
iPadのKeynoteの新機能
作文ツールで適切な言葉を探す。 M1以降を搭載したiPadモデル、またはA17 Proを搭載したiPad miniをお使いの場合は、Apple Intelligenceを活用した作文ツールを使って選択したテキストをタップして要約したり、書いたものを校正したり、同じテキストの異なるバージョンを作成して適切な言い回しやトーンを探したりできます。作文ツールでChatGPTを使用してテキストを作成し、改良することもできます。テキストを追加するを参照してください。
Image Playgroundでオリジナルの画像を作成する。 M1以降を搭載したiPadモデル、またはA17 Proを搭載したiPad miniをお使いの場合は、Apple Intelligenceを活用したImage Playgroundを使って、説明や提案されるコンセプトをもとに楽しいオリジナルの画像を作成できます。スライドのテキストに合うように、簡単にスタイルを調整して変更を加えることもできます。画像を追加するを参照してください。
プレゼンテーションを管理する。 アップデートされた書類マネージャを使って、すぐに書類の管理を始め、書類を整理された状態に保つことができます。新しいスライドショーとテーマに直接ジャンプしたり、最近使ったプレゼンテーション、共有したプレゼンテーション、保存したプレゼンテーションをブラウズしたりできます。新しい書類マネージャを表示するには、iPadでKeynoteを開いてください。

Apple Watchではダブルタップを使ってスライドを進めます。 リモートコントロールとして設定したApple Watch Series 9やApple Watch Ultra 2の使用時には、人差し指と親指をダブルタップするだけで、スライドショーの再生を開始したり、次のスライドやビルドに進んだりできます。Apple Watchをリモートコントロールとして使用するを参照してください。
3Dオブジェクトに深みとリアルさを加える。 自然な照明、シェーディング、テクスチャのエフェクトをシミュレートする3Dオブジェクトを追加して編集できます。USDA、USDC、USDZファイルフォーマットの3Dソフトウェアや3Dスキャニングで作成された3Dオブジェクトを追加できます。3Dオブジェクトをプレゼンテーションに追加したあと、サイズを変更したり、埋め込まれたアニメーションを再生したり、X、Y、Z軸を中心に回転させたりすることができます。マジックムーブを使用して、複数のスライドにわたって3Dオブジェクトをアニメートすることもできます。3Dオブジェクトを追加するを参照してください。

美しい高品質なHDRムービーおよびHDR画像を表示できます。 Keynoteは、HDRメディアフォーマット対応になりました。HDR画像およびHDRビデオは、スライドに追加するとき、および対応しているデバイスでのプレゼンテーション中に再生するときに、より高い品質で表示されます。プレゼンテーションをHDRファイルフォーマットで書き出することもできます。ムービーおよび画像のフォーマットを設定するおよびPowerPointまたは別のファイルフォーマットに書き出すを参照してください。
SVG画像。 スケーラブルベクターグラフィックス(SVG)画像をプレゼンテーションに追加して、どんなサイズでも画像品質を維持できます。読み込んだSVG画像を図形に分割し、ほかの図形と同じように編集したり組み合わせたりし、それを図形ライブラリに保存してあとで使用することができます。画像を追加するおよび図形を結合する/分割するを参照してください。

プレゼンテーションを素早く共有し、書き出す。 Keynoteプレゼンテーションを共有メニューから直接、簡単に共有したり、異なるフォーマットで書き出したりできます。AirDrop、メール、メッセージ、その他のサービスを使って、プレゼンテーションのコピーを送信できます。PDF、Microsoft PowerPoint、ムービーなどの別のフォーマットでコピーを送信したり、保存したりすることもできます。プレゼンテーションを送信するを参照してください。
Apple Pencilを使って自由に創造性を発揮する。 スケッチ、文字書き、ナビゲーション、調整操作をいっそう正確にできるようになりました。Apple Pencilのホバー機能を対応しているiPadデバイスで使用すると、キャンバスに跡を付けずに、さまざまな描画ツールやカラーをプレビューしたり、切り替えたりできます。スクリブルツールを使って、手書きの文字をテキストに変換することもできます。KeynoteでApple Pencilを使用するを参照してください。

