Macの「メモ」でスマートフォルダを使用する
スマートフォルダを作成して、タグ、名前の言及、チェックリスト、メモを作成/編集した日付などの、指定した条件でメモを分類することができます。
スマートフォルダを作成する
カスタムのスマートフォルダを作成し、指定した条件でメモを整理することができます。スマートフォルダにはメモが格納されるのではなく、ほかのフォルダ内にあるメモへの参照が格納されます。スマートフォルダをロックしたり、サブフォルダに変えたり、共有したりすることもできません。ただし、共有メモを参照することはできます。
Macの「メモ」アプリケーション
で、以下のいずれかの操作を行います: サイドバーで「新規フォルダ」をクリックして、表示されるダイアログで「スマートフォルダに変換」を選択します。
「ファイル」＞「新規スマートフォルダ」と選択します。
スマートフォルダの名前を入力します。
スマートフォルダにメモを取り込むための条件を指定します。
最初のルールを設定する: 1番目のポップアップメニューをクリックし、オプション（「タグ」、「作成日」、「編集日」など）を選択してから、ほかの利用可能なメニューを使ってルールを完成させます（1番目のポップアップメニューで選択した項目によって異なります）。
例えば、チェック済み項目のチェックリストを含むメモのみを取り込むには、最初のポップアップメニューから「チェックリスト」、次のポップアップメニューから「チェック済み」を選択します。
ルールを追加する/削除する: 追加ルールを作成するには、「追加」ボタン
をクリックします。ルールを削除するには、「削除」ボタン 
をクリックします。複数のルールの検索範囲を設定する: 2つ以上のルールがある場合は、「名前」フィールドの下のポップアップメニューを使用して、条件のいずれかを満たすメモ、またはすべてを満たすメモのどちらをスマートフォルダに取り込むかを選択します。
ヒント: タグのないメモのみを含むスマートフォルダを作成するには、最初のポップアップメニューで「タグ」を選択してから、ほかのポップアップメニューで「タグなしのメモのみ」を選択します。
「OK」をクリックします。
フォルダをスマートフォルダに変換する
フォルダをスマートフォルダに変換すると、その中のメモはすべて「メモ」フォルダに移動され、「#＜フォルダ名＞」のタグが付きます。この操作は取り消せません。
Macの「メモ」アプリケーション
で、変換したいフォルダをサイドバーでクリックします。サイドバーが表示されていないときは、「表示」＞「フォルダを表示」と選択します。フォルダ名の横にある「その他」ボタン
をクリックし、「スマートフォルダに変換」を選択してから、「変換」をクリックします。共有されているフォルダ、ロックされたメモや共有メモが含まれるフォルダ、サブフォルダのあるフォルダは変換できません。
スマートフォルダを編集する
スマートフォルダの名前を変更したり、フィルタの1つを変更したり、フィルタを追加したりできます。スマートフォルダには1つ以上のフィルタが必要です。
Macの「メモ」アプリケーション
で、以下のいずれかの操作を行います: ポインタをスマートフォルダの上に置き、「その他」ボタン
をクリックしてから、「スマートフォルダを編集」を選択します。Controlキーを押したままスマートフォルダをクリックしてから、「スマートフォルダを編集」を選択します。
必要に応じて以下の操作を行います:
スマートフォルダの名前を変更する: 「名前」フィールドに新しい名前を入力します。
スマートフォルダに取り込まれるものの条件を変更する: ルールを削除するには、「削除」ボタン
をクリックします。ルールを追加するには、「追加」ボタン をクリックします。ルールを変更するには、ポップアップメニューを使用します。
サイドバーでスマートフォルダを移動することもできます。フォルダを目的の位置にドラッグするだけです。
スマートフォルダを削除する
Macの「メモ」アプリケーション
で、以下のいずれかの操作を行います: サイドバーでスマートフォルダをクリックし、「編集」＞「削除」と選択します。
ポインタをスマートフォルダの上に置き、「その他」ボタン
をクリックしてから、「フォルダを削除」を選択します。Controlキーを押したままスマートフォルダをクリックしてから、「フォルダを削除」を選択します。
「削除」をクリックします。
スマートフォルダを削除してもその参照先のメモは削除されず、それぞれのフォルダに残ります。