先日、最新モデル「Xperia 1 VI」を「Xperia 10 VI」をリリース発表したソニー。
この新型モデルの売れ行きについては未知数ですが、過去モデルに関しては少し前に、2023年の1年で国内では売上台数が40%も減少した、という件についてお伝えしました。
しかし今回、ソニーのXperiaスマホ1台あたりの「利益」に関してESATO上の信頼性の高いリーカーから非常に興味深い情報がリークされていました。
ソニーがXperiaスマホ1台あたりで得る利益(儲け)は他社と比べて最大で4倍。この点ではアップル以上だ。
要は、ソニーがXperiaを1台売るごとに得る「利益率」はアップルのiPhone以上で、他社と比べて最大4倍にもなる、とのこと。
ちなみに、例えば米国で1200ドル~で販売されているiPhone 15 Pro Maxの製造コストは$558前後という推定値があります。
Xperiaが1台あたりでこの差額(1200-558=642ドル)の4倍以上の利益を出しているというのは計算としてありえません。
ただ、スマートフォンでは単純な原材料・部品のコストや組み立てコストだけでなく、ハード・ソフトの開発、維持、マーケティング費用などもかなり部分を占めると思われます。
これらを勘案すると各メーカーの1台あたりの利益というのはもっと小さくなるはずなので、上記のコストが比較的小さそうなXperiaの利ザヤが他ブランドよりも大きいといというのは納得がいきます。
これ、事実だとするとどうなのでしょう?
民間企業である以上、利益を追求するのは当然の事とも言えます。
また、必ずしもXperiaスマホをもっと「薄利多売」にするべきだとも思いません。
が、Xperiaファンや、ソニーのスマホ事業に頑張ってほしいと考えているユーザーからすると、台数あたりでそれだけの利益を出す余裕があるのであれば、もう少し価格を抑えてユーザーの裾野を広げる方にシフトしてほしいような気がします。
一方、最近のソニーのXperiaに対する展開姿勢を見てみると、そもそも販売台数の増加自体を目指していないようにも思えてしまいます。
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