Mac用Logic ProでSession Playerを使ってみる

Session Playerを使って、仮想のBass Player、Keyboard Player、Drummerをプロジェクトに追加することができます。Session Playerには幅広い音楽スタイルがそろっています。スタイルごとに固有のパッチがあります。Session Playerプリセットを選択したり、定義済みのリズムパターンを選択または独自のパターンを作成したり、設定を編集して演奏を調整したり、ライブラリからほかのパッチを選択したりできます。

Session Playerを操作するには、デフォルトのリージョンタイプとしてSession Playerを指定したソフトウェア音源トラックを追加するか、ソフトウェア音源トラックにSession Playerリージョンを追加します。リージョンパラメータはSession Playerエディタで編集します。

図。トラック領域のKeyboard Player、Bass Player、Drummer、およびSession Playerエディタ。

Session Playerリージョンがあるトラックを追加する

Logic Proで、トラックヘッダの上の「トラックを追加」ボタンをクリックします。
「新規トラック」ダイアログで、「Drummer」、「Bass Player」、または「Keyboard Player」をクリックします。
「作成」をクリックします。
ソフトウェア音源トラックと8小節のリージョンが1つ追加され、Session Playerのデフォルトのパッチがトラックに読み込まれます。

別のSession Playerスタイルを選択する

Logic Proのトラック領域でSession Playerリージョンを選択します。
Session Playerエディタで、「Session Player」ボタンをクリックします。
「Session Player」ダイアログから新しいスタイルを選択します。

別のSession Playerプリセットを選択する

Session Playerスタイルごとにさまざまなプリセットが用意されています。これらのプリセットは、Session Playerエディタの左側の「プリセット」ポップアップメニューに表示されます。

Logic ProのSession Playerエディタで、「プリセット」ポップアップメニューをクリックしてプリセットを選択します。

プリセットは多数のリージョン設定から成っており、Session Playerエディタに表示されます。

プリセットの複雑さや強さを調整する

Logic ProのSession Playerエディタで、「複雑さ」スライダまたは「強さ」スライダをドラッグして演奏を調整します。

リズムパターンを選択する

Logic ProのSession Playerエディタで、「パターン」ボタンをクリックして「パターン」ダイアログを開き、Session Playerが従うリズムパターンを選択します。
注記: Drummerには複数の「パターン」ボタンがあり、さまざまなキットピースに合わせて各種のパターンを選択することができます。

Session Playerエディタでの変更または選択内容は選択したリージョンにのみ影響し、トラック全体には影響しません。プロジェクトでのSession Playerの使い方について詳しくは、Session Playerの概要を参照してください。

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