップ、「Xperia 1 V」。
外観についてはほぼ「確定」した同モデルですが、スペックに関しては搭載チップやメモリを除いて確実性の高い情報はまだほとんどありません。
そんな中、このXperia 1 Vで撮影されたというサンプル画像がTwitter上に登場。
その中に同モデルカメラ仕様について興味深い情報が掲載されていました。
まず、この画像が本当にXperia 1 Vで撮影されたものという確証はなく、フェイクである可能性も十分にあります。
ただ、ツイート内のコメントに加え、下の部分にも「Xperia 1 V」とあるので、少なくともタイプミスではないように思えます。
一方、本物だと仮定するといくつかの興味深い点がわかります。
Xperia 1 Vのメインカメラレンズは小型化あるいは可変絞り対応に?
まず、焦点距離が24mmという点からして、これはおそらくメインカメラ(広角)で撮影されたもの、ということになりますが、興味深いのはF値がF/1.9となっている点。
F値(絞り値)は焦点距離をレンズ口径で割ったものなので、一般的にこの値が小さいほど多くの光を取り込むことができ「明るいレンズ」、逆に大きいということは「暗いレンズ」ということに。
一方、Xperia 1シリーズの初代からIVまでのメインカメラのF値はF1.6→F1.7→F1.7→F1.7となっており、過去3世代では据え置き。
これが一気にF1.9になるというのは明らかにレンズ自体は「退化」ということになり、少し現実離れしているようにも思えます。
が、ひょっとしてXperia Pro-Iのような可変絞り(F/2.0-4.0)に対応している、という可能性もあり、ここに表示されている絞り値は中間の値。
つまり、これよりも小さくすることも可能かもしれません。
だとすると、実際のレンズは前モデルよりも大きい可能性もあり、であれば逆に進化という可能性も。
そういえば少し前に噂レベルのXperia 1 Vのスペック情報で、同モデルのカメラは可変絞り(f1.7-4.0)+可変光学ズームの両方に対応する、といった情報がありました。
ひょっとするとこの際のスペック情報は意外と正確な情報だったのかもしれませんね。
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