Macで「メモ」を使用して、スキャンした書類を管理する
iOS 12以降を搭載したiPhoneまたはiPod touch、またはiPadOS 13以降を搭載したiPadがある場合、そのデバイスを使って書類をスキャンし、スキャンした書類を「メモ」アプリケーション内のメモに追加できます。
Macの「メモ」アプリケーションでは、スキャンした書類を表示して、トリミングしたり、フィルタを適用したり、回転させたり、名称変更したりできます。
スキャンした書類を表示する
Macの「メモ」アプリケーション で、以下のいずれかの方法で、スキャンした書類を探します:
追加したメモの中を探します。
スキャンした書類を名称で検索します。
添付ファイルブラウザを開き、「スキャン」セクションまたは「書類」セクションの中を探します。
注記: macOS 10.14以降、およびiOS 12以降またはiPadOS 13以降を使用している場合は、iPhoneまたはiPadのカメラから直接書類をスキャンすることもできます。メモ内で行の開始位置をクリックし、「ファイル」>「iPhoneまたはiPadから挿入」と選択してから、「書類をスキャン」を選択し、iPhoneまたはiPadで書類をスキャンして、メモに挿入します。カメラの連係機能で写真やスキャンを挿入するを参照してください。
必要に応じて以下の操作を行います:
スキャンした書類をプレビューする: 書類を選択し、スペースバーを押します。
スキャンした書類を開く: スキャンした書類をダブルクリックします。
「スキャンした書類」ウインドウで開きます。このウインドウでは、マークアップしたり、その他の編集を実行したりできます(詳しくは以下のタスクを参照してください)。
ヒント: スキャンした書類の全体的な表示を拡大または縮小するには、「拡大」ボタン または「縮小」ボタン をクリックします。トラックパッドでピンチして拡大/縮小したり、トラックパッドをダブルタップして2倍のサイズに拡大したりすることもできます。
スキャンした書類をトリミングする
スキャンした書類をトリミングして、書類の特定の領域に注目したり、不要な部分を削除したりできます。
警告: マークアップツールで書類に注釈を付けた場合、イメージをトリミングすると、その編集内容は削除されます。
Macの「メモ」アプリケーション で、メモ内にあるスキャンした書類をダブルクリックして、「スキャンした書類」ウインドウで開きます。
「トリミング」ボタン をクリックします(またはTouch Barを使用します)。
調整ハンドルをドラッグして、スキャンした書類内で残したい領域を囲みます。
変更が終了したら、以下のいずれかの操作を行います:
変更を保存する: 完了」をクリックします。
変更を保存せずにトリミングを中止する: Escape(Esc)キーを押すか、「キャンセル」をクリックします。
スキャンした書類にフィルタを適用する
スキャンした書類に4つのフィルタのいずれかを適用して、見た目を変更できます。
Macの「メモ」アプリケーション で、メモ内にあるスキャンした書類をダブルクリックして、「スキャンした書類」ウインドウで開きます。
「フィルタを適用します」ボタン をクリックします(またはTouch Barを使用します)。
適用するフィルタをクリックします(またはTouch Barでタップします)。
スキャンした書類を回転させる
スキャンした書類を手動で回転させて、目的の方向に向けることができます。
警告: マークアップツールで書類に注釈を付けた場合、イメージを回転させると、その編集内容は削除されます。
Macの「メモ」アプリケーション で、メモ内にあるスキャンした書類をダブルクリックして、「スキャンした書類」ウインドウで開きます。
「回転」ボタン をクリックします(またはTouch Barを使用します)
書類を複数回回転させて、目的の方向に向けることができます。
ヒント: 回転の方向を逆にするには、Optionキーを押したまま「回転」ボタン をクリックします。
スキャンした書類を名称変更する
デフォルトでは、スキャンした書類には自動的に名前が付けられます(「スキャンした書類」など)。この名称は変更できます。
Macの「メモ」アプリケーション で、メモ内にあるスキャンした書類を選択して、「編集」>「添付ファイルを名称変更」と選択します。
新しい名称を入力し、「保存」をクリックします。