バージョン履歴
iPadのKeynoteは頻繁にアップデートされます。アップデートは累積的なので、最新バージョンのKeynoteには、それまでのアップデート内容がすべて組み込まれています。各リリースに含まれているすべての新機能を確認するには、以下をご覧ください。
Keynote 14.3
作文ツールを使用して、プレゼンテーション内の文章を校正、書き直し、要約、および作成できます。*
Image Playgroundで、プレゼンテーション内に楽しいオリジナルの画像を作成できます。*
SiriでChatGPTを使用して、プレゼンテーションの内容に関する質問に答えてもらうことができます。*
Keynote 14.2
対応しているApple Watchモデルでは、ダブルタップジェスチャを使って、ハンズフリーでスライドを進めることができます。(watchOS 11が必要です)
対応しているデバイスで、より広いダイナミックレンジのHDR画像とHDRムービーを表示できます*。
Apple Pencil Proをスクイーズして、ツール、線の太さ、色を素早く切り替えることができます。
新しい書類ブラウザを使って、新しいプレゼンテーションを簡単に作成したり、最近のプレゼンテーションを見つけたりできます。*
その他のバグの修正とパフォーマンスの改善を行いました。
Keynote 14.1
このアップデートには、バグの修正とパフォーマンスの改善が含まれています。
Keynote 14.0
ダイナミックカラー、ミニマリストライト、ミニマリストダークのテーマを使ってスライドに新しい見た目を追加できます。
アプリ内通知が使いやすくなり、ほかの人が初めて共同作業プレゼンテーションに参加したときに通知されます。
iPhoneまたはiPadで撮影したHEIC写真を追加するときに、ファイルフォーマットとすべての品質が維持されます。
接続されているキーボードのCommandキーを押したまま、トラックパッドまたはマウスを使って、連続していない単語、文、段落を選択します。
Microsoft PowerPointファイルを読み込んだときや書き出したときのスライドトランジションの互換性が改善されました。
安定性とパフォーマンスがさらに改善されます。
Keynote 13.2
USDZフォーマットの3Dオブジェクトでプレゼンテーションに新たな可能性が開けました。
USDZファイルに埋め込まれたアニメーションを再生したり、マジックムーブを使用して、複数のスライドにわたって3Dオブジェクトをアニメートしたりできます。
ステッカーを追加することで、プレゼンテーションの表現力が高まります。*
テキストの入力中にインラインで予測候補が表示されます。*
FaceTime通話をしながら、ほかの人とプレゼンテーションの共同作業を簡単に始めることができます。*
SpotlightでKeynoteを検索中に、候補からプレゼンテーションを見つけてすぐに開くことができます。*
ホーム画面のKeynoteアイコンに書類をドラッグして、開いたり読み込んだりできます。*
新しいダイナミックテーマやライブビデオスライドレイアウトで、プレゼンテーションに動きを加えることができます。
iPhoneとiPadでProResフォーマットのプレゼンテーションを書き出せるようになりました。
Microsoft Officeファイルから読み込んだグラフの外枠線を削除できます。
Keynote 13.1
スケーラブルベクターグラフィックス(SVG)をプレゼンテーションに追加して、どんなサイズでも画像品質を維持できます。
読み込んだSVG画像を分割し、それらを図形ライブラリに保存してあとで利用できます。
FaceTime通話中にKeynoteを共有する際、簡単にスライドショーウインドウに切り替えられます。
積み重ね棒グラフ、縦棒グラフ、面グラフに小計概要ラベルを表示できます。
Keynote 13.0
対応しているiPadモデルでは、Apple Pencilのホバー機能を使って、ナビゲーション、文字書き、スケッチ、イラスト描画がいっそう精密かつ簡単に行えます。
共有メニューから直接、プレゼンテーションのコピーを別のフォーマットで書き出したり送信したりできます。
差し込み印刷および共同作業アクティビティを改善しバグを修正しました。
Keynote 12.2
共同作業プレゼンテーションでの参加者全員の最近のアクティビティを常に把握し、ほかのユーザが参加したり、コメントしたり、変更したりすると通知を受け取ることができます。
「メッセージ」でプレゼンテーションに関する最新情報を簡単に共有して確認できます。メッセージの送信やFaceTime通話の開始を共同作業プレゼンテーションから直接行えます。
独自のライブビデオ背景を選んでドラマチックなエフェクトを作成したり、画像の被写体だけを素早く取り出したりできます。*
カスタマイズできるツールバーで、オブジェクトの挿入も、設定の検索も、お気に入りのツールの操作も素早く行えます。*
新しい書類メニューにプリント、名称変更などのよく使うアクションを含めました。
対応しているiPadモデルでは、ステージマネージャで複数のプレゼンテーションにわたる作業がもっと簡単になりました。*
カラー、線、数値フォーマット用の新しいコントロールを使ってグラフのスタイルを設定できます。
PDFのプリントと書き出しのための追加オプション。
Keynote 12.1
隠されているグループ内の全スライドをスキップする/スキップしないを選択できます。
Keynote 12.0
スライドを最大400%まで拡大できます。
フォントサイズを小数点以下2桁まで精密に調整できるようになりました。
Keynote 11.2
iPhoneやiPadのカメラを使って、スライドに自分自身を写し込めます。
共有プレゼンテーションをすべての参加者が交代で自分のデバイスからコントロールできます。
複数の変数を一目で視覚的に比較できるレーダーグラフで、データに含まれる類似点と相違点を簡単に把握できます。
新しいスライドショーコントロールで、スライドナビゲータ、キーボードショートカット、ライブビデオソース、複数発表者コントロールをプレゼンテーション中に簡単に利用できます。
柔軟な共同作業機能で、参加者がほかの人を共有プレゼンテーションに追加できます。*
タップするだけで、選択したテキストを最大11の言語に自動的に翻訳し、翻訳結果をプレゼンテーションに追加できます。*
値の違いを音の高さの変化で表すオーディオグラフを再生することで、目の不自由なユーザがグラフを利用できるようになりました。*
Keynote 11.1
スクールワークアプリを使用してKeynoteのアクティビティを割り当てた教師が、かかった時間など生徒の進捗状況を確認できるようになりました。
Keynote 11.0
配置インスペクタの新しい編集コントロールを使って、オブジェクトの見た目や配置を調整できます。
オンスクリーンキーパッドを使って、テキストサイズ、間隔、表のサイズなどに正確な値を入力できます。
オブジェクトや表のセルをタップしたりその上をドラッグしたりする操作で、それらを選択範囲に追加/選択範囲から削除できます。
「詳細」>「設定」>「編集」と操作すると、プレゼンテーションを常に編集ビューで開く新しいオプションが表示されます。
表のセル、テキストオブジェクト、図形に電話番号のリンクを追加できます。
スクリブルがポルトガル語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語に対応しました。*
iPadのKeynote 14.3にはiPadOS 17以降が必要です。KeynoteはApp Storeから入手できます。ダウンロードにはApple Accountが必要です。機能は変更されることがあります。一部の機能には、インターネットアクセスが必要です。追加の料金や利用条件が適用される場合があります。