Final Cut Pro for Mac 11.0
Mac用Final Cut Proユーザガイド
- ようこそ
- 新機能
-
- 用語集
- 著作権
Mac用Final Cut Proのステレオビデオと空間ビデオの概要
Final Cut Proでは、Apple Vision Proで表示するための空間ビデオなどのステレオスコピック3Dビデオの読み込み、編集、書き出しが可能です。
ステレオスコピック3Dビデオ(ステレオビデオとも呼ばれます)は、それぞれ視点がわずかに異なる同じシーンの2つのイメージを、人間の目が世界を見るのと同様に撮影します。2つのイメージを同時に見ると、脳はそれらを混合して奥行きの感覚を生み出し、イメージが3次元のように見えます。
空間ビデオは、iPhone 15 Pro以降またはApple Vision Proで録画されたステレオビデオであり、ビデオを空間ビデオとして識別し、Apple Vision Proでの没入型の視聴体験を可能にする、特殊なメタデータが含まれています:
デフォルトでは、空間ビデオは、エッジに沿って淡い光が表示されるウインドウに表示されます。シーンのさまざまな要素がさまざまな奥行きで表示されるため、見回してより多くのシーンを見ることができます。
また、「イマーシブ」ボタンをタップしてステレオシーンを現実のスケールで体験して、空間ビデオに完全に没入することもできます。
空間ビデオとは、ステレオスコピックMV-HEVCビデオトラックおよび空間メタデータを含むQuickTimeムービーです。MV-HEVCフォーマットはHEVC(H.265)に似ていますが、トラック内の別々のレイヤーに2つのビュー(片目ごとに1つずつ)を保存する点が異なります。
注記: MV-HEVCビデオをFinal Cut Proで操作するには、AppleシリコンとmacOS 14以降を搭載したMacが必要です。
フィードバックありがとうございます。