Mac用Logic Proの「MIDI」の「入力」設定

「詳細」設定で「すべての機能を有効にする」が選択されている場合は、「MIDI」の「入力」設定が表示されます。

リストの各行は、Core MIDIが認識するコンピュータ上の接続されたMIDIデバイス（有線またはワイヤレス）を表します。Logic Proは、これらのMIDIデバイス（MIDI入力ポート）のいずれかからMIDI信号を受信することができます。MIDIデバイスに複数のMIDIポートがある場合、すべてのポートが個別に表示されます。リスト内のチェックボックスが選択されているポートだけが、音源トラックと外部MIDIトラックのトラックインスペクタの「MIDI入力ポート」ポップアップメニューに表示されます。これらのポートからのMIDI信号だけを録音できます。トラックパラメータを編集するを参照してください。

有線デバイスとワイヤレスデバイス: USBまたはBluetoothでコンピュータに接続されたハードウェアMIDIコントローラからMIDIを受信します。
Logic Proの仮想入力: Logic Proの仮想入力をMIDI出力として選択したコンピュータ上のアプリケーションから、この内部バス経由でMIDIを受信します。
IACドライババス1: このデバイスをMIDI出力として選択したコンピュータ上のアプリケーションから、この内部バス経由でMIDIを受信します（Audio MIDI設定アプリケーションでの設定が必要）。
ネットワークセッション1: このデバイスをMIDI出力として選択したネットワーク上のアプリケーションからMIDIを受信します（Audio MIDI設定アプリケーションでの設定が必要）。
Auto Sampler: このオプションは、プロジェクトのオーディオトラックで、オーディオエフェクトスロットにAuto Samplerプラグインが挿入されている場合に表示されます。

ヒント: 録音に使用するMIDIコントローラを表すMIDI入力ポートのみを選択してください。不要なMIDIイベントの受信や録音を避けるため、ほかのMIDI入力ポートの選択は解除してください。

「オン」チェックボックス: これらのチェックボックスを使って、MIDI入力ポートの有効/無効を切り替えます。ポートが無効の場合、そのMIDIソースからは録音できません。
「デバイス」または「ポート」フィールド: 使用可能な各MIDIデバイスまたはポートの名前が表示されます。削除されているか無効（グレイ表示）になっているMIDIデバイスは、そのフィールドを選択し、Deleteキーを押すことで削除できます。
選択されていないデバイスとポートは、ソフトウェア音源トラックのトラックインスペクタの「MIDI入力」ポップアップメニューには表示されません。トラックパラメータを編集するを参照してください。

注記: LCDのMIDIアクティビティディスプレイには、このウインドウで選択されているかどうかにかかわらず、すべてのMIDI入力ポートの受信MIDIメッセージが表示されます。MIDIイベントをモニタリングする/リセットするを参照してください。

状況によっては、ハードウェアデバイスで同じMIDI入力ポートを使用して、Logic Proおよびその他のソフトウェアアプリケーションの両方と通信すると、大量のMIDIデータストリームが送信されて、再生時にアーチファクトが発生したり、プロジェクトが破壊されたりすることがあります。例えば、オーディオインターフェイスの1つの仮想USB MIDIポートで、ミキサーソフトウェアと Logic Proの両方にMIDI SysExデータストリームが継続的に送信される場合などです。Logic Proをハードウェアデバイスやその他のアプリケーションと同時に使用しているときにこうした問題が発生する場合は、「MIDI」の「入力」設定で、ほかのソフトウェアアプリケーションが使用している特定のMIDI入力ポートを無効にできます。

問題の原因が大量のMIDIデータストリームによるものかどうかを調べ、データがどのMIDI入力ポートから送信されているかを判別するには、MIDIモニタリングアプリケーションを使用します（インターネットから無料のMIDIモニタリングアプリケーションを入手できます）。SysExデータが送信されるポートについては、お使いのMIDIハードウェアデバイスのマニュアルも参照してください。

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Mac用Logic Proユーザガイド

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